ここが見どころ
苛酷な労働にたえながら、親代りになって優しく育ててくれた姉を殺された青年が、犯人に復讐する姿を描く、五木寛之原作の同題名小説の映画化。脚本は「瞳の中の訪問者」のジェームス三木、監督は「ワニと鸚鵡とおっとせい」の山根成之、撮影も同作の坂本典隆がそれぞれ担当。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「ダブル・クラッチ」のレビューを書く
「ダブル・クラッチ」のストーリー
早田彰彦は、昼は鉄道の売店の売り子、夜はキャバレーに勤務する姉・真紀と二人暮しであった。彰彦は姉から小遣いをせびっては、毎日パチンコ屋に入りびたっている。真紀には、高校時代の恩師で木島という恋人がいた。木島の援助で真紀と彰彦はスナックを開店する。だが、店で真紀がチンピラにからまれるのを見た彰彦は、派手に相手を殴ってしまう。意気消沈する彰彦を木島は信州へのドライブに誘った。快適なドライブは続き、いつしか彰彦と木島は打ち溶けていく。信州から帰ると、木島は夜明け前の埋立地で、彰彦に車の運転技術を教える。教習所では乱暴な運転のため、なかなか免許を取得できなかった彰彦も、木島の指導のかいがあって免許を手にする事ができた。早速、彼は教習所で知り合った和子を乗せ、ドライブする。木島の義妹だった和子は、木島と自分の姉は結婚していることを彰彦に話す。ドライブから帰った彰彦は、和子から聞いた事を真紀に話すが、真紀は意外にもその事実を知っており、さらに彼の子供を宿していると、彰彦に告白するのだった。数日後、木島と甲府に旅に出た真紀は流産し、危篤状態に陥いる。連絡を受けた彰彦は医者から、木島が車でひどい山道を走ったのが流産の原因であると聞かされ、激怒する。彰彦が血相を変えて怒る姿を見て、木島は車で逃げ出す。甲州街道を舞台に、姉の命を奪おうとした男への復讐に燃える彰彦は、壮烈な闘いを挑もうとしていた。真紀のおもかげを胸に、木島に立ちむかう彰彦は車のエンジンを始動させた。
「ダブル・クラッチ」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1978 |
公開年月日 | 1978年4月29日 |
上映時間 | 87分 |
製作会社 | 松竹=バーニング・プロ |
配給 | 松竹 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
「ダブル・クラッチ」のみんなのレビュー
「ダブル・クラッチ」のレビューを書く映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 4/21
- ロビー・アメル(1988)
-
メン・イン・キャット
「アメリカン・ビューティー」のケヴィン・スペイシー主演のコメディ。仕事一筋で傲慢な社長トムは、娘の誕生日にネコを買って帰る。しかしその途中、社員に呼び出され会社の屋上へ行く。そこに雷が直撃し、転落したトムは、ネコと中身が入れ替わってしまう。監督は、「メン・イン・ブラック」シリーズのバリー・ソネンフェルド。出演は、「ダラス・バイヤーズクラブ」のジェニファー・ガーナー、「ディア・ハンター」のクリストファー・ウォーケン。 -
ハンターズ グリム童話の秘宝を追え!
グリム童話「白雪姫」に登場する“魔法の鏡”をめぐる冒険を描いたファンタジックアドベンチャー。どんな願いでも叶える魔法の鏡の破片。鏡の復活を目論む組織に命を狙われ行方不明になった両親を助け出すため、パクストンたちは鏡の捜索を始める。【スタッフ&キャスト】監督・製作総指揮:ニーシャ・ガナトラ 製作総指揮:ジェイソン・ネッター 製作:ヘザー・パトック 脚本:ジェフ・シェクター 出演:ヴィクター・ガーバー/ロビー・アメル/アレクサ・ヴェガ/ミシェル・フォーブス - アンディ・マクダウェル(1958)
-
ハリウッド・ミューズ
華やかなハリウッドの舞台裏を描いたファンタジックドラマ。マーティン・スコセッシ、ジェームズ・キャメロンほか、有名監督らが本人役で登場。監督・主演は米国コメディ界の鬼才アルバート・ブルックス。出演は「氷の微笑」のシャロン・ストーン、「エンド・オブ・バイオレンス」のアンディ・マクダウェルほか。 -
ゴンゾ宇宙に帰る
宇宙にいるはずの家族に会える日を心待ちにするゴンゾの前に、ある日秘密組織・CONVETが現れ…ジム・ヘンソンの人気番組「マペットショー」の主役マペットたちが大活躍するSF冒険コメディ。監督はティム・ヒル。
NEW今日命日の映画人 4/21
-
該当する人物がいません