ここが見どころ
狂人科学者の餌食となった青年が、ヘビの血清を注射されたためにキング・コブラに変身していく恐怖を描く。製作は「JAWS・ジョーズ」のリチャード・D・ザナックとデイヴィッド・ブラウン、監督は「西部番外地」のバーナード・L・コワルスキー、製作・原作はダン・ストリーピーク、脚本はハル・ドレスナー、撮影はジェラルド・ペリー・フィネマン、音楽はパトリック・ウィリアムス、編集はロバート・ワッツ、メーキャップは「猿の惑星」のジョン・チェンバースとニック・マルセリーノがそれぞれ担当。出演はストロザー・マーティン、ダーク・ベネディクト、ヘザー・メンジース、リチャード・B・シャルなど。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「怪奇!吸血人間スネーク」のレビューを書く
「怪奇!吸血人間スネーク」のストーリー
夜明け前、2人の男が大きな細長い箱を間に取り引きしている。1人はヘビの研究家として有名なストーナー博士(ストロザー・マーティン)、もう1人は見せ物を商売としている興行師コージェン。翌日、ストーナー博士は、友人のダニエルズ博士(リチャード・B・シュル)に研究助手が欲しいと頼み、意欲旺盛で真面目な大学生デイヴィッド(ダーク・ベネディクト)が選ばれた。デイヴィッドは尊敬するストーナー博士の意見に感化され、博士の言うがままにキング・コブラの血清注射を定期的に受けるようになり、徐々に体に変調が現われ始めたことに気づく。この頃デイヴィッドは、ストーナー博士の娘クリスティーナ(ヘザー・メンジース)と、心を通わす仲にあった。2人はある日、カーニバルを見物に行き、デイヴィッドは、コージェンの見せ物小屋で蛇男をみる。やがてキング・コブラの血清注射を受けていたデイヴィッドは、半人半蛇という姿に変わってしまい、その姿をたまたま見てしまったダニエルズ博士は、キング・ニシキヘビをけしかけられ非業の死を遂げた。デイヴィッドが完全に蛇に変身する日、家を遠ざけられたクリスティーナは見せ物小屋で蛇男を見た。それは、デイヴィッドの前の研究助手であった。すべてを悟った彼女は研究所へと急ぐが、時すでに遅く、博士は本物のキング・コブラに噛まれ、キング・コブラに変身したデイヴィッドも、ヘビに変身したデイヴィッドも、ヘビを何よりも好物とするマングースに、まさに襲われようとしていた。その時、駆けつけた保安官が銃を発射し、クリスティーナが悲鳴をあげた……。
「怪奇!吸血人間スネーク」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1973 |
公開年月日 | 1976年9月18日 |
製作会社 | ザナック=ブラウン・プロ作品 |
配給 | ユニヴァーサル=CIC |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
「怪奇!吸血人間スネーク」のみんなのレビュー
「怪奇!吸血人間スネーク」のレビューを書く「怪奇!吸血人間スネーク」の多彩なBlu-ray/DVD
映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 1/18
- 北野武(1947)
-
天才たちの頭の中 世界を面白くする107のヒント
CM製作やドキュメンタリー作品を手がけてきたハーマン・ヴァスケ監督が、世界で活躍する人物たちに何故クリエイティブなのか問うドキュメンタリー。膨大な数のインタビューからホーキング博士、北野武ら107人を抜粋、それぞれが語るクリエイティブ論を映す。 -
アウトレイジ 最終章
北野武監督が手掛けるバイオレンスシリーズ最終章となる3作目。大友が身を寄せる韓国の張会長を相手に、花菱会の花田がトラブルを起こす。花菱会会長の野村と若頭の西野による覇権争いは張会長襲撃にまで発展し、張会長に恩義を感じる大友は帰国を決意する。前作に続きビートたけし、西田敏行、塩見三省、金田時男、白竜、名高達男、光石研、中村育二、松重豊らが出演するほか、「ミュージアム」の大森南朋、「エヴェレスト 神々の山嶺」のピエール瀧、「TAP THE LAST SHOW」の岸辺一徳、「シン・ゴジラ」の大杉蓮、「ボクの妻と結婚してください。」の原田泰造、「レイルロード・タイガー」の池内博之、「シン・ゴジラ」の津田寛治らがシリーズ初出演する。 - 片桐はいり(1963)
-
きまじめ楽隊のぼんやり戦争
-
私をくいとめて
「勝手にふるえてろ」の綿矢りさ(原作)&大九明子(監督)コンビが再タッグ。30歳を越え、“おひとりさま”が板についた黒田みつ子。脳内にいるもう一人の自分“A”と平和な生活を満喫していた彼女はある日、年下の営業マン、多田くんに恋してしまう。出演は「星屑の町」ののん、「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」の林遣都。
NEW今日命日の映画人 1/18
- 田中重雄(1992)
-
悪名尼
権力に歯向う一匹狼の不良少女の物語。脚本は「成熟」の高橋二三。監督は「タリラリラン高校生」の田中重雄。撮影は「裸でだっこ」の横手丘二がそれぞれ担当。 -
タリラリラン高校生
日常満たされない生活をするのは、世の中に何かが足りないからであり、自分たちにも何か欠けるものがあるからだという発想から生まれたタリラリランとは、高校生の一部で流行しはじめた新語。ゲバ棒をふり廻すまでにいたらないグループの、いわば社会に対するささやかな反抗精神と、自分自身に対する卑下した気持も含めたシニカルな意味あいをもっている。脚本は安本莞二と田口耕三の共同執筆、監督は「高校生番長 ズベ公正統派」の田中重雄、撮影も同作の中川芳久がそれぞれ担当。