黄金の世界へ

おうごんのせかいへ
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

ロバート・W・サービス氏原作になる小説を、ベンジャミン・グレイザー氏が改作し、同氏とウォルデマー・ヤング氏とが共同で撮影基本を書いた。監督は「お転婆キキー(1926)」「肉体と悪魔」と同じくクラレンス・ブラウン氏。主役は「ラモナ(1927)」「カルメン(1927)」のドロレス・デル・リオ嬢、「ホィップ」「ミスター・ウー」闘のラルフ・フォーブス氏、「滑れケリー」のハリー・ケイリー氏。その他タリー・マーシャル氏、エミリー・フィッツローイ嬢、ラッセル・シムブスン氏、カール・デーン氏、ケーザレ・グラビナ氏等、堂々たるオール・スター・キャストである。

「黄金の世界へ」のストーリー

アラスカのクロンダイクに砂金が発見された1898年の夏、ジャック・ロカストを初めとして大勢の鉱夫がサンフランシスコへ帰って来てこの報道を齎したので、ニュースはたちまち全米に広がり、一攫千金を夢見る人々は、あらゆる階級を網羅してサンフランシスコに集まり、そこから極地目指して出発するのであった。バルキー夫妻の親類に当たる貧しいバーナと盲目の祖父とはドウスン市でバルキーがカフェーを開くので連れられてきた。船の中でバーナはらラリーと言う青年とロカストに逢った。ラリーは汽車にすがって無賃乗車を試み、大陸を越えて来た男である。ロカストは好式漢で、美しいバーナを見て心を動かし、バルキー夫妻に物質的援助を約して夫妻の歓心を買い、彼女を掌中のものにせんと企んだ。ラリーは金銭のことでロカストと争った時、老いた試掘者サルベーション・ジムに救われ彼のパートナーと成った。オルスと言うスェーデン人、虫けらとあだ名されるサミュエル・ソートも彼らに加わった。彼らがスカグウェイから奥地に進むに従い、続々倒れるものが増えた。バーナの祖父もその1人であった。チルクート峠で激しい風雪に襲われて敢えない最後を遂げた。目的地に近く一行がユーコン河を下る途中、バーナとバルキー夫妻が溺れようとした所をラリーは身を挺して救う。ユーコン河畔の目的地に到着した連中のうちには、金鉱発見の不可能、食糧の不足を知って帰国するものが続出した。バルキー夫妻もロカストから旅費を貰い、バーナを残して本国に帰る。悲嘆に暮れるバーナに引き換え、ロカストは独りほくそえんで居た。今は恋仲なるバーナとラリーは金を借りて帰国しようと焦ったが、らりーはある男から金銭の発見が用意であることを聞かされ、慾心が燃え立って、無一文のバーナを残し出発する。ロカストは倫落の女マギーを使ってバーナを誘惑する。一方ラリーの一行は困苦と戦って金銭発見に努めるうち、一行中のフートはラリーの犬やマッチを奪って引き返し、吹雪を避けるうち偶然金銭を発見したが、吹雪に埋められ凍死する。引き返す途中でこれを発見したラリーはドウスン市に駆けつけて登記を済ました。ラルスとジムも金銭を発見したが、ロカストと役人の共謀によって奪われてしまう。ラリーは怪しげなサルーンに踊り子と成っているバーナを発見したが、昔の彼女でないバーナは彼の不審を怒り、金塊を投げ捨ててラリーの言葉に耳も貸さない。ラリーは彼女を追って2階に上り、誤解を解くべく努めるうち、ロカストから堪えられぬ侮辱を蒙って激しい闘争と成、ラリーは討たれながらラムプをロカストに投げ付けたため、ロカストは全身焔に包まれて悶死し、サルーンも猛火に蔽われてしまった。辛うじて逃れたラリーとは、燃え上がるドウスン市を前に、新生涯に入るべく誓うのであった。非表 L0010

「黄金の世界へ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「黄金の世界へ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1928
製作会社 M・G・M映画
配給 MGM映画
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/1

エリカ・リバス(1974)

人生スイッチ

アルゼンチンで国内年間ランキング1位を獲得したオムニバス形式のブラック・コメディ。製作は、「オール・アバウト・マイ・マザー」のペドロ・アルモドバル。出演は、「瞳の奥の秘密」のリカルド・ダリン。第87回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。
ヴェイッコ・アールトネン(1955)

罪と罰(1983)

殺人を犯した青年の行動を乾いたタッチで描く作品。「白い花びら」のアキ・カウリスマキ、監督長編第1作。原作はロシアの文豪、ドストエフスキーの同名小説。出演はマルチ俳優として活躍するマルック・トイッカ、「愛しのタチアナ」までカウリスマキ作品の顔だったマッティ・ペロンパー、カウリスマキ作品の常連名脇役であるエスコ・ニッカリほか。1983年第1回フィンランド・ユッシ賞最優秀処女作品、最優秀脚本賞受賞。

ラヴィ・ド・ボエーム

パリを舞台に、3人の芸術家のボヘミアン生活を描く。監督・製作・脚本は「コントラクト・キラー」のアキ・カウリスマキ、原作はアンリ・ミュルジェールの小説『ボヘミアン生活の情景』(Scenes de la vie de boheme)、撮影はティモ・サルミネンが担当、音楽はセルジュ・レジアニが歌う「僕は飲む」、しのはらとしたけが歌う「雪の降る町を」などの既成曲を使用している。

NEW今日命日の映画人 12/1

シェリー・モリソン(2019)

無邪気な悪魔におもちゃが8つ

子供によって行われるショッキングな殺戮を描いたホラー。感化院の車が雪山で事故に遭い、護送されていた5人の問題児たちが脱走する。ロッジで冬を楽しく過ごそうとしていた大人たちに保護されるが、子供たちは彼らを残酷な方法で殺し始め…。【スタッフ&キャスト】監督:ショーン・マグレガー 脚本:ジョン・ダーレン 撮影:ポール・ヒップ/マイケル・シェア 出演:レイフ・ギャレット/ソレル・ブーク/ジーン・エヴァンス/シェリー・モリソン

愛のそよ風

『チェンジリング』のクリント・イーストウッドが初めて監督業だけに専念して制作したドラマ。不動産業を営む裕福な中年・フランクは、ある日ヒッピー風の少女・ブリージーと出会う。初めは自由に生きる彼女に苛立ちを覚えていたがフランクだったが…。【スタッフ&キャスト】監督:クリント・イーストウッド 製作:ロバート・デイリー 脚本:ジョー・ハイムズ 撮影:フランク・スタンリー 出演:ウィリアム・ホールデン/ケイ・レンツ/ロジャー・C・カーメル/シェリー・モリソン
マイケル・ライ(2019)

ルージュ(1987)

恋人を探すために現世へ戻ってきた美貌の幽霊の激しくも切ない恋を描くロマンチック・ファンタジー。監督はスタンリー・クワン。出演は、レスリー・チャン、アニタ・ムイ、アレックス・マンほか。2013年3月30日より、東京・シネマート六本木、大阪・シネマート心斎橋にて開催された「レスリー・チャン メモリアル」にてデジタル上映。

九龍の眼

悪質な爆弾犯人たちを追いつめる香港警察の刑事チェンの活躍を描くアクション。「ポリス・ストーリー 香港国際警察」の続篇で、監督・主演・原案・スタント監修は「サイクロンZ」のジャッキー・チェン(成龍)、製作総指揮はレイモンド・チョウ(鄒文懐)とレナード・ホウ(何冠昌)、製作はエドワード・タン、脚本はエドワード・タンとジャッキー・チェン、撮影はチョウ・イウゾウ(張耀祖)とリー・ヤウトン(李有棠)、音楽はマイケル・ライ(黎小田)が担当。出演はほかに「ポリス・ストーリー 香港国際警察」のマギー・チャン(張曼玉)、「プロジェクトA2 史上最大の標的」のタン・ピョウ(董驃)、「サイクロンZ」のクリスタル・コオ(郭錦恩)など。ビデオタイトル「ポリス・ストーリー2 九龍の眼」。