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学生同志のさわやかな恋物語。監督は製作も兼ねたアラン・J・バクラ。ジョン・ニコルズの原作をアルヴィン・サージェントが脚色。撮影はミルトン・クラスナー、音楽はフレッド・カーリンが担当。出演は新人ライザ・ミネリ、ウェンデル・バートン、ティム・マッキンタイアーなど。
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「くちづけ(1969)」のストーリー
入学の希望に旨をはずませて大学に向かっていた勉強家のジェリー(ウェンデル・バートン)は、途中で“プーキー”(ライザ・ミネリ)と呼ばれている、おかしな女の子を知った。彼女もジェリーの学校の近くの大学へ行くところであった。彼は、最初から彼女の茶目っ気ぶりに驚かされてしまった。学校についたジェリーは学生寮に入り、シュマッチャー(ティム・マッキンタイアー)と同室になった。プーキーが突然寮を訪れたのは、それから間もなくのことだった。初めはそのあつかましさにあきれていたジェリーも、このファニー・フェースの不思議な女の子に、次第に魅かれていった。そして、ある週末に2人は初めてくちづけをかわした。10月の湖畔での、ブランコと凧上げ遊び、激しく燃える心はやがて互いの肉体を求め合った。プーキーに夢中になったジェリーの学業成績は低下した。そこでシュマッチャーの提案もあり、クリスマス休暇に山ごもりして、勉強することにした。この話を聞き、プーキーは傷つけられたが、結局2人は別々に休暇をすごすことにしたが、再会した2人の気持には、どこかずれがあった。そして年に1度の寮のパーティで、プーキーは反抗的な言動に出て、学生をいかさまと言い、シュマッチャーをホモだときめつけた。シュマッチャーはやがて自分でカレッジを去って行った。ジェリーは、彼がプーキーを許してくれたことを彼女に告げた。やがて復活祭の休暇がやってきた。プーキーの懇願で、ジェリーは彼女といっしょにその休暇をすごすことになったが、激しく求めあっても、陽気にはしゃいでも、冷たいものが2人の間をへだてていた。そして、休暇が終わった時、プーキーの姿はジェリーの前から消えていた。ジェリーは、あてどなく彼女の姿を求めてさまようのだった。(パラマウント配給*1時間48分)
「くちづけ(1969)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1969 |
公開年月日 | 1970年2月28日 |
製作会社 | アラン・J・パクラ・プロ製作 |
配給 | パラマウント |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
「くちづけ(1969)」のみんなのレビュー
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今日は映画何の日?
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誰もがそれを知っている
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊
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