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レオナード・カウフマンのストーリーを、アーニー・コーガンと「海底世界一周」のアート・アーサーが脚色、同じく「海底世界一周」のアンドリュー・マートンが監督したコメディ。撮影はハワード・ウィナー、音楽はサミュエル・マトロフスキー、特殊効果はハワード・アンダーソンが担当した。出演はTVのコメディアンで映画出演のスーピー・セールズ、「私はそんな女」のタブ・ハンター、「サイレンサー 沈黙部隊」のアーサー・オコンネルとビヴァリー・アダムスなど。製作総指揮がアイヴァン・トース、製作担当がスタンリー・コルバート。
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「空中スパイ野郎」のストーリー
メルビン教授(スーピー・セールズ)が極秘の仕事のため、ケープ・ケネディにやって来た。宇宙計画のチーフ、スミスバーン将軍の率いる500万ドルのロケット装置にほこりがたまり、メルビンはそれを除くためにやって来たのだ。彼を追って敵側のスパイも基地にもぐりこんだ。ある日メルビンはチンパンジーを連れて不思議な機械装置のある部屋にまぎれこんでしまった。その時、足音が聞こえたので彼は機械装置の中に隠れたのだが、その機械はなんと人間をイオン化し、鳥のように空中を飛べるようにする装置だった。彼はとっさに重い植木鉢をかかえ、やっとホテルに帰りついたが、植木鉢を離したとたん、空中に舞い上がってしまった。彼を追うスパイも、彼に好意をよせる女性も、ただぼう然とするばかり。彼をもとの人間に返してくれるのは、この機械装置の発明者ウォルド教授だけだ。メルビンはオートバイにがっちりと体を結びつけて教授の家へ駆けかけつけた。しかし教授は留守で、娘のクローディーヌがお相手をしてくれた。2人して車で出かけたが、車を降りたとたん、メルビンはまたまた空中へ。クローディーヌは父に連絡し父娘は無線で、イオン室の技師に連絡をとる。その時メルビンは海上をふわりふわり。沿岸警備隊も出動して地上は大さわぎだったがメルビンは無事、地上にまいもどり、普通の人間に返った。彼は空を飛ぶ力こそ失ったが、かわいいクローディーヌの、心を射とめた。
「空中スパイ野郎」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1966 |
公開年月日 | 1966年11月5日 |
製作会社 | アイヴァン・トース・プロ |
配給 | コロムビア |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
「空中スパイ野郎」のみんなのレビュー
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今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/1
- ハビエル・バルデム(1969)
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誰もがそれを知っている
「別離」「セールスマン」のアスガー・ファルハディ監督が、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムを主演に迎えたサスペンス。スペインの故郷で久々に再会したラウラの家族と幼なじみ。しかし、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、家族の秘密と嘘が綻び始める。共演は「しあわせな人生の選択」のリカルド・ダリン、「マジカル・ガール」のバルバラ・レニー。撮影監督は「エル・スール」「ボルベール 帰郷」のホセ・ルイス・アルカイネ。 -
パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊
ジョニー・デップ主演の大ヒットシリーズ第5弾。海の死神サラザールが魔の三角地帯から解き放たれ、ジャック・スパロウへの復讐を目論む。それを阻止するためジャックは、“ポセイドンの槍”を手に入れようと、新たな仲間と大海原へ繰り出してゆく……。共演は「007 スカイフォール」のハビエル・バルデム、「キング・オブ・エジプト」のブレントン・スウェイツ、「メイズ・ランナー」のカヤ・スコデラリオ。メガホンを取ったのは、「コン・ティキ」のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ。
NEW今日命日の映画人 3/1
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ユニバーサル・ソルジャー ザ・リターン
死んだ兵士を戦闘マシーンとして蘇生させるプロジェクト“ユニバーサル・ソルジャー”で甦った男の戦いを描くSFアクション。1992年に公開された「ユニバーサル・ソルジャー」の続編。監督はミック・ロジャース。主演は前作に引き続きジャン=クロード・ヴァン・ダム。 -
ポストマン(1997)
荒廃した近未来のアメリカを舞台に、人々に希望をもたらす郵便配達人(ポストマン)の姿を描いたアクション・ロマン大作。監督・主演は「ウォーターワールド」「ティン・カップ」のケヴィン・コスナーで、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」に次ぐ7年ぶりの監督第2作。脚本はデイヴィッド・ブリンの同名小説(邦訳・ハヤカワ文庫)を基に、エリック・ロスと「ライアー」のブライアン・ヘルゲランドの共同。製作はコスナーと彼のパートナーのジム・ウィルソン、「ロング・キス・グッドナイト」のスティーヴ・ティッシュ。撮影は「モアイの謎」のスティーヴ・ウィンダン。音楽は「ファーザーズ・デイ」のジェームズ・ニュートン・ハワード。美術は「ワイアット・アープ」のアイダ・ランダム。編集は「ウォーターワールド」のピーター・ボイル。共演は「追いつめられて」でコスナーと共演した「コピーキャット」のウィル・パットン、英国の舞台女優で本作がデビューとなるオリヴィア・ウィリアムス、「ラブ・ジョーンズ」のラレンツ・テイト、「スネーク・アイズ」「パンサー」のジェームズ・ルッソのほか、ロック・ミュージシャンのトム・ペティが特別出演。