オーバー・ザ・ヒル

おーばーざひる
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

甞てサイレント時代に映画化されたウィル・カールトンの詩をトーキー化したもので脚色は「女性に捧ぐ」「我が心の歌(1930)」のトム・バリーと「肉と霊」「春を讃えよ」のジュールス・ファースマンの二人が当たり、監督は「春を讃えよ」のヘンリー・キングが受け持った。出演者の主なる顔ぶれは昔鳴らしたメイ・マーシュを始め、「悪魔の日曜日」のジェームズ・カークウッド、「バッド・ガール」のジェームズ・ダン、「モダーン西部王」「バッド・ガール」のサリー・アイラース、エドワード・クランドール、オーリン・ハウランド、「乗合馬車」のジョーン・ピアース、クレア・メイナードなどでカメラは「女性に捧ぐ」「春を讃えよ」のジョン・サイツ担当。

「オーバー・ザ・ヒル」のストーリー

シェルビー夫婦には男三人、女一人の子供がありました。妻は怠け者の良人に仕え貧しいなかに不平も洩らさず子供の養育にいそしんでおります。末弟のトミイは悪戯っ子である日学校で兄のアイザックが女の先生とキッスしている絵を描いて発見されますが卑怯にも彼はこれを中兄ジョニイのものにします。ジョニイは弟のためにこの罪を甘んじて引受けますが家に帰ってからもこのことで父に鞭打たれ母の慈愛に辛くも救われます。それから15年の月日が経ちます。あるクリスマスの前夜、成人して別々に暮らしていた兄弟たちが久しぶりで親の家に集まります。もちろんこの中には親孝子のジョニーもいましたが彼が相思の間柄であるイサベルを家まで送って行った時、帰途彼は酒密売者と役人との争いに出会います。そして驚くべきことにはその密売者中には自分の父も混ざっているのを発見します。ジョニーは父を庇って罪を引き受けそのため冷たい鉄窓の下に三年を送らねばなりませんでした。その刑期をようやく終えて村へ帰って来た時ジョニーが最初に聞いた言葉は「前科者」という罵言でした。そのうえたった一人の父親の死。けれども彼は悲しさと口惜しさのなかからある堅い決心をしました。そして大切な母親を長兄アイザックに預けて遠い北の国アラスカへ働きに行きます。ジョニーは毎月々々働いて幾らかの金をアイザックのもとまで送り母の面倒を見てくれるよう、くれぐれも頼みますが欲ふかな長兄はこれを残らず着服するのでした。そればかりかジョニーの消息が一時途絶えた時、彼は母親を厄介者扱いにして出て行けがしの態度をとりました。母親はそこで仕方なく丘の向こうの養老院へ引取られるように願い出ます。数年後ジョニーは成功をして村へ帰って来ます。そして愛人イサベルからすべての話を聞いた時さすが温厚な彼も憤激して長兄を捕らえて養老院から母を引取って謝罪させます。ジョニーの出現は母をどんなに喜ばせたことでしょう。やがてイサベルを加えてこの三人は仲良く暮らすことになりました。

「オーバー・ザ・ヒル」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「オーバー・ザ・ヒル」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1931
製作会社 フォックス映画
配給 フォックス支社
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/8

和久井映見(1970)

さんかく窓の外側は夜

ヤマシタトモコの心霊ミステリー漫画を「おじいちゃん、死んじゃったって。」の森ガキ侑大監督が実写化。幽霊が見える三角は除霊師・冷川と共に除霊をすることに。二人は一年前に起きた連続殺人事件の調査にあたるが、発見した遺体には呪いがかけられていた。除霊師の冷川理人を「伊藤くん A to E」の岡田将生が、霊が見える特異体質を持つ三角康介を「走れ!T校バスケット部」の志尊淳が、呪いを操る女子高生ヒウラエリカを「響-HIBIKI-」の平手友梨奈が演じる。

小説の神様 君としか描けない物語

相沢沙呼による青春小説『小説の神様』を「HiGH&LOW」シリーズの久保茂昭監督が映画化。真っすぐで繊細な売れない高校生小説家・一也と、同級生の人気女流作家・詩凪。そんな2人が編集者から下されたミッションは、協力して大ベストセラーを生み出すことだった。出演は「センセイ君主」の佐藤大樹、「キングダム」の橋本環奈、「初恋 お父さん、チビがいなくなりました」の佐藤流司。
稲垣吾郎(1973)

ばるぼら

手塚治虫が1970年代に発表した大人向け漫画を、稲垣吾郎&二階堂ふみW主演で手塚眞監督が実写化。ある日、人気小説家・美倉洋介は酔払った少女ばるぼらに出会い、家に連れて帰る。大酒飲みで自堕落な彼女だったが、美倉は奇妙な魅力を感じ追い出せずにいた。共演は「柴公園」の渋川清彦、「いちごの唄」の石橋静河。第32回東京国際映画祭コンペティション部門正式招待作品。

海辺の映画館 キネマの玉手箱

大林宣彦監督が20年ぶりに出身地である広島県尾道でメインロケを敢行、戦争や映画の歴史を辿るファンタジー劇。尾道の海辺にある映画館が閉館の日を迎え、日本の戦争映画大特集のオールナイト興行を見ていた3人の若者がスクリーンの世界へタイムリープする。大林作品に多数出演する厚木拓郎と細山田隆人、「武蔵 -むさし-」に主演した細田善彦が銀幕の世界にタイムリープし移動劇団『桜隊』の運命を変えようとする3人の若者を、『桜隊』の看板女優を「野のなななのか」「花筐/HANAGATAMI」と近年の大林作品を支える常盤貴子が演じる。第32回東京国際映画祭Japan Now部門にてワールドプレミア上映、大林監督に特別功労賞が授与された。

NEW今日命日の映画人 12/8

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