愛はエーゲ海に燃ゆ

あいはえーげかいにもゆ
上映日
1978年10月7日

製作国
アメリカ

ジャンル
ラブロマンス

ここが見どころ

エーゲ海を舞台にギリシアの海運王と社交界のファースト・レディとのロマンスを下敷きとして、スーパー・リッチと呼ばれる人々の生活の内幕を描く。製作はアレン・クラインとエリイ・ランドー、監督は「ホワイト・バッファロー」のJ・リー・トンプソン、脚本はニコ・マストラキスとローレンス・マイヤーズとモートン・ファインの原案をモートン・ファインが脚色。撮影はトニー・リッチモンド、音楽はスタンリー・マイヤーズが各々担当。出演はアンソニー・クイン、「ザ・ディープ」のジャクリーン・ビセット、ラフ・ヴァローネ、エドワード・アルバート、ジェームズ・フランシスカス、カミラ・ラパーブ、マリル・トロ、チャールズ・ダーニング、ルチアナ・パルッツィなど。

「愛はエーゲ海に燃ゆ」のストーリー

テオ・トマシス(アンソニー・クイン)は、裸一貫で富を築きあげ、今や国際的な大実業家だった。限りなく増えつづける巨万の富を彼はぜい沢な私生活と美しい女たちに注ぎこんでいた。彼の妻シーミ(カミラ・スパーブ)は夫よりも息子のニコ(エドワード・アルバート)を溺愛していた。アテネの豪邸に帰ったテオはさっそく豪華なパーティを催すが、そこで合衆国上院議員キャシディ(ジェームズ・フランシスカス)の妻リズ(ジャクリーン・ビセット)の美しさに目をうばわれる。また、テオの実の弟で商売上のライバルでもあるスピロス(ラフ・ヴァローネ)の訪問をうけるが、スピロスは激しい競争心から、テオの数年来の愛人である舞台の大女優ソフィア(マリル・トロ)の名を持ち出し、その関係を知ったシーミがテオとの離婚を考えているとほのめかしたりする。怒ったテオは、スピロスが計画しているオイル・タンカー買い付けの仕事を横どりし、息子のニコに交渉させる。そしてニコは見事に商談をまとめる。時が流れて、商談でニューヨークに飛んだテオは、新大統領となったキャシディに敬意を表するためホワイトハウスに向かうが、そこで妊娠しているリズに再会する。ギリシアへ帰ったテオは、リズが流産したことを知り、キャシディ夫婦をエーゲ海の船遊びに招待する。テオとのかかわりを嫌うキャシディの反対にもかかわらず、リズはひとりギリシアへ飛び、テオの厚いもてなしを受ける。久しぶりにくつろんだリズだったが、自制心がそれ以上の何かが起こることを恐れ、再びワシントンへもどっていく。そして思わぬ悲劇がおこる。キャシディ大統領が暗殺されたのだ。その暗殺事件から1年近く過ぎたころ、妻との離婚訴訟が進められていたテオはリズに結婚を申し込む。リズが申し込みを受けてから数週間後、結婚式が行なわれる。しかし、2人の新婚生活は波瀾に満ちたものだった。それはソフィアの存在も影響していた。そんなころ、ニコが自家用ジェット機墜落事故で死亡するという事件がおきる。息子の死はテオに大きなショックを与え、医者から、自分の命がいくばくもないことを聞かされる。医者の宣告をリズに隠し、テオはノルウェー政府からの名誉勲章を受けるため、彼女を連れてオスロへ向かう。途中、リズを一足先に送りだしたテオはアテネの漁師町をさまよい、はるか昔の貧しく、だが素朴な人々とのくらしを思うのだった。

「愛はエーゲ海に燃ゆ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「愛はエーゲ海に燃ゆ」のスペック

基本情報
ジャンル ラブロマンス
製作国 アメリカ
製作年 1978
公開年月日 1978年10月7日
製作会社 アプコ・フィルム・プロ作品
配給 ユニヴァーサル=CIC
レイティング
カラー/サイズ カラー

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/1

エリカ・リバス(1974)

人生スイッチ

アルゼンチンで国内年間ランキング1位を獲得したオムニバス形式のブラック・コメディ。製作は、「オール・アバウト・マイ・マザー」のペドロ・アルモドバル。出演は、「瞳の奥の秘密」のリカルド・ダリン。第87回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。
ヴェイッコ・アールトネン(1955)

罪と罰(1983)

殺人を犯した青年の行動を乾いたタッチで描く作品。「白い花びら」のアキ・カウリスマキ、監督長編第1作。原作はロシアの文豪、ドストエフスキーの同名小説。出演はマルチ俳優として活躍するマルック・トイッカ、「愛しのタチアナ」までカウリスマキ作品の顔だったマッティ・ペロンパー、カウリスマキ作品の常連名脇役であるエスコ・ニッカリほか。1983年第1回フィンランド・ユッシ賞最優秀処女作品、最優秀脚本賞受賞。

ラヴィ・ド・ボエーム

パリを舞台に、3人の芸術家のボヘミアン生活を描く。監督・製作・脚本は「コントラクト・キラー」のアキ・カウリスマキ、原作はアンリ・ミュルジェールの小説『ボヘミアン生活の情景』(Scenes de la vie de boheme)、撮影はティモ・サルミネンが担当、音楽はセルジュ・レジアニが歌う「僕は飲む」、しのはらとしたけが歌う「雪の降る町を」などの既成曲を使用している。

NEW今日命日の映画人 12/1

シェリー・モリソン(2019)

無邪気な悪魔におもちゃが8つ

子供によって行われるショッキングな殺戮を描いたホラー。感化院の車が雪山で事故に遭い、護送されていた5人の問題児たちが脱走する。ロッジで冬を楽しく過ごそうとしていた大人たちに保護されるが、子供たちは彼らを残酷な方法で殺し始め…。【スタッフ&キャスト】監督:ショーン・マグレガー 脚本:ジョン・ダーレン 撮影:ポール・ヒップ/マイケル・シェア 出演:レイフ・ギャレット/ソレル・ブーク/ジーン・エヴァンス/シェリー・モリソン

愛のそよ風

『チェンジリング』のクリント・イーストウッドが初めて監督業だけに専念して制作したドラマ。不動産業を営む裕福な中年・フランクは、ある日ヒッピー風の少女・ブリージーと出会う。初めは自由に生きる彼女に苛立ちを覚えていたがフランクだったが…。【スタッフ&キャスト】監督:クリント・イーストウッド 製作:ロバート・デイリー 脚本:ジョー・ハイムズ 撮影:フランク・スタンリー 出演:ウィリアム・ホールデン/ケイ・レンツ/ロジャー・C・カーメル/シェリー・モリソン
マイケル・ライ(2019)

ルージュ(1987)

恋人を探すために現世へ戻ってきた美貌の幽霊の激しくも切ない恋を描くロマンチック・ファンタジー。監督はスタンリー・クワン。出演は、レスリー・チャン、アニタ・ムイ、アレックス・マンほか。2013年3月30日より、東京・シネマート六本木、大阪・シネマート心斎橋にて開催された「レスリー・チャン メモリアル」にてデジタル上映。

九龍の眼

悪質な爆弾犯人たちを追いつめる香港警察の刑事チェンの活躍を描くアクション。「ポリス・ストーリー 香港国際警察」の続篇で、監督・主演・原案・スタント監修は「サイクロンZ」のジャッキー・チェン(成龍)、製作総指揮はレイモンド・チョウ(鄒文懐)とレナード・ホウ(何冠昌)、製作はエドワード・タン、脚本はエドワード・タンとジャッキー・チェン、撮影はチョウ・イウゾウ(張耀祖)とリー・ヤウトン(李有棠)、音楽はマイケル・ライ(黎小田)が担当。出演はほかに「ポリス・ストーリー 香港国際警察」のマギー・チャン(張曼玉)、「プロジェクトA2 史上最大の標的」のタン・ピョウ(董驃)、「サイクロンZ」のクリスタル・コオ(郭錦恩)など。ビデオタイトル「ポリス・ストーリー2 九龍の眼」。