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- かっこいい
- ほのぼのとした
- セクシーな
- スカッとする
- 親子で楽しめそう
- 考えさせられる
ここが見どころ
ニューヨークを舞台にかつてある組織に関係していた女が、ひょんなことからその組織に惨殺された一家の生き残りの少年をかくまうことになり、敢然と組織に立ち向う姿を描くアクション映画。製作はサム・ショウ、監督・脚本は俳優としても知られる「アメリカの影」のジョン・カサヴェテス、撮影はフレッド・シュララー、音楽はビル・コンティ、編集はジョージ・C・ビラセア、美術はレネ・ドーリアック、衣裳はペギー・ファーレルが各々担当。出演はジーナ・ローランズ、バック・ヘンリー、ジュリー・カーメン、ジョン・アダムズ、ジェシカ・カスティロ、バジリオ・フランチナなど。
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「グロリア(1980)」のストーリー
サウス・ブロンクスのあるアパートに、数人のライフルを持った男たちが、取り囲んでいた。彼らが狙うのは、そのアパートに住むジャック(バック・ヘンリー)を主人とするプエルトリコの一家だった。彼の妻ジェリ(ジュリー・カーメン)、祖母、そして10歳の姉と6歳のフィル(ジョン・アダムズ)らは、この物物しい事態の中でうろたえていた。実はジャックはある組織の会計係を担当しており、その組織の大金のありかをFBIに洩らしたことから、彼らに命を狙われるはめになったのだった。フィルら一家が恐怖に襲われている時、同じフロアに住むグロリア(ジーナ・ローランズ)という女性がドアをノックした。彼女は、コーヒーを借りにジャックの家を訪ねて来たのだが、その異様な空気を敏感に感じ取り、ジャックのフィルを預かってくれという突然の願いを聞き入れた。そしてさらにジャックは詳細の秘密を記したノートをフィルに託した。子供嫌いのグロリアが、いやがるフィルをつれて部屋に戻った瞬間、ジャックの部屋では大爆発が起き、グロリアは一家が惨殺されたことを知った。翌日の新聞では、グロリアが一家を殺し、フィルを誘拐したと報じた。やがて、アパートを脱出した2人は、組織から追われる身になった。ひとまずリバーサイド・ドライブのグロリアの姉の部屋に身を隠す2人だったが、そこにも組織の手がのびたため、グロリアはある覚悟を決めた。グロリアと名のるこの女は、実はショーガール出身で、例の組織のボス、トニー・タンジーニ(バジリオ・フランチナ)の情婦だった女なのである。昔の仲間を敵にまわすはめになった彼女は、しかし、この6歳の少年を守ることに全てを賭ける気持ちになっていた。銀行から持ち金をすべて引き出し、フィルを連れてタクシー、地下鉄、バスを利用して、ニューヨーク中を、身を隠す場所を求めて逃げ回った。はじめは自分に冷たくあたるグロリアを「ブタ」と呼び、なじまなかったフィルも、今では完全に頼る気持ちになっていた。そして、高級ホテルに最後の本拠地をかまえた時には、フィルはグロリアを母のように慕っていた。この逃避行に決着をつけることを考えたグロリアは、遂にボスのタンジーニに連絡をつけた。そしてフィルに「3時間待って私が戻ってこなかったら、ひとりでピッツバークヘ行きなさい。そこで待っているから」と告げると、例のノートをもってタンジーニのマンションへと向かった。グロリアほ3時間たっても戻らず、フィルはひとリピッツバーグヘ向かった。不安な面持ちで約束の墓地を歩き回るフィルの前にやがて、1台のタクシーが止まり、中からひとりの老婦人が降りてきた。その老婦人こそ、変装して無事に駆けつけたグロリアなのだった。
「グロリア(1980)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1980 |
公開年月日 | 1981年2月28日 |
上映時間 | 123分 |
製作会社 | コロムビア作品 |
配給 | コロムビア映画 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | モノラル |
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