ここが見どころ
ダリル・フランシス・ザナック氏の原作に基づいてエドワード・T・ロウ・ジュニア氏とフィリップ・クライン氏とが脚色し、「雀」「美人食客」等と同じくウィリアム・ボーディン氏が監督したもので、主役は「男は度胸」等出演のジョン・パトリック氏と「美人食客」「男は度胸」等出演のドロシー・デヴォーア嬢で、「南北珍勇腕比べ」等出演のモンタギュー・ラヴ氏を始め、ジョージ・ピアース氏、フランク・ブラウンリー氏、ラッセル・シンプソン氏、チャールズ・ヒル・メイルズ氏等が共演する。
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「監獄行列車」のストーリー
青年記者ウォーカーは半対新聞を小気味よく叩きつけた記事を書いて社長ヴァン・タイラーから特別賞金50ドルを貰った。彼はそれで月賦払いで自動車を買った。そして得意になって郊外にドライブすると、神出鬼没の稀代の大盗ダケット・ネルソンが早速その自動車を掠奪されてウォーカーは人事不正省に陥ってしまった。そこを助けたのが運悪くも反対新聞社の人だった。ウォーカーは事の始終を社に電話で報告したがそれを聞いてしまった反対新聞社の人は翌日の新聞でウォーカーの醜態を麗々と掲げた。その為ウォーカーは面目玉が丸潰れで、社長は怒って彼がネルソンを捕らえる迄は社には来なくても宜しいと言い渡された。彼はある日郊外で老医師に逢って医師が盗賊ネルソンを褒めたので、ウォーカーは自分が其のネルソンだと偽った。そこで医師に言われるままホールド・アップを行うと自動車に乗っていた犠牲者の令嬢は自ら女賊と称した。彼女は実は社長ヴァン・タイラーの娘アリスで同じくネルソンを探偵しているのだった。そこでアリスはウォーカーをネルソンと思って彼に親しくした。2人は彼の老医師が実は怪盗ネルソンであることを1人の脱獄囚の言によって知った。ネルソンと脱獄囚は銀行の金庫を破って逃走したので追跡したウォーカーは貨物列車上で格闘しながら監獄の中へ入った。ウォーカーはその手柄で復社した上令嬢の恋人となったである。
「監獄行列車」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1926 |
製作会社 | ウァーナー・ブラザース映画 |
配給 | 神戸大洋商工映画部 |
レイティング |
「監獄行列車」のみんなのレビュー
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