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サタディ・イヴニング・ポスト誌に掲載されたG・ウィリアム・ハリスンの同名小説を「敵中突破せよ」のウォルター・ドニガーが脚色、「ジャングルの決闘」のジョージ・マーシャルが監督した西部劇。撮影は「捨身の一撃」のレイ・レナハン、音楽は「世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す」のミッシャ・バカライニコフ。主演は「地獄の戦線」のオーディ・マーフィ、「死刑囚2455号」のキャスリン・グラント。ホープ・エマーソン、ジェフ・ドンネルらが助演。
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「赤い連発銃」のストーリー
南北戦争当時、テキサスの町々は男たちが軍隊に召集され留守は女ばかり。こうした時にはインディアンと平和を保つのが何より肝心である。北軍のヘウィット中尉(オーディ・マーフィ)は、かねてインディアンとの協調に努力していたが、インディアン嫌いのシヴィングトン大佐は、この際逆に彼をこらしめようと、かつて休戦協定を結んだ平和の地サンド・クラークを襲おうと提案した。無謀な企てにヘウィットは攻撃中止を進言するが、大佐は聞き入れぬばかりか、司令官ファウェル将軍に嘆願しても思い止まらせるというヘウィットを軍法会議に回した。しかし、ヘウィットは、同情的な軍曹の手で脱獄、インディアン攻撃に向ったシヴィングトン部隊を追うが、サンド・クラークの戦いは既に終わった後で、戦場はインディアンの敗北を物語っていた。インディアンの復讐は必死である。故郷テキサスの町に急を告げるためヘウィットは馬を飛ばした。町の人々はテキサス人にも拘らず故郷を裏切って北軍へ参加したヘウィットを憎悪をもって迎えたが、彼はひるまず、町の婦女子を教会に集め彼女らに自衛のための射撃訓練を始めた。集まった42人の女たちの中には、ヘウィットの嘗ての許婚ステラもいた。彼女は今や他の男の妻だが再びヘウィットと結ばれたいと望んでいた。しかしヘウィットは、勇敢で美しいアン(キャスリン・グラント)に惹かれていた。厳しいヘウィットの訓練に女たちは時に反抗を示したが、どうにか訓練の成果は上がった。やがて遂にインディアンが町を襲ってきた。女性軍も奮闘、一時は撃退するが、敵は再び来襲、ヘウィットは、これに集中攻撃を加えた。さらにヘウィットは奇計を案じインディアンを遂に退却させた。町は救われ、ヘウィットは軍法会議に付されんと自ら軍に戻るが、女性たちの証言でかえって称賛され、彼はまたアンの愛情をも獲得した。
「赤い連発銃」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 西部劇 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1956 |
公開年月日 | 1957年2月9日 |
製作会社 | ブラウン=マーフィ・プロ*コロムビア映画 |
配給 | コロムビア |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
「赤い連発銃」のみんなのレビュー
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今日は映画何の日?
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊
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