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ノーマン・パナマ、ラリー・ゲルバート、ピーター・バーンズら、3人の共同脚本を、ノーマン・パナマが製作・監督したセックス・コメディ。撮影はチャールズ・ラング、音楽はジョニー・ウィリアムス(2)が担当した。出演はトニー・カーティス、ヴィルナ・リージ、ジョージ・C・スコットほか。
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「おれの女に手を出すな」のストーリー
トム(トニー・カーティス)はロンドン駐在のアメリカ空軍大佐で、仕事の腕は確かだが、ただひとつの欠点といえば、大変なヤキモチやきだということ。というのも、妻のジュリー(ヴィルナ・リージ)がすごい美人だったから。ある日、トムの親友タンク大佐(ジョージ・C・スコット)が、2人の前に現れた。12年ぶりのことだ。トムはすっかりあわててしまった。というのは、12年前の朝鮮戦争たけなわの頃、当時、看護婦だったジュリーをめぐり、2人の親友は争ったのである。その結果一計を案じてタンクをだしぬいたトムがジュリーと結婚したのだ。ところで彼女には、同じものを2つほしがるというおかしなクセがある。だから、12年前も、2人の男を前にして大いに迷ったものだ。そんな彼女の前に、またまたタンクが現れたのではたまらない。トムは例のヤキモチぐせを、もうぜんと出し始めた。そこへ運の悪いことに、トムにコペンハーゲン出張の命がおりた。上官の命令では致し方ない。しぶしぶコペンハーゲンに行ったものの、彼の妄想はジュリーの不貞のことばかり。思いあまって電話を入れると、なんと彼女は離婚すると言い出した。驚いたトムは、軍務をほうり出して急ぎ帰った。その時ジュリーはすでにタンクと一緒にホテルの一室にいた。しかし、タンクには結婚の意志がまるでなく、一生独身のプレイボーイでいたいのだと、言い出した。驚くジュリーの前にトムが飛びこんできた。隣室には上官が泊っているというホテルの部屋で、2人の男は無言の大格闘を始めた。自分のために、嫉妬のかたまりとなっているトムの姿を、ジュリーはほれぼれと見とれるのだった。そして2年後、もとのさやにおさまったトムとジュリーの幸せな家庭には、双児が生まれた。同じものを2つほしがるジュリーのクセは、子供によって満たされているようである。
「おれの女に手を出すな」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1966 |
公開年月日 | 1967年3月4日 |
製作会社 | ワーナー・ブラザース映画 |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
「おれの女に手を出すな」のみんなのレビュー
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今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/1
- ハビエル・バルデム(1969)
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誰もがそれを知っている
「別離」「セールスマン」のアスガー・ファルハディ監督が、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムを主演に迎えたサスペンス。スペインの故郷で久々に再会したラウラの家族と幼なじみ。しかし、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、家族の秘密と嘘が綻び始める。共演は「しあわせな人生の選択」のリカルド・ダリン、「マジカル・ガール」のバルバラ・レニー。撮影監督は「エル・スール」「ボルベール 帰郷」のホセ・ルイス・アルカイネ。 -
パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊
ジョニー・デップ主演の大ヒットシリーズ第5弾。海の死神サラザールが魔の三角地帯から解き放たれ、ジャック・スパロウへの復讐を目論む。それを阻止するためジャックは、“ポセイドンの槍”を手に入れようと、新たな仲間と大海原へ繰り出してゆく……。共演は「007 スカイフォール」のハビエル・バルデム、「キング・オブ・エジプト」のブレントン・スウェイツ、「メイズ・ランナー」のカヤ・スコデラリオ。メガホンを取ったのは、「コン・ティキ」のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ。
NEW今日命日の映画人 3/1
- ダニエル・フォン・バーゲン(2015)
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ユニバーサル・ソルジャー ザ・リターン
死んだ兵士を戦闘マシーンとして蘇生させるプロジェクト“ユニバーサル・ソルジャー”で甦った男の戦いを描くSFアクション。1992年に公開された「ユニバーサル・ソルジャー」の続編。監督はミック・ロジャース。主演は前作に引き続きジャン=クロード・ヴァン・ダム。 -
ポストマン(1997)
荒廃した近未来のアメリカを舞台に、人々に希望をもたらす郵便配達人(ポストマン)の姿を描いたアクション・ロマン大作。監督・主演は「ウォーターワールド」「ティン・カップ」のケヴィン・コスナーで、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」に次ぐ7年ぶりの監督第2作。脚本はデイヴィッド・ブリンの同名小説(邦訳・ハヤカワ文庫)を基に、エリック・ロスと「ライアー」のブライアン・ヘルゲランドの共同。製作はコスナーと彼のパートナーのジム・ウィルソン、「ロング・キス・グッドナイト」のスティーヴ・ティッシュ。撮影は「モアイの謎」のスティーヴ・ウィンダン。音楽は「ファーザーズ・デイ」のジェームズ・ニュートン・ハワード。美術は「ワイアット・アープ」のアイダ・ランダム。編集は「ウォーターワールド」のピーター・ボイル。共演は「追いつめられて」でコスナーと共演した「コピーキャット」のウィル・パットン、英国の舞台女優で本作がデビューとなるオリヴィア・ウィリアムス、「ラブ・ジョーンズ」のラレンツ・テイト、「スネーク・アイズ」「パンサー」のジェームズ・ルッソのほか、ロック・ミュージシャンのトム・ペティが特別出演。