危険な関係(1988)

きけんなかんけい Dangerous Liaisons
上映日
1989年9月16日

製作国
アメリカ

上映時間
119分

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

ピエール・コデルロス・ド・ラクロの同名小説を基に、18世紀フランス貴族社会の頽廃的な愛と性のゲームを描く。製作はノーマ・ヘイマンとハンク・ムーンジーン、監督は「ブリック・アップ」のスティーブン・フリアーズ、脚本・原作・戯曲はクリストファー・ハンプトン、撮影はフィリップ・ルースロ、音楽はジョージ・フェントンが担当。出演はグレン・クロース、ジョン・マルコヴィッチほか。89年アカデミー賞脚色賞、美術賞、衣裳デザイン賞受賞。

「危険な関係(1988)」のストーリー

18世紀、革命前夜の頽廃を極めたパリの貴族社会の社交界に君臨する魔性の翳りをもつメルトイユ侯爵夫人(グレン・クロース)は、ある日恋人のバスティード伯爵が若い娘と結婚するという噂を聞き、遊び仲間でかつての愛人でもある、社交界きってのドンファン、ヴァルモン子爵(ジョン・マルコヴィッチ)に、そのヴォランジユ夫人(スウォージー・カーツ)の娘、セシル(ユマ・サーマン)の処女を奪うように誘いかける。一方のヴァルモンには、伯母ロズモンド夫人(ミルドレッド・ナットウィック)の敷地内に住む貞淑の誉高い美しき未亡人トウールヴエル夫人(ミシェル・ファイファー)を篭絡する奸計があった。それを聞き面白がったメルトイユは、成功したら一夜の愛を与えると約束する。シュヴァリエ・ダンスニー(キアヌ・リーヴス)という若い音楽教師を使ってセシルを篭絡させる謀みに失敗したメルトイユは、次にヴォランジュ夫人を口説いて、セシルをロズモンド夫人の屋敷へ送り込もうと画策する。その頃トゥールヴェル夫人の毅然たる態度に誘惑を拒否されたヴァルモンは、折しもやってきたセシルの上に欲望を注ぎ、甘く執拗な誘惑に彼女はあっさり陥落した。さらに勢いにまかせトゥールヴェル夫人に再度激しく迫ったバルモンは、遂に彼女を抱きすくめることにも成功する。これによる一夜を共にするという約束を果たすようメルトイユに迫るヴァルモンは、逆に彼女から本当の恋におちたのでは、と指摘され、その恐怖からヴァルモンは、口汚なくトゥールヴェルをののしり、彼女と別れてしまうが、以後2人は恋を失った痛手に憔悴する。その頃メルトイユはダンスニーに、セシルの純潔を奪ったのはヴァルモンであると打ち明け、憤慨した彼はヴァルモンに決闘を申し込む。果たしてヴァルモンはダンスニーの刃に倒れるが、彼にトゥールヴェルへの真実の愛を告げ、メルトイユと交わした奸計をめぐらせた書簡を手渡した後、息絶えた。死の床にいたトゥールヴェルは、ダンスニーからヴァルモンのその思いを伝え聞いた後、間もなく息をひきとった。そして1人生き残ったメルトイユは、社交界から孤立した存在となるのだった。

「危険な関係(1988)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「危険な関係(1988)」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1988
公開年月日 1989年9月16日
上映時間 119分
製作会社 ロリマー・フィルム・エンターテインメント作品
配給 ワーナー・ブラザース
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 ドルビー

「危険な関係(1988)」のみんなのレビュー

「危険な関係(1988)」のレビューを書く

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/7

ブレッキン・メイヤー(1974)

少年マイロの火星冒険記 3D

「Disney’sクリスマス・キャロル」のロバート・ゼメキスが製作、「タイムマシン」のサイモン・ウェルズ監督とのタッグで贈る3Dアニメーション。火星人に誘拐された母親を救うために、少年マイロが様々な冒険を繰り広げる。声の出演は「ミニミニ大作戦」のセス・グリーン、「ファンボーイズ」のダン・フォグラー。

ガーフィールド2

世界中で愛されている人気者のネコ、ガーフィールドが活躍するコメディ・ドラマの第2弾。ガーフィールドの声にはビル・マーレイ、そのお人好しの飼い主ジョン・アーバックルをブレッキン・メイヤーが演じる。監督は「スポンジ・ボブ/スクエアパンツ」のティム・ヒル。
窪塚洋介(1979)

ファーストラヴ(2021)

島本理生による第159回直木賞受賞作を「十二人の死にたい子どもたち」の堤幸彦監督が北川景子主演で映画化。女子大生・聖山環菜が父親殺しの容疑で逮捕された。事件を取材する公認心理師・真壁由紀は、義理の弟で弁護士の庵野迦葉とともに面会を重ねるが……。共演は「水曜日が消えた」の中村倫也、「記憶屋 あなたを忘れない」の芳根京子、「最初の晩餐」の窪塚洋介。

みをつくし料理帖

「天と地と」など数々の作品をプロデュース・監督してきた角川春樹が、髙田郁の人気時代小説を映画化。大坂を襲った大洪水により幼くして両親を亡くし幼馴染と離れ離れになってしまった澪は、蕎麦処つる家の店主・種市に料理の才を見出され料理人として働く。苦難を乗り越え料理人として成長していく澪を「酔うと化け物になる父がつらい」の松本穂香が、幼馴染の野江を「ハルカの陶」の奈緒が演じる。また、1980年代の角川映画を彩り角川三人娘といわれた女優陣のうち薬師丸ひろ子、渡辺典子が特別出演。角川春樹は本作を生涯最後の監督作品と位置付けている。