顔役時代

かおやくじだい
上映日
1955年12月9日

製作国
アメリカ

ジャンル
西部劇

ここが見どころ

開拓時代の、ミシシッピ河筋を舞台とした西部劇。ノーマン・A・フォックスの大衆小説からロバート・プレスネル・ジュニアと「凸凹火星探検」のダニエル・D・ビューチャンプが共同潤色し、「犯罪都市(1951)」のアール・フェルトンが脚色した。監督は「欲望の谷」のルドルフ・マテ。撮影は「怒りの河」のアーヴィング・グラスバーグ、作曲は「異教徒の旗印」のフランク・スキナーとハンス・J・サルター、音楽監督は「宇宙水爆戦」のジョセフ・ガーシェンソンが夫々担当している。なお主題歌「火のある靴をはいたジプシイ」の作詞作曲は歌手のペギー・リイとローリンド・アルメイダ。主な出演者は「六つの橋を渡る男」のトニー・カーティス、「犯罪都市(1951)」の新人コリーン・ミラー、「ララミーから来た男」のアーサー・ケネディ、「恐怖の報酬」のピーター・ヴァン・アイク、「遥かなる地平線」のウィリアム・デマレストなど。「帰らざる河」のスタンリー・ルービン製作なる1955年作品。

「顔役時代」のストーリー

1870年代の中頃。若者ベン・マシューズ(トニー・カーティス)は賭博師キャリコ(ドナルド・ランドルフ)の相棒として、ミシシッピの河蒸気でいかさま賭博で稼いでいた。ある日、ガリナの町の名望家マット・カムフォートが乗り合わせ、ベンのインチキを見て責めた。ベンはガリナの町の酒場にいる恋人ゾーイ(コリーン・ミラー)と、足を洗って結婚する気だったので勝負ではキャリコを裏切ってマットを勝たせたが、怒ったキャリコに縁を切られた。その夜、4人の賊が河蒸気にのりつけマットを殺害した。これを知ったベンは賊の1人と格闘の末、河に放り込まれ徒歩でガリナに辿りついた。河蒸気がガリナに着くと真犯人はキャリコとベンだと考えた町民は激昂してソマース署長(W・ガーガン)の手からキャリコを奪って私刑に処し、ベンも恋人ゾーイと再会を約して西部に去り牧童になった。3年後、ゾーイの元へ旅立ったベンは、途中、リック・ハーパー(アーサー・ケネディ)と道連れになったが、リックは手癖の悪い男で、ベンの所持金を狙い、彼がお尋ね者であることも知っていた。リックに馬を盗まれた住民たちが追い迫ったので、2人はミシシッピ河に飛び込み、河蒸気に救い上げられた。船には賊に殺されたマット・カムフォートの弟ブランド(ウィリアム・デマレスト)も乗っていた。船は又もや覆面の賊に襲われたがベンはその1人を捕えた。やがて河蒸気はガリナに着き、お尋ね者のベンは病人になりすまし担架で上陸してホテルに入った。ベンはゾーイに再会したが彼女は酒場の主人ブーシェ(ピーター・ヴァン・アイク)と結婚していた。その夜ゾーイは訪れて来たベンにブーシェとの結婚の不幸なこと、彼が何か悪事を企んでいることを話し駈け落ちを迫ったが、そこに帰ってきたブーシェの態度からベンは彼こそ賊の1人だと覚った。ブーシェの部下に追われたベンはブランドの牧場に逃げ、彼の部屋に河蒸気から奪われた品を発見した。リックの助太刀でベンはブランドと部下を倒し、ブーシェと警吏に追われて酒場のゾーイの部屋に隠れた。ベンは証拠書類を焼こうとするブーシェを捕え、ブランド殺しの犯人として群衆に私刑されようとしたリックを救った。ブーシェは部下の弾に倒れソマース署長の前で、死に際にすべてを告白した。ベンは署長に証拠書類を渡して晴れてゾーイと結婚できる身となり、馬泥棒のリックは又もやベンの馬を盗んで町を立ち去っていった。

「顔役時代」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「顔役時代」のスペック

基本情報
ジャンル 西部劇
製作国 アメリカ
製作年 1955
公開年月日 1955年12月9日
製作会社 ユニヴァーサル映画
配給 ユニヴァーサル
レイティング
カラー/サイズ カラー

「顔役時代」のみんなのレビュー

「顔役時代」のレビューを書く

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/14

インディラ・ヴァルマ(1973)

ナショナル・シアター・ライブ2020「プレゼント・ラフター」

イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した傑作舞台を映像化するプロジェクト「ナショナル・シアター・ライヴ」の1作。スター俳優ギャリー・エッセンダインが海外ツアーに出かける準備をしていたところ、個性的な面々の訪問を受け、彼の生活はハチャメチャに……。現代の名声・欲望・孤独を投影した作品。主演は、ドラマ「SHERLOCK」のジム・モリアーティ役など映像分野でもおなじみのアンドリュー・スコット。

ナショナル・シアター・ライヴ 2016「人と超人」

イギリス国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターで上演された舞台をデジタルシネマ化した「ナショナル・シアター・ライヴ」シリーズの一作。レイフ・ファインズ扮する独身貴族ジャックが、現実からの逃避行を図るバーナード・ショーの戯曲を収録。共演は「エクソダス 神と王」のインディラ・ヴァルマ、「キャプテン・フィリップス」のコーリイ・ジョンソン。
ソフィア・コッポラ(1971)

オン・ザ・ロック

ソフィア・コッポラが監督・脚本を務めたコメディ。新しく来た同僚と残業を繰り返すようになった夫に疑いを抱いた若い母親ローラは、プレイボーイの自分の父親とともに夫を尾行することに。2人は夜のニューヨークを駆け巡りながら、その距離を近づけていく。出演は、「デッド・ドント・ダイ」のビル・マーレイ、「カムバック!」のラシダ・ジョーンズ、「デンジャラス・バディ」のマーロン・ウェイアンズ。

ようこそ映画音響の世界へ

ハリウッドの映画音響に焦点をあてたドキュメンタリー。その進化において大きな偉業を残した「市民ケーン」「鳥」「ゴッドファーザー」などの名作から映画音響の歴史を紹介。さらに、スペシャリストたちと共に“音”が映画にもたらす効果と重要性に迫っていく。出演は「地獄の黙示録」のウォルター・マーチ、「スター・ウォーズ」のベン・バート、「ジュラシック・パーク」のゲイリー・ライドストローム。