恩讐

おんしゅう
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

「戦時特派員」「大飛行船」のジャック・ホルトが主演する映画で「狂恋のつばさ」「魔の海底」アルバート・S・ロージェルが監督にあたったもの。脚本は「戦時特派員」「魔の海底」にジョー・スワーリングが監督者ロージェルの書き下ろした原作によって執筆し、カメラは「戦時特派員」「兄貴は世界一」のベンジャミン・H・クラインの担当である。共演者は「吾は愛せり」のジュヌヴィエーヴ・トバン、「競馬天国」のシドニー・ブラックアマー及び「四十二番街」のジョージ・E・ストーンで、その他子役ウォーリー・オルブライト、ワード・ボンド、アイリーン・ホワイト等が助演している。

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「恩讐」のストーリー

建物取毀業チャック・リーガンは弁当売り娘メリーに恋している。リーガンの下に働く時間係りトム・カミングスもまたメリーに心を惹かれていた。友情に厚いしかし乱暴者のリーガンに比し、トムはハーバード大学出の教養と上品さを備えた男であった。ある日屑拾いのシャピロは危ないところをリーガンに救われたのが縁となり、リーガンの仕事場の屑物を一手にもらい受け、これを売って、徐々に財を積む。一方トムもリーガンの絶大な援助で建築会社の技師からやがて、一流の建築業者となることができた。リーガンは取毀会社の社長としてメリーを娶り、いまでは可愛い息子までできた。その息子の誕生日に、リーガンが旅行から突然帰宅してみると、信頼していたトムとメリーが道ならぬ恋に酔っている。落胆のどん底に突きのめされたリーガンはその場から行方不明となってしまった。シャピロが全力を尽くしての操作もかいがなく、やがてトムとメリーは晴れて結婚してしまった。そして建築の不正請負によって巨富を得たトムはさらに魔手を新しき学校建築にまでも伸ばした。その年のクリスマス前にシャピロはようやく、酒に哀しみを忘れようとして、見る陰もなく落胆してしまっているリーガンを発見した。希望もなく無気力に成り果てているリーガンの息子を連れて来て父子対面をさせた。かくて、リーガンは新たな望みを抱いて息子のために働く気になった。やがて校舎落成式挙行の当日となり、トムは新校舎の建築家として讃辞を受けた。式終わって集まった小学児童等が去った後、恐るべき大地震が突発した。2人だけ校舎に居残っていたトム夫妻は不正工事の欠陥のためにもろくも崩壊した校舎の鉄骨や破材の下に閉じ込められてしまった。2人は救いを求めて叫喚したが、足場が危ないので誰1人救助に赴くものがない。来合わせたリーガンは救助を志願し、起重機の先端に身を乗せ、発煙ランプを手にして救助作業に着手した。リーガンは、不慮の出来事と見せて鉄材を上から落してトム夫妻の息の根を止め、息子を自分の手に取り返す了見であった。その心中を見抜いたシャピロは、身命を賭して起重機によじ登って、リーガンを諌めた。シャピロの熱誠似心を動かされたリーガンは復讐を思い止って、トムとメリーを救い出そうと作業を急いだ。ところが作業ならざるに第2の強震が起こった。轟然として鉄材が崩れおちる下に、トム・カミングス夫妻は自ら建築した不正な建築物によって命を落してしまった。かくて天下晴れて愛児を引き取ることができたリーガンは、親友シャピロの心尽くしによって、リーガン・シャピロ商会のパートナーとして返り咲き、昔日にもまして幸福な生活を楽しく送ることができたのである。

「恩讐」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「恩讐」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1933
製作会社 コロンビア映画
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/7

香川照之(1965)

99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE

2016年、2018年に放送された人気ドラマの劇場版。99.9%逆転不可能と言われる事件で無罪を勝ち取ってきた型破りな弁護士・深山のもとに、15年前の天華村毒物ワイン事件に関する依頼が舞い込む。その事件には、謎の弁護士・南雲が関わっていた。出演は、「ナラタージュ」の松本潤、「七つの会議」の香川照之、「妖怪大戦争 ガーディアンズ」の杉咲花。監督は、「仮面病棟」の木村ひさし。

バケモン

17年に渡って落語家・笑福亭鶴瓶に密着、その素顔に迫ったドキュメンタリー。コロナ禍でテレビ番組の収録が中止になった2020年、鶴瓶は1時間を超える上方落語の最高傑作『らくだ』をひっさげ、全国ツアーを開始。そこから覗く芸人・鶴瓶の生き様とは。ナレーションを担当したのは、「七つの会議」の香川照之。鶴瓶と交流の深いテレビ番組の構成演出家・山根真吾が演出・構成・撮影・編集を担当。
ニコラス・ホルト(1989)

モンタナの目撃者

アカデミー賞受賞女優アンジェリーナ・ジョリーの『ソルト』以来11年ぶりのアクション映画。アンジーが人間には太刀打ちできない「大自然の脅威」と凄腕の「暗殺者」に行く手を阻まれながらも、少年を守るために戦う森林消防隊員ハンナを演じる。監督・脚本は「ボーダーライン」(2015)で初脚本を務め、監督デビュー作「ウインド・リバー」(2017)で第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を受賞したテイラー・シェリダン。「木を切り、火をおこす方法から教わった」と語るアンジェリーナ・ジョリーは、森林消防隊員のハンナを演じることは大自然でのサバイバルの連続だったと語る。過去に壮絶な事件を”目撃”したことで心に大きなトラウマを抱える森林消防隊員のハンナは、暗殺者による父の死を間近で“目撃”し、父が守り抜いた“秘密”のために暗殺者に追われる少年コナーとタッグを組む。背後に迫る凄腕の暗殺者、目前に立ちはだかる広大なモンタナの大自然に燃え盛る巨大な炎―2つの脅威に行く手を阻まれる極限状態で、少年を守り戦うサバイバルサスペンス。

トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング

かつてミック・ジャガーが「太陽の果てに青春を」で、故ヒース・レジャーが「ケリー・ザ・ギャング」で演じたオーストラリアの伝説の義賊ネッド・ケリーの生涯を、「1917 命をかけた伝令」のジョージ・マッケイ主演で描くパンク精神あふれる反逆ムービー。豪アカデミー賞12部門のうち主要3部門で受賞、カルト・ムービーの巨匠ジョン・ウォーターズ監督が“2020映画ベスト10”に選出。1855年にアイルランド移民の長男として生まれたネッド・ケリーは窃盗や強盗を繰り返した無法者だが、現代でもオーストラリアに「ケリーのように勇敢に(as game as Ned Kelly)」という表現があるほど英雄として人気が高い。本作ではそんなネッド・ケリーを、悲惨な境遇から抜け出そうと苦悩し、怒り闘うひとりの若者として捉えたピーター・ケアリーのブッカー賞(イギリス最高の文学賞)受賞小説を原作に映画化。腐敗した権力に屈することを拒否し、兄弟や仲間たちと“ケリー・ギャング”を結成、国中にその名を轟かす反逆者となったネッドの姿を壮絶に描き出している。母親がネッドを売り渡すブッシュレンジャー(盗賊)のハリー・パワーにラッセル・クロウ、ネッドに屈折した想いを寄せ執拗に追い詰める警官のフィッツパトリックにニコラス・ホルト、ネッドの家族に横暴を尽くすオニール巡査部長にチャーリー・ハナムと豪華キャストが結集。「アサシン クリード」でハリウッドに進出したジャスティン・カーゼル監督が新たな伝説を誕生させた。

NEW今日命日の映画人 12/7

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