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「夢想の犯罪」をものしたバート・グレノン氏監督作品で、ジェームズ・アシュモア・クリールマン氏が執筆した原作に基づき「ブラッド・シップ」「女ロビンフッド」のフレッド・マイトン氏が台本を作製した。出演者は「大学のブラウン」「バット」のジャック・ピックフォード氏と「寝巻」「無花果の葉」のオリーヴ・ボーデン嬢を始めとして、エディ・グリッボン氏、ウォルター・ロング氏、フランク・ウォング氏等で、カメラは「燃ゆる戦線」「珍雄凱旋」のヴァージル・ミラー氏担任
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「ギャング・ワー」のストーリー
サンフランシスコの暗黒街たる中華街にはブラックジャック・コンネルという頭目とマイクという親分とが各々大勢の乾分を擁して睨み合っていた。この暗黒街に1軒のダンス・ホールがあって踊り子のフラワースという美しい乙女がいた。フラワースの美しさに思いを焦がす男にブラックジャックとダンス・ホールのサキソホン吹きのクライド・バックスターという好青年があった。フラワースにとっては恐しい無頼漢よりは優しい若者のクライドが好ましかった。それでブラックジャック親分の口説にも彼女は少しも耳をかさなかった。ある夜マイクは3台の自動車に一味を分乗させブラックジャックの巣窟の近くに張込んで、立ち現れたブラックジャックに機関銃を浴せた。が殺されたは身代わりの乾分でブラックジャックは命拾いをした。そしてマイクに復讐する機会を待った。フラワースの自宅にクライドが訪ねて来て楽しい恋を語っている宵のこと、ブラックジャックが現れた。フラワースは無頼漢の眼に殺意を認めたので故意にクライドを悪罵し、ブラックジャックに従って出て行った。クライドを手下のウォングという中国人に見張らせてブラックジャックはフラワースと共に教会堂へ結婚しに出掛けた。そこへマイクがやって来てクライドを脅迫してブラックジャックの居所を知ろうとしたが、彼はフラワースの危険を慮って答えなかった。隠れていたウォッグはかくと親分に急報した。教会堂でブラックジャックはフラワースが真実クライドを愛していることを知り、卒然として悟り恋をクライドに譲る決心をした。そしてウォングの知らせに奮起して単身マイクの巣窟へ乗込み一発のもとにマイクを仆した。しかしブラックジャックも致命の1弾を胸に受けて笑いながら死んだ。遠からずフラワースとクライドに幸福が訪れるであろう。
「ギャング・ワー」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1928 |
製作会社 | エフ・ジー・オー映画 |
レイティング |
「ギャング・ワー」のみんなのレビュー
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今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/1
- ハビエル・バルデム(1969)
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誰もがそれを知っている
「別離」「セールスマン」のアスガー・ファルハディ監督が、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムを主演に迎えたサスペンス。スペインの故郷で久々に再会したラウラの家族と幼なじみ。しかし、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、家族の秘密と嘘が綻び始める。共演は「しあわせな人生の選択」のリカルド・ダリン、「マジカル・ガール」のバルバラ・レニー。撮影監督は「エル・スール」「ボルベール 帰郷」のホセ・ルイス・アルカイネ。 -
パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊
ジョニー・デップ主演の大ヒットシリーズ第5弾。海の死神サラザールが魔の三角地帯から解き放たれ、ジャック・スパロウへの復讐を目論む。それを阻止するためジャックは、“ポセイドンの槍”を手に入れようと、新たな仲間と大海原へ繰り出してゆく……。共演は「007 スカイフォール」のハビエル・バルデム、「キング・オブ・エジプト」のブレントン・スウェイツ、「メイズ・ランナー」のカヤ・スコデラリオ。メガホンを取ったのは、「コン・ティキ」のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ。
NEW今日命日の映画人 3/1
- ダニエル・フォン・バーゲン(2015)
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ユニバーサル・ソルジャー ザ・リターン
死んだ兵士を戦闘マシーンとして蘇生させるプロジェクト“ユニバーサル・ソルジャー”で甦った男の戦いを描くSFアクション。1992年に公開された「ユニバーサル・ソルジャー」の続編。監督はミック・ロジャース。主演は前作に引き続きジャン=クロード・ヴァン・ダム。 -
ポストマン(1997)
荒廃した近未来のアメリカを舞台に、人々に希望をもたらす郵便配達人(ポストマン)の姿を描いたアクション・ロマン大作。監督・主演は「ウォーターワールド」「ティン・カップ」のケヴィン・コスナーで、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」に次ぐ7年ぶりの監督第2作。脚本はデイヴィッド・ブリンの同名小説(邦訳・ハヤカワ文庫)を基に、エリック・ロスと「ライアー」のブライアン・ヘルゲランドの共同。製作はコスナーと彼のパートナーのジム・ウィルソン、「ロング・キス・グッドナイト」のスティーヴ・ティッシュ。撮影は「モアイの謎」のスティーヴ・ウィンダン。音楽は「ファーザーズ・デイ」のジェームズ・ニュートン・ハワード。美術は「ワイアット・アープ」のアイダ・ランダム。編集は「ウォーターワールド」のピーター・ボイル。共演は「追いつめられて」でコスナーと共演した「コピーキャット」のウィル・パットン、英国の舞台女優で本作がデビューとなるオリヴィア・ウィリアムス、「ラブ・ジョーンズ」のラレンツ・テイト、「スネーク・アイズ」「パンサー」のジェームズ・ルッソのほか、ロック・ミュージシャンのトム・ペティが特別出演。