ギャング紳士録

ぎゃんぐしんしろく
上映日
1961年12月5日

製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

戦前のスクリーンにいくたの名作を残し戦後も「お熱いのがお好き」などに出演した伊達男ジョージ・ラフトの私生活を描いたもの。監督は「独立騎兵隊」のジョセフ・M・ニューマン。脚本は「ソロモンとシバの女王」のクレーン・ウィルバーが書いた。撮影はカール・ガスリー、音楽をジェフ・アレクサンダーが担当。出演者はレイ・ダントン、ジェーン・マンスフィールドなど。

「ギャング紳士録」のストーリー

世界の恋人として一時代を画した伊達男ジョージ・ラフト(レイ・ダントン)は1916年、ニューヨークの貧民街で生まれた。1920年代も終わりに近づいた頃彼は街のちんぴらやくざになっていた。ダンスが上手だった彼は、やがてナイトクラブのショウ・ダンサーとして脚光を浴びるようになった。ある日のこと、彼は女友達のシェラ(ジュリー・ロンドン)とクラブで語り合っていた。そのとき土地のやくざが因縁をつけ、ナイフをふりかざして躍りかかったが彼は見ごとに相手を倒して男を上げた。そんなことから、暗黒街の顔役フレンチーと知り合い、彼の片腕となって名をあげるようになった。ラフトはこうして悪の道に足を踏み込み、非合法な荒稼ぎの片棒をかつぐ一方、芸能人としても当確をあらわし、シェラと組んでナイトクラブに出演、人気を呼んだ。その後、エル・フェイというクラブに移りそこの人気スター、テキサス・ガイナン(バーバラ・ニコルズ)と知り合い、さらに煙草売りの娘ルース(マーゴ・ムーア)を好きになってしまう。このルースをめぐる土地の顔役との争いで、危く命びろいした彼はテキサスがハリウッドへ移ったのを追って、命の安全をはかった。ハリウッドで、映画出演のチャンスを狙っていた彼は、顔役を振り出しに、だんだんと注目を集め「暗黒街の顔役」では一躍抜擢されて絶賛を博し、ギャング役者として知られるようになった。彼は俳優としては非情にすぐれていたが持ち前の短気から、すぐトラブルを起こすのが常だった。人気女優リザ・ラング(ジェーン・マンスフィールド)との贅沢な同棲生活からくる経済上の危機はそんな彼を再び暗黒街に引きこんで行った。たまたま顔役の一人が警察に検挙されたとき、ラフトとの関係が明るみに出され、彼の人気は下降線をたどった。ハリウッドに見切りをつけた彼はキューバに渡り、とばく場兼ホテルを経営して、成功したものの、カストロの革命で、これも僅かな期間で幕を閉じ、ハリウッドにカムバックをはかった。「私はギャング役はもういい。実生活そのものがギャングの生涯だから」とは彼の弁である。

「ギャング紳士録」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ギャング紳士録」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1967
公開年月日 1961年12月5日
製作会社 アライド・アーチスツ映画
配給 アライド・アーチスツ映画
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ モノクロ/ビスタ

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 1/21

永田雅一(1906)

地獄門 デジタル復元版

第7回カンヌ国際映画祭グランプリ、第27回アカデミー賞最優秀外国語映画賞、衣装デザイン賞を受賞した大映の第一回天然色映画「地獄門」のデジタル復元版。撮影助手として本作に関わった森田富士郎氏の監修の元、オリジナル・ネガより三色分解したマスター・ポジなどを素材に当時の色彩を復元している。東京国立近代美術館・フィルムセンターと角川映画の共同事業。2011年5月2日NHK・BSプレミアムで放映。2012年4月28日、東京・京橋フィルムセンターにて特別上映。

日蓮

古代王朝から新興武士へと政権が移りつつあった承久四年(一二二二年)に生まれた日蓮の、言語を絶する迫害をはねのけての布教活動の生涯を描く。原作は川口松太郎、脚本監督は、「遺書 白い少女」の中村登、撮影は「俺は田舎のプレスリー」の竹村博がそれぞれ担当している。
神尾楓珠(1999)

親密な他人

彼女が好きなものは

浅原ナオトの小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』を映画化。ゲイであることを隠しながら高校生活を送る安藤純と、BL好きを隠しているクラスメイトの三浦紗枝。書店で鉢合わせたことから急接近する2人だったが、ある日、純は紗枝から告白され……。出演は「私がモテてどうすんだ」の神尾楓珠、「ジオラマボーイ・パノラマガール」の山田杏奈。監督は「にがくてあまい」の草野翔吾。

NEW今日命日の映画人 1/21

セシル・B・デミル(1959)

クレオパトラ(1934)

セシル・B・デミルが「新世紀」「恐怖の四人」に次いで監督製作した映画で、「喇叭は響く」「恐怖の四人」の脚色者バートレット・コーマックが史実に取材して組立てた物語で「路傍」「夜毎来る女」のヴィンセント・ローレンスと「坊やはお休み」「暴君ネロ(1932)」のウォルデマー・ヤングが共同脚色したもの。主役は「暴君ネロ(1932)」「或夜の出来事」のクローデット・コルベールが勤め、「一日だけの淑女」のウォーレン・ウィリアム、英国劇壇から招聘されたヘンリー・ウィルコクスンが共演するほか、「絢爛たる殺人」のガートルード・マイケル、「薫る河風」のジョセフ・シルドクラウト「クリスチナ女王」のアイアン・キース及びC・オーブリー・スミス、「妾は天使じゃない」のアーヴィング・ピチェル等が助演している。撮影は「生活の設計」「恋の凱歌」のヴィクター・ミルナーの担当である。

十戒(1957)

1923年、今回と同様セシル・B・デミルが監督した「十誡(1923)」の再映画化で、製作費1350万ドルを費やしたというスペクタクル宗教史劇、イーニアス・マッケンジー、ジェン・L・ラスキー・ジュニア、ジャック・ガリス、フレドリック・M・フランクの4人が脚本を書き、「胸に輝く星」のロイヤル・グリグスが撮影監督をつとめた。特殊撮影を受け持ったジョン・P・フルトンは1957年度アカデミー賞を受賞した。音楽は「最前線」のエルマー・バーンスタイン。主演は「三人のあらくれ者」のチャールトン・ヘストン、アン・バクスター、「追想」のユル・ブリンナー、「地獄の埠頭」のエドワード・G・ロビンソン、「勇者カイヤム」のデブラ・パジェット、そのほか「裸の天使」のジョン・デレク、「重役室」のニナ・フォック、「南部の反逆者」のイヴォンヌ・デ・カーロ、「放浪の王者(1956)」のサー・セドリック・ハードウィック、「サヨナラ」のマーサ・スコット。231分版もあり。