原始人

げんしじん
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

チェコ生まれの舞台俳優でかつて「パンドラの箱」に出演したフランシス・レデラーの主演映画で、「女性暴君」「客間の燭台」のエルッザ・ランディが共演するもの。原作はエンスウォール・モーガンの小説で、作者自ら「仮面の米国」のハワード・J・グリーンと共同して脚色にあたり、「空軍の覇者」「山荘の殺人」のJ・ウォルター・ルーベンが監督し、カメラは「猟奇島」「おしゃれ牧場」のヘンリー・ジェラードが受け持った。助演者は「シナラ」「謎の真空管」のヘンリー・スチヴンソン、「心の青空」のJ・ファーレル・マクドナルド、「明日は晴れ」のウォルター・バイロン、新人ステフィ・デューナ等。

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「原始人」のストーリー

酋長の孤児アイゴはイヌイット全村にも比肩する者のない狩猟の達人であった。北極の王者に適わしく、彼の妻には村第1の美女グィナナが選ばれた。ある日アイゴが狩猟に赴いて帰ると、村にはイギリスの極地探検隊の一行が来ていた。隊長はベジル・ペンバートン卿で従者マイケルとお共に、アイゴの助力を乞うた。アイゴは快諾して卿とマイケルと共に探検船へと急いだ。折から身重になっていたグィナナは村に残って夫の帰りを待つこととなる。アイゴには銃を始め種々の文明の利器が驚異の的と思われたが、特に彼の心を引いたのは、卿の机上に置かれた卿の令嬢ジェーンの写真を魂だと思い、その魂は彼にやさしくしてくれると考えた。それで北極熊捕獲の際に足に大負傷をした時も、金色の魂が必ず癒してくれると幻想して苦痛も感じなかった。卿は故国に帰る時アイゴの乞いを納れて彼をイギリスへ伴った、アイゴはジェーンを見て彼女が以外に冷淡であるのに失望した。そこで彼女はアイゴが滞在している間はやさしくしてやる様に、と父から頼まれた。アイゴはやさしくなったジェーンにエリックという許婚者がいるとはしれず喜びの日を送る。ある日彼女はアイゴに煙草を与え、彼がむせると酒を飲ませた。酒は彼の血を沸き立たせ、彼は原始人の野生に目覚めて、ジェーンを掻き抱いた。彼女は怖れ驚いて、お前のような野蛮人は大嫌いだという。幻滅を感じたアイゴは空ろになった魂を抱いて故郷へ帰った。故郷では妻のグィナナが留守の間に生まれた幼児を抱いて迎えた。しかしアイゴは昔日の狩猟の勇者ではなく、いわば生ける屍だった。妻を始め、村民は皆歎いた。ある日村の人々が狩猟へ赴こうとするとき、幼いアイゴの息子がもりを打つ真似をした。それを見たアイゴは夢から覚めた様に、立ち上がりもりをつかんで発止と投げた。そして声高く村人に待てと叫んでそりへ飛び乗ったのである。グィナナは喜び笑って見送るのだった。

「原始人」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「原始人」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1934
製作会社 RKOラジオ映画
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 3/8

渡部豪太(1986)

コスメティックウォーズ

化粧品業界の裏側に切り込んだヒューマンドラマ。老舗化粧品会社のロングセラー商品の機密情報を盗み出すため、産業スパイとして潜入した三沢茜。だが化粧品を作る社員たちと触れ合っていくなか、その熱い想いに触れ、茜は次第に自分の行為に疑問を感じ始める。出演は「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の大政絢、「夏休みの地図」の奥菜恵、「海南1890」の渡部豪太、「東京PRウーマン」の井上正大、「校庭に東風(こち)吹いて」の柊子、「GONIN サーガ」の松本若菜、「The Room」の尚玄、「天空の蜂」の森岡豊、「映画 深夜食堂」の高岡早紀。監督は「東京PRウーマン」の鈴木浩介。音楽を「十三人の刺客」「貞子vs伽椰子」の遠藤浩二が担当する。

海難1890

1890年に和歌山県で起きたオスマン帝国の親善訪日使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号の海難事故、そして1985年イラン・イラク戦争時にテヘランに残された日本人の救出にトルコが尽力した史実に基づき、日本・トルコ両国の絆や危険を押してでも助けようとする人々を描いた人間ドラマ。エルトゥールル号編とテヘラン救出編の二部で構成される。監督は「利休にたずねよ」が第37回モントリオール世界映画祭最優秀藝術貢献賞に輝いた田中光敏。海難事故に遭遇した医師を「臨場・劇場版」の内野聖陽が演じ、「マイ・バック・ページ」の忽那汐里やトルコ人俳優ケナン・エジェが二役で出演。外務省の後援や、トルコ政府全面協力を受け制作された。
鮎川いずみ(1951)

必殺!III 裏か表か

闇の金融集団と闘う仕事人たちの姿を描く“必殺!”シリーズ第三弾。脚本は「必殺!」の野上龍雄、保利吉紀、中村勝行の共同執筆。監督は「逃がれの街」の工藤栄一。撮影は「必殺! ブラウン館の怪物たち」の石原興がそれぞれ担当。

必殺! ブラウン館の怪物たち

徳川家康が建てたという黒谷屋敷の謎をかぎつけた倒幕派と外国人グループと戦う仕事人たちを描く。昨年公開された「必殺!」の第二弾。脚本は「哀しい気分でジョーク」の吉田剛、監督は「港町紳士録」の広瀬襄、撮影は「必殺!」の石原興がそれぞれ担当。

NEW今日命日の映画人 3/8

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