拳銃を売る男

けんじゅうをうるおとこ
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

昨53年、イタリアへ現地ロケして撮影された作品で、製作者ノエル・カレフの書き下ろしストーリイをアンドレア・フォルサノが脚色し監督した。撮影は「愛人ジュリエット」のアンリ・アルカン、音楽はG・C・ゾンツァニオ「空行かば」の担当。出演者はポール・ムニ「暗黒街の顔役(1932)」、ジョーン・ローリング「善人サム」の2人がアメリカ俳優で、他はすべてイタリア俳優がキャストされている。即ち子役のヴィトリオ・マヌンタ、ルイザ・ロッシ「シーラ山の狼」、アルド・シルヴァニ「平和に生きる」、アーノルド・フォア、アルフレッド・ヴァレッリ、エレナ・マンソンら。

「拳銃を売る男」のストーリー

イタリアのある港町。喰いつめた1人の男(ポール・ムニ)が密航しようとしたが、2万5000リラ必要だった。男は古道具屋のペロニ親父に、持っていた拳銃を売ろうとしたが彼は買ってくれない。その頃町にはサーカスがかかっていた。少年のジアコモ(ヴィトリオ・マヌンタ)はサーカスを見たいものだと思ったが、家で洗濯女をして労働している母(ルイザ・ロッシ)は、彼の願いなどかえりみず、叱りつけて洗濯物の配達と牛乳を買って来る用事をいいつけた。ジアコモは使いの途中、友達と「おはじき」の賭けをして持っていたお金をおはじきにかえてしまったので、牛乳が買えなくなった。が、とにかく洗濯物をプッシイ家へ届けに行った。そこの女中アンジェラ(ジョーン・ローリング)は、その洗濯物をくすねようと思い、ジアモコに彼女のアパートまでとどけるようたのんだ。そこへプッシイ氏があらわれ、彼女の悪事を見破ったが、その夜アンジェラのアパートへ行くことを条件に彼女の罪を許した。ジアコモは牛乳壜をさげて食料品店に行くと、そこには、ペロニに拳銃を売ろうとした男も来ていた。ジアコモは隙を見て牛乳を壜につめ逃げ出した。男もロール・パンを盗もうとした。そのとき店の女が騒ぎたてたので、男は思わず女を絞殺し、ジアコモと同じ方向へ逃げ出した。こうして警官に追われた男とジアコモは一緒になって町を逃げまわることになった。2人は廃墟の焼ビルに身をひそめたが、警察の手は次第に追って来た。夜にまぎれてそこを出ようとした男は警官の銃弾で腕をうたれ、ジアコモの助けですぐ隣のアンジェラのアパートへ逃げ込んだ。アパートは警官隊に包囲された。そこへアンジェラとプッシイ氏が来たが、この騒ぎを口実にアンジェラだけが自分の部屋へ入って行った。彼女は男の姿を見ても慌てず、傷の手当をしてやり、酒を飲ました。男がねむったと見て、アンジェラはそっと部屋を出ようとしたが、男は急に起きて彼女の裏切りを責めた。この様子を見てジアコモは、はじめて男が殺人犯であることを知り自首をすすめた。警官隊の指示に従って、ジアコモが先に出た。つづいて男が出て行こうとすると警官隊は男に一せい射撃を浴びせかけた。

「拳銃を売る男」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「拳銃を売る男」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1953
製作会社 U・A映画
配給 松竹洋画部
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/13

キャンディス・アッコラ(1987)

デッドガール(2008)

学生たちが、廃墟となった病院に裸のまま繋がれていたいくら嬲っても死なない女に、凌辱を加える猟奇的なスリラー。2008年トロント国際映画祭などの映画祭で上映され、あまりにも異常な狂気が物議を醸した。監督は「チャーリー 世界一かわいい犬と僕が伝えたいこと」(未)のマルセル・サーミエント。さえない学生を「赤ずきん」のシャイロー・フェルナンデスが、さえない学生が思いを寄せる女子を「オン・ザ・ドール」(未)のキャンディス・アッコラが、何をされても死なない女を本作が映画デビュー作となったジェニー・スペインが、女が死なないのをいいことに好き放題し次第に狂気に陥っていく友人を「LOOPER/ルーパー」のノア・セガンが演じる。
シオバン・ファロン(1961)

ホワッツ・イン・ザ・シェッド

「ブラッドナイト」のフランク・サバテラ監督によるホラー。スタンの家にある小屋から怪しげな声が聞こえてくるようになり、不審者を追い出そうと小屋の中に入った者が次々に八つ裂きに。友人のドマーは、これで嫌な奴らに仕返しができると言い出すが……。出演は「X-DAY 黙示録」のジェイ・ジェイ・ウォーレンほか。特集『未体験ゾーンの映画たち2021』にて上映。

ハウス・ジャック・ビルト

第71回カンヌ国際映画祭に出品され、過激な描写で物議を醸したラース・フォン・トリアーの問題作。1970年代のワシントン州。建築家を志す独身の技師ジャックは、ある出来事をきっかけに、アートを創作するかのように、殺人に没頭するようになる……。出演は「マイ・ライフ・メモリー」のマット・ディロン、「エレニの帰郷」のブルーノ・ガンツ、「ニンフォマニアック Vol.1」のユマ・サーマン。

NEW今日命日の映画人 5/13

ドリス・デイ(2019)

ニューヨークの大停電

クロード・マグニアの舞台劇を、この映画製作者で「マーメイド作戦」のエヴェレット・フリーマンと「ベン・ハー(1959)」のカール・タンバーグが脚色、「恐怖の蝋人形」のハイ・アヴァーバックが監督したコメディ。撮影は「レッド・リバーのガンマン」のエルスワース・フレデリックスのニューヨーク・ロケ、音楽は「卒業」のデーヴ・グルーシンが担当した。出演は「おしゃれスパイ危機連発」のドリス・デイ、「プレイラブ48章」のロバート・モース、「大進撃」のテリー・トーマス、「アルバレス・ケリー」のパトリック・オニールほか。製作は、脚本担当のエヴェレット・フリーマンとマーティン・メルチャー。

おしゃれスパイ危機連発

「独身アパート」のフランク・タシュリンとジェイ・ジェイソンが脚本を書き、タシュリンが監督したコメディ。撮影は「華麗なる激情」のレオン・シャムロイ、音楽は「飛べ! フェニックス」のフランク・デヴォールが担当した。出演は「ただいま熱愛中」のドリス・デイ、「ハワイ」のリチャード・ハリス、「ねえ!キスしてよ」のレイ・ウォルストン、「アパートの鍵貸します」のジャック・クラシェンほか。製作はアーロン・ローゼンバーグとマーティン・メルチャー。