ここが見どころ
「明眸罪あり」「イバニエズの激流」と同じくグレタ・ガルボ嬢の主演映画で、ルトウィヒ・ヴォルフ氏作の小説を「マノン・レスコオ」「感激の泉」のベス・メレディス女史が脚色し「ベン・ハー(1926)」「明眸罪あり」のフレッド・ニプロ氏が監督し、「世界に告ぐ」「肉體と悪魔」のウィリアム・ダニエルス氏が撮影したもの。ガルポ嬢を助けて「ブリキ帽」「ミシガン小僧」のコンラッド・ネーゲル氏を始め、「思い出」「女の一生」のグスタフ・フォン・セイファーティッツ氏、エドワード・コネリー氏、アルバート・ポレット氏が出演する。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「女の秘密(1928)」のレビューを書く
「女の秘密(1928)」のストーリー
タニアは美貌の持主としてロシアの社交界では評判が高かった。1913年欧州大戦の幕が切られると以前タニアは軍事探偵としてオーストラリアに潜行した。そして同国陸軍大将カール・フォン・ラーデンに眼をつけウィーンの或る劇場に於いて彼と知り合いとなった。カールはタニアと熱い恋を語り合い仲ととなり、自分が重要なる秘密の使命を帯びてベルリンへ行くことに決定した事も彼女に漏らした。タニアと別れて停車場に来た大尉は待受けていた叔父の陸軍秘密探偵曲長フォン・ラーデン大佐からタニアがロシアの間謀であることを警告された。彼女は大尉の隣室に忍んでいた。大尉は彼女を罵り絶縁を宣言した。余りの無理解に怒ったタニアは大尉の密書を盗んでワルソオに帰った。大尉はセルヴィアの音楽家に変装してワルソウの或るカフェに雇われタニアは驚いた。タニアを愛している露軍情報部長アレキサンドロフ将軍は早くも音楽家の素性を看破し、タニアの誕生日の宴会を催し、その興を助ける音楽家として彼を雇った。タニアはアレキサンドロフ将軍の奸計を気付いて、その裏をかいて大尉を逃がそうとしたが、裏の裏を行って大尉を捕まえさせた。絶体絶命の立場になったタニアは遂にアレキサンドロフ将軍を銃殺した。そして陸軍部内に売国奴がいて大尉はその術策に陥って謀反罪に問われた事情を証明する書類を奪い取り、大尉と共に危地を脱して無事に国境を越えた。
「女の秘密(1928)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1928 |
製作会社 | M・G・M映画 |
配給 | MGM |
レイティング |
「女の秘密(1928)」のみんなのレビュー
「女の秘密(1928)」のレビューを書く映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/5
- サラ・ジェシカ・パーカー(1965)
-
ローマ発、しあわせ行き
『SEX AND THE CITY』のサラ・ジェシカ・パーカーと「これが私の人生設計」のラウル・ボヴァが共演するロマンティック・コメディ。新宿シネマカリテの特集企画『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016』にて上映。 -
ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ)
ワーキングマザーの苦悩をコミカルに描いたアリソン・ピアソン原作の小説『ケイト・レディは負け犬じゃない』を、「プラダを着た悪魔」のアライン・ブロッシュ・マッケンナの脚本、「Emma エマ」のダグラス・マクグラスの監督で映画化。出演は、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のサラ・ジェシカ・パーカー。 - 松山ケンイチ(1985)
-
BLUE/ブルー
-
ブレイブ 群青戦記
笠原真樹によるコミック『群青戦記グンジョーセンキ』を「亜人」の本広克行監督が実写化。スポーツ名門校の弓道部に所属する西野蒼は、自分に自信が持てず落ち込む毎日。そんなある日、校庭に一本の雷が落ち、学校の外の風景は見渡す限りの野原となってしまう。出演は「十二人の死にたい子どもたち」の新田真剣佑、「海辺の映画館 キネマの玉手箱」の山崎紘菜。
NEW今日命日の映画人 3/5
- ジョン・ベルーシ(1982)
-
Oh!ベルーシ 絶体絶命
シカゴの辣腕記者と、ロッキー山脈に住むマスコミ嫌いの鳥類学者の恋を描くロマンチック・コメディ。製作はボブ・ラーソン、製作総指揮はスティーブン・スピルバーグと、「ブルース・ブラザース」のバーリン・ブリルスタインが担当。「歌え! ロレッタ 愛のために」のマイケル・アブテッドが監督。脚本はローレンス・カスダン、撮影はジョン・ベイリー、音楽はマイケル・スモールが各々担当している。出演はジョン・ベルーシ、ブレア・ブラウン、アレン・ゴーウィッツ、ライアム・ラッセルなど。 -
ネイバーズ(1982)
静かな生活が,隣人夫婦のために破壊されるという喜劇。製作はリチャード・D・ザナック、デイヴィッド・ブラウン、製作指揮はアーヴィング・ポール・レーザー、バーニー・ブリルスタイン、監督は「ふたりでスローダンスを」のジョン・G・アヴィルドセン。トーマス・バーガーの『危険な隣人』(早川書房刊)をラリー・ゲルバートが脚色。撮影はジェラルド・ハーシュフェルド、音楽はビル・コンティが各々担当。出演はジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド、キャスリン・ウォーカー、キャシー・モリアーティ、ローレン=マリー・テイラーなど。