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「欲望の砂漠」などに出演したバート・ランカスターが独立して設立したノーマ・F・R・プロの第1回作品(1950年)で、自ら主演している。製作はハロルド・ヘクトとフランク・ロスで、監督は「インディアン渓谷」のジャック・ターナー、脚本は「荒原の女」のウォルド・ソルト、撮影は「大雷雨」のアーネスト・ホーラー、音楽はマクス・スタイナーの担当。ランカスターをめぐる出演者は「ヒット・パレード」のヴァージニア・メイヨ、フランク・アレンビー、ニック・クラヴァット、ロバート・ダグラス、アライン・ホフマンら。
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「快傑ダルド」のストーリー
12世紀の頃、ドイツ南西部にあったヘッセ国の軍隊はロムバルディアを侵略し圧政を布き、ウリッチ将軍(フランク・アレンビー)は民衆の恨嗟の的であった。山奥に狩猟生活を営むダルド(バート・ランカスター)は、別離した妻が小さい息子をつれヘッセ人の居に走ったので、圧政に苦しむ民衆を救い息子を取り戻すために立ち上がる決心をした。ある日ダルドは美人に会い心惹かれるものがあったが、彼女がウリッチの姪アン姫(ヴァージニア・メイヨ)であることを知って怒りのうちに追い帰した。隠忍自重するうち、ダルドは先ず息子を求めて襲撃したが成功せず、アンを人質として帰った。彼女は激しくダルドを憎むが、それはいつしか愛情へと変わり、ダルドの気持ちもまた同じであった。しかしデルドは息子とアンの交換を友人ピロッコを使者に立てて申し入れたがピロッコは傷ついて追いかえされて来た。ダルドは意を決し攻撃を決行した。今やまったく彼を愛するアンはこの計画が敵に筒抜けなのを知って急遽一行の後を追い、事前にそれを知らせた。ダルドは裏をかいて死んだと見せかけて城内に入り込み、城門を開いて民衆を迎い入れ、大奮戦ののち侵略者ヘッセ軍は一掃され、息子をも無事取り戻した。熱狂する群衆のうちにはアンの美しい微笑もみられた。
「快傑ダルド」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1950 |
公開年月日 | 1952年1月4日 |
製作会社 | ワーナ・ブラザース映画 |
配給 | ワーナー・ブラザース日本支社 |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
「快傑ダルド」のみんなのレビュー
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映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/8
- 渡部豪太(1986)
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コスメティックウォーズ
化粧品業界の裏側に切り込んだヒューマンドラマ。老舗化粧品会社のロングセラー商品の機密情報を盗み出すため、産業スパイとして潜入した三沢茜。だが化粧品を作る社員たちと触れ合っていくなか、その熱い想いに触れ、茜は次第に自分の行為に疑問を感じ始める。出演は「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の大政絢、「夏休みの地図」の奥菜恵、「海南1890」の渡部豪太、「東京PRウーマン」の井上正大、「校庭に東風(こち)吹いて」の柊子、「GONIN サーガ」の松本若菜、「The Room」の尚玄、「天空の蜂」の森岡豊、「映画 深夜食堂」の高岡早紀。監督は「東京PRウーマン」の鈴木浩介。音楽を「十三人の刺客」「貞子vs伽椰子」の遠藤浩二が担当する。 -
海難1890
1890年に和歌山県で起きたオスマン帝国の親善訪日使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号の海難事故、そして1985年イラン・イラク戦争時にテヘランに残された日本人の救出にトルコが尽力した史実に基づき、日本・トルコ両国の絆や危険を押してでも助けようとする人々を描いた人間ドラマ。エルトゥールル号編とテヘラン救出編の二部で構成される。監督は「利休にたずねよ」が第37回モントリオール世界映画祭最優秀藝術貢献賞に輝いた田中光敏。海難事故に遭遇した医師を「臨場・劇場版」の内野聖陽が演じ、「マイ・バック・ページ」の忽那汐里やトルコ人俳優ケナン・エジェが二役で出演。外務省の後援や、トルコ政府全面協力を受け制作された。 - 鮎川いずみ(1951)
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必殺!III 裏か表か
闇の金融集団と闘う仕事人たちの姿を描く“必殺!”シリーズ第三弾。脚本は「必殺!」の野上龍雄、保利吉紀、中村勝行の共同執筆。監督は「逃がれの街」の工藤栄一。撮影は「必殺! ブラウン館の怪物たち」の石原興がそれぞれ担当。 -
必殺! ブラウン館の怪物たち
徳川家康が建てたという黒谷屋敷の謎をかぎつけた倒幕派と外国人グループと戦う仕事人たちを描く。昨年公開された「必殺!」の第二弾。脚本は「哀しい気分でジョーク」の吉田剛、監督は「港町紳士録」の広瀬襄、撮影は「必殺!」の石原興がそれぞれ担当。
NEW今日命日の映画人 3/8
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