ここが見どころ
「ナイヤガラ珍婚旅行」「結婚はしたけれど」「突貫赤ん坊」と同じくスリム・サマーヴァル、ザス・ピッツ共演喜劇で、原作はハワード・リンゼイとバートランド・ロビンソンが合作した舞台喜劇。監督はかつて短編喜劇監督であったエドワード・バゼルで、脚色にはバッゼルが「アフリカは笑ふ」のノーマン・クラスナと共同してあたった。カメラは「蹴球大学」「全米軍」のジョージ・ロビンソンで、助演者は、「ママはパパが好き」「お化け大統領」のジョージ・バービア、「令女学」のルシル・グリーソン、「豪華船」のヴェリー・ティーズデール、「女は真平(1924)」のドナルド・ミーク、パーネル・プラット、エイドリアン・ドレ等である。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「からくり珍裁判」のレビューを書く
「からくり珍裁判」のストーリー
マーク・リードは決して敏腕な弁護士ではない。実際の話が彼の弁護依頼人は大勢鉄窓の下に憂鬱な日々を送っている。しかしマークは恋には熱心だ。彼の愛人はコニーと呼ぶ彼には似合いの娘である。コニーの友達ルイズが銀行家オグデンに弄ばれたのでマークは告訴の相談を受けたが、鐙拠がないので彼は引受なかった。そこでコニーはかたきうちの決心をしてオグデンの銀行に雇われる。オグデンは早速コニーと遠出の約束をする。コニーが出掛ける用意をしていると何も知らぬマークが訪れて来て憤慨したが事情を聞いて彼も力添えをすることとなり誘いに来たオグデンを部屋に呼び入れる。コニーはしどけない格好をして彼を迎える。隣室でマークは大太鼓を鳴らして落雷の音をさせる。驚いたオグデンが窓に駆け付けるとマークは水道の水を降らせてオグデンの着衣を濡らす。オグデンが脱衣したところへコニーの従兄と従姉が入って来て、オグデンがコニーを凌辱しようとしたと難癖をつける。そしてコニーはマークに頼んで訴訟を起こす。ところがコニーに代わって銀行に雇われた従姉エルジーは寝返りを打ってオグデン側につき、オグデンにコニー等のからくりをばらしてしまう。そこでマークは危うく敗訴の憂き目を見ようとしたが、愛するコニーに誣告罪等の汚名を被せては面目が立たないと、一世一代の知恵をしぼってオグデンとエルジーを言い包めて、10万ドルの違約金をオグデンからコニーに取ってやったのである。
「からくり珍裁判」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1933 |
製作会社 | ユニヴァーサル映画 |
レイティング |
「からくり珍裁判」のみんなのレビュー
「からくり珍裁判」のレビューを書く映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 4/15
- エマ・トンプソン(1959)
-
クルエラ
-
ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒
「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」のスタジオライカによるストップモーションアニメ。ヴィクトリア朝時代のロンドン。孤独な探検家・ライオネル卿は、伝説の生物を探し求めてアメリカ北西部へと旅立つ。そこで発見したのは、人間の言葉を話す生きた化石だった。声の出演は「グレイテスト・ショーマン」のヒュー・ジャックマン、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのゾーイ・サルダナ。監督は「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」の脚本を手がけたクリス・バトラー。第77回(2019年)ゴールデン・グローブ賞でアニメーション映画賞を受賞。 - メイジー・ウィリアムズ(1997)
-
アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!
「ウォレスとグルミット」のニック・パークが、原始時代を舞台に作り上げた奇想天外なストップモーション・アニメーション。ブロンズ・エイジ・シティの暴君ヌース卿によって故郷の谷を追われたダグたちは、人気のスポーツ、サッカーで対抗しようとする……。「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のエディ・レッドメイン、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のトム・ヒドルストンら豪華スターが声の出演。 -
ニュー・ミュータント
運命に抗う若者たちの闘いを描いたマーベル・コミック原作のSFアクション。未熟さゆえに特殊能力を制御できず、辛い過去を背負った5人の若者。極秘施設で訓練を受ける彼らの前に、突如謎のモンスターが現れる。恐怖で錯乱する中、さらなる危機が…。
NEW今日命日の映画人 4/15
- 西村晃(1997)
-
楢山節考 デジタル・リマスター版
木下惠介生誕100年記念として木下監督の代表作の一つ「楢山節考」を4Kスキャニング・デジタル修復したデジタルリマスター版。2012年のカンヌ国際映画祭クラシック部門にてワールド・プレミアム上映された。日本では2012年11月23日より東京・東劇にて行われた第13回東京フィルメックス「木下惠介生誕100年祭」にて上映。 -
幕末太陽傳 デジタル修復版
明治維新間近の幕末の品川を舞台に、無一文ながら大尽遊びを繰り広げて居座る男を描いた川島雄三監督の代表作。日活創立100周年を記念してのデジタル修復版。脚本は田中啓一、今村昌平、川島監督。撮影は高村倉太郎。出演はフランキー堺、南田洋子、石原裕次郎ほか。2011年10月にニューヨーク映画祭でワールドプレミア上映された。 - 愛川欽也(2015)
-
満州の紅い陽
-
映画 荷風はこんな男じゃない
なじみのストリッパーから子供を預かることになった作家を描く喜劇。監督・脚本・主演は「黒駒勝蔵 明治維新に騙された男」の愛川欽也。共演は、任漢香、森朝子、岩澤亮司ほか。2013年3月11日より、東京・目黒 中目黒キンケロ・シアターにて公開。