可愛いマーカちゃん

かわいいまーかちゃん
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

「ブルースを唄う女」「坊やが盗まれた」のアレクサンダー・ホールが監督した映画で、「一日だけの淑女」の作者デーモン・ラニョンの原作を「路傍」のウィリアム・R・リプマン及びサム・ヘルマンが「明日なき抱擁」のグラディス・レーマンと共同して脚色に当ったもの。主なる出演者は「喇叭は響く」「戦場よさらば」のアドルフ・マンジュウ、「波止場の天使」の故ドロシー・デル、「新世紀」「ビール万歳」のチャールズ・ビックフォード、フォックスの子役スター、シャーリー・テンプルで舞台俳優のリン・オヴァーマン、ウォーレン・ハイマー、サム・ハーディ等が助演している。撮影は「坊やが盗まれた」「荒浪越えて」のアルフレッド・ギルクスの担当である。

「可愛いマーカちゃん」のストーリー

スチーヴはナイトクラブを経営する傍ら、自分の持ち馬「夢の王子」を使ってインチキ競馬をして儲けていた。即ち「夢の王子」の人気を煽って置いて負けさせ、掛金を没収するという遣り口だった。彼と気脈を通じている競馬屋「沈み屋」ジョーンズもその一人だった。或日一人の男がジョーンズに掛金廿弗の借用を申出て、その抵当に小さい娘を置いて行った。競馬は予定通りに「夢の王子」の負けだった。娘を置いてった男は帰って来なかった。ジョーンズは翌朝の新聞でその男が自殺した事を知った。人質の娘はよくジョーンズになついてナイトクラブの人気者となる。人質だったというので人々はマーカちゃんと呼んで可愛がった。彼女はアーサー王の噺が好きで、ジョーンズ初め周囲の者に噺に出て来る人物の名をつけて喜んでいた。そして毎夜ジョーンズにアーサー王の噺を読んで貰った。「沈み屋」と云われたジョーンズもいつか此の無心の少女を我が子の如く愛する様になった。スチーヴは或る事件で持ち馬の出場を禁止されたので、「夢の王子」の偽の持主を作る事となり、マーカちゃんをその持主とし自らはシカゴに姿を隠した。或夜スチーヴの情婦で唄い女のバングルズがジョーンズを訪ねて来て、丁度だだをこねて居たマーカちゃんを寝かせ乍ら一緒に寝込んで了った。それから彼女はマーカちゃんが可愛くなり、マーカちゃんが取持つ縁となって女嫌いの吝嗇家だったジョーンズはバングルズを愛する様になった。然し親分の女に対して彼は積極的に求愛は出来なかった。バングルズは或夜アーサー王仮装の宴会を催したが、スチーヴは裏切者が出たとの報を得てその場に乗込んで来た。その凄い意気込みにマーカちゃんが乗っていた馬が暴れ、彼女は落馬して気絶した。病院に運ばれた彼女には輸血が必要だった。ジョーンズもバングルズも仲間の誰もマーカちゃんの血液とは違い、スチーヴの血液だけが同型で、彼女はスチーヴの輸血で甦った。そしてスチーヴはこの娘を囲むジョーンズとバングルズの心が結ばれているのを見自らは可愛い少女の命を救った事に満足して、バングルズを「沈み屋」ジョーンズに委ねて、潔く彼等から離れて行った。

「可愛いマーカちゃん」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「可愛いマーカちゃん」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1934
製作会社 パラマウント映画
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/7

ブレッキン・メイヤー(1974)

少年マイロの火星冒険記 3D

「Disney’sクリスマス・キャロル」のロバート・ゼメキスが製作、「タイムマシン」のサイモン・ウェルズ監督とのタッグで贈る3Dアニメーション。火星人に誘拐された母親を救うために、少年マイロが様々な冒険を繰り広げる。声の出演は「ミニミニ大作戦」のセス・グリーン、「ファンボーイズ」のダン・フォグラー。

ガーフィールド2

世界中で愛されている人気者のネコ、ガーフィールドが活躍するコメディ・ドラマの第2弾。ガーフィールドの声にはビル・マーレイ、そのお人好しの飼い主ジョン・アーバックルをブレッキン・メイヤーが演じる。監督は「スポンジ・ボブ/スクエアパンツ」のティム・ヒル。
窪塚洋介(1979)

ファーストラヴ(2021)

島本理生による第159回直木賞受賞作を「十二人の死にたい子どもたち」の堤幸彦監督が北川景子主演で映画化。女子大生・聖山環菜が父親殺しの容疑で逮捕された。事件を取材する公認心理師・真壁由紀は、義理の弟で弁護士の庵野迦葉とともに面会を重ねるが……。共演は「水曜日が消えた」の中村倫也、「記憶屋 あなたを忘れない」の芳根京子、「最初の晩餐」の窪塚洋介。

みをつくし料理帖

「天と地と」など数々の作品をプロデュース・監督してきた角川春樹が、髙田郁の人気時代小説を映画化。大坂を襲った大洪水により幼くして両親を亡くし幼馴染と離れ離れになってしまった澪は、蕎麦処つる家の店主・種市に料理の才を見出され料理人として働く。苦難を乗り越え料理人として成長していく澪を「酔うと化け物になる父がつらい」の松本穂香が、幼馴染の野江を「ハルカの陶」の奈緒が演じる。また、1980年代の角川映画を彩り角川三人娘といわれた女優陣のうち薬師丸ひろ子、渡辺典子が特別出演。角川春樹は本作を生涯最後の監督作品と位置付けている。