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財産めあてで資産家の一人娘を誘惑した2人の男が主人公のコメディ。製作総指揮はハンク・ムーンジーン、製作はマイク・ニコルズとドン・デヴリン、監督は「イルカの日」のマイク・ニコルズ、脚本はエイドリアン・ジョイス、撮影はジョン・A・アロンゾ、音楽はデイヴィッド・シャイア、編集はステュー・リンダーが各々担当。出演はウォーレン・ベイティ、ジャック・ニコルソン、ストッカード・チャニング、フローレンス・スタンレー、リチャード・B・シャルなど。
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「おかしなレディ・キラー」のストーリー
ギャングとジャズと禁酒法で象徴される狂乱の1920年代。当時のアメリカには、『マン・アクト』という法律があった。『不道徳な目的をもって、女性を州外に連れだしてはならない』というのがそれだった。そんな頃のお話である。ある夜、ロング・アイランドの豪邸の一人娘フレディー(ストッカード・チャニング)が、ニッキー・スタンポ(ウォーレン・ベイティ)というダテ男の車に乗り込んだ。車の中で、フレディとニッキーは熱い接吻を交わす。やがて、ある街角にさしかかると、オスカー・サリバン(ジャック・ニコルソン)が乗り込んできた。真夜中、3人は判事の家にいた。ささやかな結婚式が始まろうとしていた。花婿はダテ男のニッキーと思いきや、冴えないオスカーだった。実はニッキーとオスカーの間には、秘やかな密約が交わされていたのだ。ニッキーの狙いは、フレディが相続する莫大な遺産。結婚すれば事は簡単にすむのだが、ニッキーは前の妻との離婚がまだ成立していない。そこで金を横領してクビになったもと銀行屋オスカーをおどして、とりあえず結婚させ、カルフォルニアにいったら2人を離れさせ今度は自分と結婚するという訳だ。『マン・アクト法』にひっかかったら大変だが、うまくいけば一攫千金のボロ儲けだ。この奇妙な3人組がようやくロサンゼルスに着くと、お粗末なバンガローを借りた。家主はグールド(フローレンス・スタンレー)というこれまた奇妙なオバさんだ。とにかく、ニッキーの離婚が成立するまで、3人は仲良くやっていかなければならない。ところが、オスカーがフレディーに色眼を使い始めたのだ。ニッキーが1日中外で働いているのをいいことに、深窓育ちのお嬢さんにとりいり、とうとうモノにしてしまった。頭にきたのはニッキーだ。つかみ合いの大喧嘩となり、彼女に遺産が目的の結婚であることがバレてしまった。もう、方法は1つしかない。彼女を殺して、夫であるオスカーに財産相続権がころがり込むようにしなければならない。しかしドジな2人ではなかなか事が運ばず、ある夜、酔っ払った彼女を衣裳箱に入れて海に流してしまった。これではヤバい。翌朝、浜に流れついたフレディーはビックリ。通りかかった床屋のジョンに助けられて町に戻った。一方、まぬけなオスカーのおかげで、2人はフレディー殺しの疑いで警察に逮捕される始末。だがフレディーは生きていた。事情聴取した刑事もあまりのバカバカしさにあいた口がふさがらなかった。
「おかしなレディ・キラー」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1976 |
公開年月日 | 1976年1月17日 |
製作会社 | コロムビア映画作品 |
配給 | コロムビア映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
「おかしなレディ・キラー」のみんなのレビュー
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