ここが見どころ
ドロシー・ハウエル女史作の物語によって「負けじ魂」等と同じくエドワード・エッチ・グリフィス氏が監督したもので、主役は「女房いぬ間に」「偽りの警報」等出演のドロシー・レヴイアー嬢と「恋は異なもの」「花嫁歓迎」等出演のマルコーム・マツグレゴア氏が演じ、ウィリアム・ヴイ・モング氏、グスタフ・フオン・セイフエルテイツ氏等が助演している。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「思い出の道」のレビューを書く
「思い出の道」のストーリー
無実の罪で無期徒刑に処せられたダニエル・ホイトは15年刑期をつとめた後死期が近づいた故を以て釈放された。彼に唯一の慰めは姪のカロリン・マックレーンの成長を見ることだった。彼女は彼が死んだと思っているので、よそながら彼女の姿をみてから療養所に行こうとホイトは顧問弁護士ベネットに伴われて我が家へ赴いた。その日カロリンを愛しているトニー・フイールデイングが彼女に求婚しに来ていた。彼女はそれを納得した。そして己が部屋へ来てホイトの姿を満て泥棒と思い違えた。ベネットは事実を彼女に告げた。彼女は始めて伯父が自殺した友人を殺したと誤審されて無期徒刑に処せられたこと、その処刑には彼女の恋人トニーの父たるフイールデイング判事が常時出世欲に駆られた若い検事でホイト有罪を主張したことが与って力あったこと、を知った。一方トニーは父の判事に許嫁の姓名を告げると、懲役人の姪などを決して嫁にはさせないと言った。するとトニーは自由結婚をすると宣言したので怒った判事はホイト邸に赴いて婚約を姪に破棄させねばまた刑務所へ遣るぞと脅迫した。それを立ち聞きしたカロリンは伯父のために自らトニーを訪問して婚約を破棄した。ホイトは姪の結婚を成就させるためと、状況証拠のみを以て断罪することの危険を判事に教えるために一策を案じた。彼は医学生たるトニーに頭痛薬を求めにやり、買って戻った時密にトニーのポケットに用意の毒薬の小箱を入れた。そして彼は頭痛薬を棄てても一つの毒薬の小箱の毒薬を飲んで自殺した。その前に彼は判事宛に自分は自殺したのでトニーは無罪だと告白した手紙を認めて置いた。ところがその手紙が判事邸の女中の過失で暖炉の灰となったので、トニーは状況証拠によりホイト毒殺犯人として死刑を宣告された。しかし死刑の前夜狂人のようになったカロリンは偶然秘密金庫を発見して例の告白状の写しを手に入れた。かくてトニーは無罪となり、判事の迷夢も醒めて息子とカロリンとの結婚を許した。
「思い出の道」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1927 |
製作会社 | コロンビア映画 |
配給 | スター・フィルム社 |
レイティング |
「思い出の道」のみんなのレビュー
「思い出の道」のレビューを書く映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/2
- ダニエル・クレイグ(1968)
-
ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密
「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のライアン・ジョンソンのもと豪華キャストが集結したミステリー。富豪作家のハーランが誕生会の翌日、遺体となって発見された。屋敷にいた全員に容疑がかかる中、匿名の人物から依頼を受けた名探偵ブノワは真相を探る。謎に迫る探偵ブノワ・ブランを「007」シリーズのダニエル・クレイグが、一族の問題児ランサム・ドライズデールを「キャプテン・アメリカ」シリーズのクリス・エヴァンスが演じるなど、オールスターキャストで事件の謎を描いていく。第77回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門作品賞・主演男優賞(ダニエル・クレイグ)・主演女優賞(アナ・デ・アルマス)ノミネート。 -
マイ・サンシャイン
ロサンゼルス暴動に巻き込まれた家族を描くドラマ。1992年、LAサウスセントラル。家族と暮らせない子どもたちを育てているミリーと、彼女たちを見守る隣人オビー。ある日、黒人が犠牲になった事件に対し不当な判決が出たことから、LAで暴動が始まる。監督は、「裸足の季節」のデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン。出演は、「チョコレート」のハル・ベリー、「007」シリーズのダニエル・クレイグ。
NEW今日命日の映画人 3/2
- セルジュ・ゲンズブール(1991)
-
ノーコメント by ゲンスブール
音楽家、映画監督など多彩な顔を持つセルジュ・ゲンスブールが、自身の内面を語った録音テープを元に構成したドキュメンタリー。監督は、旧ソ連のトランペッター、エディ・ロズナーのドキュメンタリー「The Jazzman from the Gulag」でエミー賞を受賞したピエール・アンリ・サルファティ。 -
モード・イン・フランス
「ミスター・フリーダム」「ポリー・マグー お前はだれだ?」など、キッチュなアート系映画を作ったことでも知られる写真家ウィリアム・クライン。ヴォーグ誌のグラフィック・デザイナーとして活躍したクラインが80年代に製作した唯一の長編映画。