旧友

きゅうゆう
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

「愛の勝利(1939)」「小麦は緑」のベティ・デイヴィスが、「生活の設計」「虚栄の市(1935)」のミリアム・ホプキンスと共に主演する映画で、ジョン・ヴァン・ドルーテン作の舞台劇を作者自ら「ブルースを唄う女」のレノーア・コッフィイーと協力脚色し、新進のヴィンセント・シャーマンが監督に当たり、「小麦は緑」のソル・ポリートが撮影を監督した。助演は「三人姉妹(1942)」のギグ・ヤング、「脱出(1944)」のドロレス・モラン、「情熱の航路」のジョン・ローダー、「追憶(1941)」のアン・リヴェア、フィリップ・リード、ロスコー・カーンス等で、音楽は「断崖」のフランツ・ワックスマンが作曲している。1943年度作品。

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「旧友」のストーリー

流行女流作家キット・マアローは久しぶりに、生まれ故郷へ錦を飾り、幼友達のミリイ・ドレイクの家に客となった。ミリイには夫プレストンがあり、近く愛の結晶が生れようとする幸福な家庭の主婦でありながら、キットをうらやましく思い、彼女をまねして作家になろうと考えた。歯の浮くような甘ったるい小説を書き上げ、キット・マアローの紹介で出版すると、ものすごい売れ行きでベスト・セラーとなった。ミリイは同じような小説を書きまくりベスト・セラー作家として、豪勢な生活を続けることすでに8年となった。一方キットは劇作家として成功した。ミリイは誇り高ぶって家庭の暴君となったので、夫プレストンも娘のディアダアもミリイから次第に気持ちが遠ざかり、キットと親しくなっていった。ある日ミリイと口論した揚句、プレストンは家をとび出した。去るに臨み彼はキットに同行を頼んだが、キットはミリイの心を傷つけるに忍びず拒絶した。それから十年の月日が流れてプレストンは、陸軍少佐となり、婚約者が出来た。キットもラッド・ケンドールという青年に愛を見い出だしたが、彼が十歳の年下なので彼女は結婚するのをためらっていた。プレストンに再び会ったミリイは彼と元通りの仲になろうとしたが、彼の愛を取りもどすことは出来なかった。この怒りをキットに向けて、ミリイはキットが夫を盗み、また若い男を玩具にしていると非難した。美しい処女に成長したディアダアは計らずも母がキットをののしり、2人が争うのを聞いてしまった。キットは思い切ってラッドと結婚しようと考えたが、彼はすでに若いディアダアと愛し合う仲になっていた。失望と悲しみを隠して、キットは若い2人が結ばれるように計らった。そしてさびしい心を招いてわが家へ帰ると、悔悟したミリイが彼女の帰りを待っていた。ミリイが許しを乞おうとしているのを見抜いたキットは、そんな三文小説のような場面を演じるのが馬鹿馬鹿しいので、冗談をいいながらミリイに盃を与え、ここに2人の中年女は互いに旧友の健康を祝って乾杯したのである。

「旧友」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「旧友」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1943
製作会社 ウォーナー・ブラザース映画
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 6/24

犬童一心(1960)

夢を与える

芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を「のぼうの城」の犬童一心の監督で映像化した2015年のWOWOW連続ドラマを劇場上映。幹子は幼い娘・夕子をオーディションに参加させ、夕子は芸能界入り。数年後、夕子は大手事務所に移籍し幹子の念願通りブレイクするが……。美しく健やかに育った夕子を小松菜奈が、彼女に過剰な思い入れを持つ母親・幹子を菊地凛子が演じ、スキャンダラスな人間ドラマを紡いだ。劇場では全4話をA(1~2話)、B(3~4話)に分けて上映

海辺の映画館 キネマの玉手箱

大林宣彦監督が20年ぶりに出身地である広島県尾道でメインロケを敢行、戦争や映画の歴史を辿るファンタジー劇。尾道の海辺にある映画館が閉館の日を迎え、日本の戦争映画大特集のオールナイト興行を見ていた3人の若者がスクリーンの世界へタイムリープする。大林作品に多数出演する厚木拓郎と細山田隆人、「武蔵 -むさし-」に主演した細田善彦が銀幕の世界にタイムリープし移動劇団『桜隊』の運命を変えようとする3人の若者を、『桜隊』の看板女優を「野のなななのか」「花筐/HANAGATAMI」と近年の大林作品を支える常盤貴子が演じる。第32回東京国際映画祭Japan Now部門にてワールドプレミア上映、大林監督に特別功労賞が授与された。
シェリー・ストリングフィールド(1967)

54 フィフティー・フォー

70年代後半から80年代にかけて栄えたニューヨークの伝説のディスコ“スタジオ54”の興隆をひとりの青年の青春の光と影とだぶらせて描いた青春映画。監督・脚本は「Boy's Life 2」(日本未公開)のマーク・クリストファー。製作総指揮は「マイ・フレンド・メモリー」のダン・カーモディ、「ラウンダーズ」のボビー・コヘン、「ナイトウォッチ」のボブとハーヴェイのワインスタイン兄弟。製作は「ルル・オン・ザ・ブリッジ」のアイラ・ドゥッチマン、「ジャッキー・ブラウン」のリチャード・N・グラッドスタイン、「ハイ・アート」のドリー・ホール。撮影は「マキシマム・リスク』のアレキサンダー・グルズィンスキー。音楽は「ナイトウォッチ」のマルコ・ベルトラミ。美術は「アメリカの災難」のケヴィン・トンプソン。編集は「絶体×絶命」のリー・パーシー。衣裳は「コップランド」のエレン・ラター。出演は「ラストサマー」のライアン・フィリップ、「ワイルド・シングス』のネーヴ・キャンベル、「オースティン・パワーズ」のマイク・マイヤーズほか。