ここが見どころ
「激流に逆いて」「白牙に衂りて」等と同じく名犬リン・ティン・ティン主演映画で、ドロシー・ショスト女史原作の物語を「人生サーカス」「昼閑夫人」のグレアム・ベイカー氏が脚色し、「特急黒ダイヤ」のハワード・ブレザートン氏が監督、「ロンドンの丑満時」「速成恋愛術」のフランク・ケッソン氏が撮影したものである。助演俳優は「人生サーカス」「激流に逆いて」のジェイソン・ロバーズ氏、「空中転戦」「金塊争奪(1929)」のドロシー・ドワン嬢「3悪人」「幽霊船」のトム・サンチ氏及び子役ビリー・ケント・シェーファー君等である。
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「丘に叫ぶ声」のストーリー
義理の兄弟であるベンとスティーヴとは全然性格が異なっていた。ベンは乱暴者であったが、スティーヴは気の弱い意気地なしだった。このケンタッキー山村の小学校へ女教師のジャネットは障害者の弟ディービーを連れて赴任して来た。ベンとスティーヴとは期せずして共に彼女に恋した。スティーヴが誰に侮辱されても平気なのがジャネットには歯痒かったが何となく彼女は好ましく思うようになった。この山村は貧しかったので村人は飼犬を悉く放逐してしまっていたが、それ等の野放しの犬は群れをなして時折食物を漁りに村に押し寄せて来た。或時その犬群れの頭梁のグレイ・ゴーストが傷ついてディービー少年に介抱して貰ったことがあった。グレイ・ゴーストは性質が良くその後一再ならずディービーの危難を救った。ところがある日ベンはグレイ・ゴーストを射殺すると言って恋仇スティーヴを射って傷つけた。ジャネットがスティーヴを介抱したため嫉妬に燃えたベンは2人を亡き者にせんと企てた。グレイ・ゴーストは悪い犬と思い誤られて村人に追跡されてジャネットの家に逃げ込んだ。彼女がこの犬を匿ったので村人の怒りを招いたがスティーヴは飽までも彼女を護るべく奮起した。そしてベンのために小舟にのせられて激流を下っているジャネットを助けに向かったスティーヴは危うくみえたが、グレイ・ゴーストが来援したのでジャネットもスティーブも滝壷に落ちるのを免れ、幸福な日を迎えた。
「丘に叫ぶ声」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1927 |
製作会社 | ワーナー・ブラザース映画 |
レイティング |
「丘に叫ぶ声」のみんなのレビュー
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今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/1
- ハビエル・バルデム(1969)
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誰もがそれを知っている
「別離」「セールスマン」のアスガー・ファルハディ監督が、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムを主演に迎えたサスペンス。スペインの故郷で久々に再会したラウラの家族と幼なじみ。しかし、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、家族の秘密と嘘が綻び始める。共演は「しあわせな人生の選択」のリカルド・ダリン、「マジカル・ガール」のバルバラ・レニー。撮影監督は「エル・スール」「ボルベール 帰郷」のホセ・ルイス・アルカイネ。 -
パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊
ジョニー・デップ主演の大ヒットシリーズ第5弾。海の死神サラザールが魔の三角地帯から解き放たれ、ジャック・スパロウへの復讐を目論む。それを阻止するためジャックは、“ポセイドンの槍”を手に入れようと、新たな仲間と大海原へ繰り出してゆく……。共演は「007 スカイフォール」のハビエル・バルデム、「キング・オブ・エジプト」のブレントン・スウェイツ、「メイズ・ランナー」のカヤ・スコデラリオ。メガホンを取ったのは、「コン・ティキ」のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ。
NEW今日命日の映画人 3/1
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ユニバーサル・ソルジャー ザ・リターン
死んだ兵士を戦闘マシーンとして蘇生させるプロジェクト“ユニバーサル・ソルジャー”で甦った男の戦いを描くSFアクション。1992年に公開された「ユニバーサル・ソルジャー」の続編。監督はミック・ロジャース。主演は前作に引き続きジャン=クロード・ヴァン・ダム。 -
ポストマン(1997)
荒廃した近未来のアメリカを舞台に、人々に希望をもたらす郵便配達人(ポストマン)の姿を描いたアクション・ロマン大作。監督・主演は「ウォーターワールド」「ティン・カップ」のケヴィン・コスナーで、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」に次ぐ7年ぶりの監督第2作。脚本はデイヴィッド・ブリンの同名小説(邦訳・ハヤカワ文庫)を基に、エリック・ロスと「ライアー」のブライアン・ヘルゲランドの共同。製作はコスナーと彼のパートナーのジム・ウィルソン、「ロング・キス・グッドナイト」のスティーヴ・ティッシュ。撮影は「モアイの謎」のスティーヴ・ウィンダン。音楽は「ファーザーズ・デイ」のジェームズ・ニュートン・ハワード。美術は「ワイアット・アープ」のアイダ・ランダム。編集は「ウォーターワールド」のピーター・ボイル。共演は「追いつめられて」でコスナーと共演した「コピーキャット」のウィル・パットン、英国の舞台女優で本作がデビューとなるオリヴィア・ウィリアムス、「ラブ・ジョーンズ」のラレンツ・テイト、「スネーク・アイズ」「パンサー」のジェームズ・ルッソのほか、ロック・ミュージシャンのトム・ペティが特別出演。