噫無情(1935)

ああむじょう
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

ヴィクトル・ユーゴーの名作小説を映画化したもので、「復活(1934)」「白い蘭」のフレドリック・マーチと「白い蘭」「白い肉体」のチャールズ・ロートンが、それぞれジャン・ヴァルジャンとジャヴェールを演じる。脚色は「戦う巨象」のW・P・リプスコームが当たり、「白衣の騎士」「戦う巨象」のリチャード・ボレスラウスキーが監督し、「復活(1934)」「女優ナナ」のグレッグ・トーランドが撮影した。助演者は「虚栄の市(1935)」「月光石」のセドリック・ハードウィックを始め、「曲芸団」「模倣の人生」のロチェル・ハドソン、「ボレロ」「ラッパは響く」のフランセス・ドレイク、「小牧師(1934)」「舗道の雨」のジョン・ビール、「暴風の処女」のフローレンス・エルドリッヂ、子役マリリン・ノールデン、ジェシー・ラルフ等である。

「噫無情(1935)」のストーリー

ジャン・ヴァルジャンが飢えに迫られて一塊のパンを盗み、18年の刑を言い渡されたのは25才の時だった。1800年代のフランスの監獄は囚人を殆ど人間扱いせず、ことに看守長ジャヴェルは苛酷な態度で囚人を遇した。この為ジャンの性格は次第に執念深い凶暴さを増していったのだった。18年後彼は出獄を許されたが前科者の烙印はどこへ行っても付きまとい白眼視された。ある日彼はビャンヴニユ司教から1夜の宿と食事を与えられたが、その夜司教の銀の食器を盗んだ。間もなく逮捕された彼が司教の宅へ連れ戻された時、司教は彼の罪を許したうえ、銀の燭台をさえ恵んだ。この事が其までの邪悪な彼の性格を根底から覆したのだった。数年後アルサスの信仰深い商人マドレーヌは街の信望を負って市長兼治安判事に推薦された。彼はファンテイヌという貧しい女と13才の彼女の娘コゼットを世話していた。当時この地方の方面観察と職務の替わったジャヴェルはマドレーヌをジャンの後身だと睨み、その徳功にも関わらず、絶えず疑いの目を以て監視していた。かくてジャヴェルがジャンの逮捕状を持ってマドレヌの前に現れた時ファンテイヌは余りの驚きにその場に倒れ、不帰の客となった。ジャンは憤激の余りコゼットを連れてパリへ逃れ、彼女を修道院に預け己は変名で庭番となった。4年後修道院を出たコゼットはジャンとボアの近くに住み、若い愛国者のマリユスと恋仲となった。その頃ジャンは再びジャヴェルが彼を負って来たのを知りコゼットを連れて英国へ逃れようとした。パリには市街戦が起ころうとしていた。マリユスを尊敬しその仲間になっていたエポニーユが彼の危険を告げたのでジャンはコゼットがマリユスを愛している事を知りエポニーと共にマリユスの許へ出掛けた。ジャヴェルはジャンを殺害しようと2人の部下と彼の跡を追ったが、かえってジャンに命を助けられた。その騒ぎの最中エポニーヌは殺され、マリユスは傷を負ったのでジャンは彼をコゼットの許へ連れもどる最中3度ジャヴェルと出会った。ジャンはコゼットとマリユスをあわせるまでと許しを求めた。ジャンが再び先の場所へ戻った時そこにはジェヴェルの外套が河に浮かんでいた。ジェヴェルはジェンに対する情と職責の板挟みになり自らの命を絶ったのだった。

「噫無情(1935)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「噫無情(1935)」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1935
製作会社 ユナイテッド・20世紀映画
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/6

ニック・パーク(1958)

映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!

イギリスのアードマン・アニメーションズによるクレイアニメ「ひつじのショーン」シリーズの長編劇場版第2弾。ショーンが暮らす片田舎の牧場に、ある日突然、UFOがやって来る。物を浮遊させる超能力を持ったルーラが降り立ち、ショーンたちと仲良くなるが……。監督は、前作「映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」やTVシリーズのスタッフを務めたリチャード・フェランとウィル・ベッカー。

アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!

「ウォレスとグルミット」のニック・パークが、原始時代を舞台に作り上げた奇想天外なストップモーション・アニメーション。ブロンズ・エイジ・シティの暴君ヌース卿によって故郷の谷を追われたダグたちは、人気のスポーツ、サッカーで対抗しようとする……。「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のエディ・レッドメイン、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のトム・ヒドルストンら豪華スターが声の出演。
十一代目市川海老蔵(1977)

無限の住人

第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞に輝いた同名コミックを、三池崇史監督、木村拓哉主演で映画化。無理矢理永遠の命を与えられた孤独な万次に、仇討の助っ人を依頼する凛。失った妹の面影を重ね凛を守ることにした彼は、凄絶な戦いに身を投じる。「武士の一分」以来10年ぶりの時代劇主演となる木村拓哉がかつて百人斬りと恐れられた不死身の男・万次を演じるほか、「湯を沸かすほどの熱い愛」の杉咲花、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の福士蒼汰らが出演。

喰女 クイメ

舞台「真四谷怪談」で伊右衛門とお岩を演じることになった恋人たちをめぐり、現実世界と劇中劇で愛憎と怨念がを交錯するホラー。企画・主演は、今や歌舞伎界を背負う存在でありながら、昨年、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞、映画界でも活躍がめざましい市川海老蔵。監督は日本映画界を代表するヒットメーカー三池崇史。共演は柴咲コウ、伊藤英明ほか。市川海老蔵が演じる“色悪”の魅力が、傑作“四谷怪談”をモチーフにした「現代劇」で花開き、愛憎と狂気のホラー作品を創り上げた。

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