ここが見どころ
「頓珍漢ミイラ取り」「旅鴉子供連れ」と同じくバート・ウィーラーとロバート・ウールジーが主演する映画で、「ロジタ(1936)」のナット・ペリンが俳優として名あるベニー・ルービンと協力して書き下ろしたシナリオによって「クーパーの餓鬼大将」「アフリカは笑ふ」のエドワード・クラインが監督し、「頓珍漢ミイラ取り」のジャック・マッケンジーが撮影したものである。助演者は新顔のマージョリー・ロード、「マルクス一番乗り」のエスター・ミューア、パトリシア・ワイルダー、ラッセル・ヒックスその他である。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「喧嘩商売」のレビューを書く
「喧嘩商売」のストーリー
ウィリアム・ホッブスとクロード・ホートンは共同で製薬会社を経営しているが朝から晩まで意見の衝突で喧嘩ばかりしているので、顧問弁護士ディルウィグはその都度、共同経営解消手続きを作らされては無駄になるため大いに弱っていた。店の外交員トニイが大切な顧客アップルゲート氏を連れて来るという直前に、またも二人は喧嘩をはじめたのでディルウィグは二人が相撲をとって、負けたほうが従僕となることにし、従僕が反抗した時にはそのたびに100ドルの罰金を支払う契約書を作る。試合の結果ホッブスが負け、向こう1年間ホートンの従僕にならねばならぬ。契約によってこの訳は他人に言えないことになっているので、大いに弱ったホッブスは恋人フロレンスを避暑に行かせ、自分は泣く泣くホートンの家の従僕になった。ところがホートンは早くホッブスを降参させてやろうと、フロレンスを避暑地から呼び戻して夜会に招き、その席上でホッブスをいじめてやろうとする。ホッブスはそれに気づくと他の召使を全部追い払って夜会が開けないようにするが、ホートンはすぐ新しい雇人を集めて夜会を開くことにする。さらばとホッブスは知り合いのガーディーという女とその仲間を雇い入れる。こんな給仕では役に立たないと言わせるつもりだが、ホートンは案外平気である。夜会の席で果たしてホッブスは散々な目に合い、フロレンスには愛想を尽かされるのでなんとかして契約書を盗み出そうとする。この夜トニイはホートンをだまして不利な契約書を作らせ明朝客に渡そうとするが、弁護士に見つかれば反対されるに決まっているので、なんとかしてその晩に盗み出そうとする。ホートンは新しく雇い入れた召使たちを怪しいと見て警戒している間に、いろいろ騒動があった末、とうとう契約書は盗まれてしまう。ところが一番怪しんでいた召使たちが大活躍をして、無事に会社の契約書を取り戻してくれた。ホートンとホッブスの契約書は二人が署名していない無効のものだったので弁護士は二人に和解を勧めて破棄する。これでホッブスは従僕の地位から解放され、フロレンスの愛も取り戻すことができたが、散々懲りた後にもホートンとホッブスとはまたたちまち次の喧嘩を始めるのだった。
「喧嘩商売」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1937 |
製作会社 | RKOラジオ映画 |
レイティング |
「喧嘩商売」のみんなのレビュー
「喧嘩商売」のレビューを書く映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/6
- 岩田剛典(1989)
-
名も無き世界のエンドロール
小説すばる新人賞を受賞した行成薫による同名小説を「累 かさね」の佐藤祐市監督が映画化。強い絆で結ばれた幼馴染みのキダとマコト。2人は10年もの歳月をかけて、表と裏それぞれの社会でのし上がり、ある女性に近づきプロポーズをしようとするのだが……。出演は「AI崩壊」の岩田剛典、「十二人の死にたい子どもたち」の新田真剣佑。 -
新解釈・三國志
「今日から俺は!!劇場版」の福田雄一監督・脚本の下、『三国志』を新解釈で描く歴史エンターテインメント。今からおよそ1800年前。中華統一を巡り、魏・蜀・呉の三国に分かれて群雄割拠していた時代。民の平穏を願う男、劉備が立ち上がるが……。出演は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の大泉洋、「ヲタクに恋は難しい」のムロツヨシ、「罪の声」の小栗旬。
NEW今日命日の映画人 3/6
-
該当する人物がいません