ここが見どころ
ダニエル・L・ルービン作の「この謎を解け」に基づいて「偽りのマドンナ」「電話の復讐」のアーサー・コーバーがフランク・パートスと共同して脚色し、「ラスト・パレイド」のアール・C・ケントンが監督し、「暗に踊る」「明暗2人女」のカール・ストラッスが撮影したもの。出演者には「女に賭けるな」「大西洋横断」のエドモンド・ロウ、「野蛮な紳士」「アナベル情事」のヴィクター・マクラグレン「空の花嫁」「電話の復讐」のリチャード・アーレン、「明日は晴れ」のエイドリアン・エイムス等を始め、ヘンリー・スティーブンソン、ウィラード・ロバートソン、クレア・ドット、アーノルド・ルーシー、ラルフ・インスの面々である。
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「恐怖の手」のストーリー
ティンドル博士は妻のルースを殺害した。ゴム手袋をはめて殺したのだ。ルースの手のに破損した時計を握らせ、何かの合図であるかのように1本のリボンを窓掛の外に垂らしておいた。こんな後始末の最中に電話のベルが鳴った。同じアパート住まいの友人からである。ティンドルは妻が側にいるかのようにわざと電話の最中に妻に話しかけるふりをした。そして外出する途中にも他の医師やアパートの主婦に会ったので、妻の病気のことを話し、次には役店に立ち寄って薬を妻の許へ届けてくれと頼んだ。こんなことがためされているようとは知らず、ルースと恋仲であったフランク・マーシュという青年はナイトクラブからの帰途、妹のヴェラと別れて1人でルースを訪問した。窓掛のリボンを見て不安に思いながら裏口から入った彼はルースの死体を発見して仰天している折柄、扉を叩くものがある。驚き慌てた彼はそのまま逃れ出たが、扉に残った彼の指紋や彼の当時の行動にことごとく彼に不利で彼は犯人と目されたのである。事件は明るみに出た。その謎を解くべき当局者は警官カーターとマッキンレーである。2人はまたとない親友だったがことひと度婦人に関すると、たちまち変じて仇同志となるという間柄である。今度の事件でも彼ら2人は窮地に陥った。容疑者フランクの妹ヴェラのことで2人はしのぎを削ったことがある。ことにカーターは未だに彼女に少なからぬ望みを抱いているところから異常なる執着をしたのである。この2人の探偵が現場に赴くと同時にティンドルは帰宅して、非常な悲しみの様を見せ、妻の仇を報いるためとして、2人の探偵に力を協せて犯人の残した物件の鑑定につとめた。そしてマッキンレー説に賛成して、フランク・マーシュをルース殺しの下手人となした。かくて無実の罪でフランク・マーシュは死刑を宣告される。
「恐怖の手」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1932 |
製作会社 | パラマウント映画 |
配給 | パラマウント支社 |
レイティング |
「恐怖の手」のみんなのレビュー
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今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/1
- ハビエル・バルデム(1969)
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誰もがそれを知っている
「別離」「セールスマン」のアスガー・ファルハディ監督が、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムを主演に迎えたサスペンス。スペインの故郷で久々に再会したラウラの家族と幼なじみ。しかし、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、家族の秘密と嘘が綻び始める。共演は「しあわせな人生の選択」のリカルド・ダリン、「マジカル・ガール」のバルバラ・レニー。撮影監督は「エル・スール」「ボルベール 帰郷」のホセ・ルイス・アルカイネ。 -
パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊
ジョニー・デップ主演の大ヒットシリーズ第5弾。海の死神サラザールが魔の三角地帯から解き放たれ、ジャック・スパロウへの復讐を目論む。それを阻止するためジャックは、“ポセイドンの槍”を手に入れようと、新たな仲間と大海原へ繰り出してゆく……。共演は「007 スカイフォール」のハビエル・バルデム、「キング・オブ・エジプト」のブレントン・スウェイツ、「メイズ・ランナー」のカヤ・スコデラリオ。メガホンを取ったのは、「コン・ティキ」のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ。
NEW今日命日の映画人 3/1
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ユニバーサル・ソルジャー ザ・リターン
死んだ兵士を戦闘マシーンとして蘇生させるプロジェクト“ユニバーサル・ソルジャー”で甦った男の戦いを描くSFアクション。1992年に公開された「ユニバーサル・ソルジャー」の続編。監督はミック・ロジャース。主演は前作に引き続きジャン=クロード・ヴァン・ダム。 -
ポストマン(1997)
荒廃した近未来のアメリカを舞台に、人々に希望をもたらす郵便配達人(ポストマン)の姿を描いたアクション・ロマン大作。監督・主演は「ウォーターワールド」「ティン・カップ」のケヴィン・コスナーで、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」に次ぐ7年ぶりの監督第2作。脚本はデイヴィッド・ブリンの同名小説(邦訳・ハヤカワ文庫)を基に、エリック・ロスと「ライアー」のブライアン・ヘルゲランドの共同。製作はコスナーと彼のパートナーのジム・ウィルソン、「ロング・キス・グッドナイト」のスティーヴ・ティッシュ。撮影は「モアイの謎」のスティーヴ・ウィンダン。音楽は「ファーザーズ・デイ」のジェームズ・ニュートン・ハワード。美術は「ワイアット・アープ」のアイダ・ランダム。編集は「ウォーターワールド」のピーター・ボイル。共演は「追いつめられて」でコスナーと共演した「コピーキャット」のウィル・パットン、英国の舞台女優で本作がデビューとなるオリヴィア・ウィリアムス、「ラブ・ジョーンズ」のラレンツ・テイト、「スネーク・アイズ」「パンサー」のジェームズ・ルッソのほか、ロック・ミュージシャンのトム・ペティが特別出演。