オータム・ストーリー

おーたむすとーりー
上映日
1983年9月10日

製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

白血病のため残り数週間しかない人生を精一杯に生きようとする少女。彼女と彼女の母親、政治家の三人が織りなすドラマ。製作は「フラッシュダンス」のコンビ、ビーター・グーバーとジョン・ピータース。監督は「マイ・ボディガード」のトニー・ビル。フレッド・マスタード・スチュワートの原作をデイヴィッド・セルツァーが脚色。撮影はマイケル・マーギュリース。振付は「ふたりでスローダンスを」(78)に出演したアン・ディッチバーンが手掛け、彼女自身も振付助手の役で出演している。出演は音楽も担当したダドリー・ムーアを始め、メアリー・タイラー・ムーア、キャサリン・ヒーリー、シャノン・ウィルコックスなど。この映画の企画は最初、75年にスタンリー・ジャフィがコロムビアで撮ると発表し、翌年ピーター・グーバーのプロデュース、アーサー・ヒラーの監督、ポール・ニューマン、フェイ・ダナウェイ、テイタム・オニールの出演に変更。その後、政治家役にジョージ・シーガル、バート・レイノルズ、ニック・ノルテイ、シルヴェスター・スタローン、母親役にオードリー・ヘプバーン、ジャクリーン・ビセット、少女役にクィン・カミングス、エリザベス・マクガヴァンとさまざまな俳優が候補にあがったりしたものだった。なお、アメリカでは、ユニヴァーサルが配給。

「オータム・ストーリー」のストーリー

下院議員選挙に立候補したカリフォルニア州議パトリック・ダルトン(ダドリー・ムーア)は、スティルマン邸で開かれている資金集めのパーティに出席するため車を走らす。場所がわからず、道路で鳥の死骸を集めていた少女に尋ねた。その少女ニコル・ドレイファスことニキ(キャサリン・ヒーリー)に不思議な魅力を感じたパトリックは、パーティに招く。彼女は母親のシャーロット(メアリー・タイラー・ムーア)と一緒に来た。化粧品メーカーを経営する資産家のシャーロットは、ニキをだしに彼女に金を出させようとする政治屋としてパトリックを見ていた。数日後、シャーロットから選挙運動に協力したいというニキの希望をかなえてくれたら、多額の資金援助をすると申し入れられた。だが、パトリックは断わる。「選挙運動に協力するのは大人になってからでもいい」というパトリックに、シャーロットは「あの子に将来はないの」と口をすべらす。パトリックは直接ニキに会い、彼女の口から白血病のためもう人生はわずかしか残されていないことを聞かされる。バレリーナ志望のニキは、踊りの練習を毎日つづけていた。その後、事務所でニキが有権者に投票依頼の電話をする姿が見られた。パトリックの妻ペグ(シャノン・ウィルコックス)は、夫の行動に不安を抱く。パトリックはぺグにニキのことを打ち合けるが、ペグを納得させることはできなかつた。シャーロットが開いたパーティに、ペグは息子ジェフと突然現われたりした。シャーロットはパトリックに「奥さんを苦しめたくない」という。シャーロットはニキと一緒にクリスマスをニューヨークで過ごすことにした。2人をLA空港に追いかけ、バトリックもニューヨークに。ニキが死ぬ前にやりたい事の一つである馬車に乗ったり、ニキのためにパトリックとシャーロットは模擬結婚式をあげたりする。パトリックは下院議員立候補者の特権を使い、ニキのためリンカーン・センターで上演されるバレエ「くるみ割り人形」出演のオーディションを振付師(マイケル・エンサイン)に承知させた。ニキの踊りは素晴らしく出演が決定。初日を翌日にひかえた舞台稽古の日、ニキは雪の精に扮してみごとな踊りを披露した。その帰り、体験したいことの一つである地下鉄に乗ってる途中に発作に襲われるニキ。「悲しまないで」というメモを残して、ニキは死亡した。悲しみを忘れるためシャーロットはフランスの片田舎に行く。パトリックは下院議員に当選した。

「オータム・ストーリー」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「オータム・ストーリー」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1982
公開年月日 1983年9月10日
製作会社 ポリグラム・ピクチャーズ作品
配給 東宝東和
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/13

キャンディス・アッコラ(1987)

デッドガール(2008)

学生たちが、廃墟となった病院に裸のまま繋がれていたいくら嬲っても死なない女に、凌辱を加える猟奇的なスリラー。2008年トロント国際映画祭などの映画祭で上映され、あまりにも異常な狂気が物議を醸した。監督は「チャーリー 世界一かわいい犬と僕が伝えたいこと」(未)のマルセル・サーミエント。さえない学生を「赤ずきん」のシャイロー・フェルナンデスが、さえない学生が思いを寄せる女子を「オン・ザ・ドール」(未)のキャンディス・アッコラが、何をされても死なない女を本作が映画デビュー作となったジェニー・スペインが、女が死なないのをいいことに好き放題し次第に狂気に陥っていく友人を「LOOPER/ルーパー」のノア・セガンが演じる。
シオバン・ファロン(1961)

ホワッツ・イン・ザ・シェッド

「ブラッドナイト」のフランク・サバテラ監督によるホラー。スタンの家にある小屋から怪しげな声が聞こえてくるようになり、不審者を追い出そうと小屋の中に入った者が次々に八つ裂きに。友人のドマーは、これで嫌な奴らに仕返しができると言い出すが……。出演は「X-DAY 黙示録」のジェイ・ジェイ・ウォーレンほか。特集『未体験ゾーンの映画たち2021』にて上映。

ハウス・ジャック・ビルト

第71回カンヌ国際映画祭に出品され、過激な描写で物議を醸したラース・フォン・トリアーの問題作。1970年代のワシントン州。建築家を志す独身の技師ジャックは、ある出来事をきっかけに、アートを創作するかのように、殺人に没頭するようになる……。出演は「マイ・ライフ・メモリー」のマット・ディロン、「エレニの帰郷」のブルーノ・ガンツ、「ニンフォマニアック Vol.1」のユマ・サーマン。

NEW今日命日の映画人 5/13

ドリス・デイ(2019)

ニューヨークの大停電

クロード・マグニアの舞台劇を、この映画製作者で「マーメイド作戦」のエヴェレット・フリーマンと「ベン・ハー(1959)」のカール・タンバーグが脚色、「恐怖の蝋人形」のハイ・アヴァーバックが監督したコメディ。撮影は「レッド・リバーのガンマン」のエルスワース・フレデリックスのニューヨーク・ロケ、音楽は「卒業」のデーヴ・グルーシンが担当した。出演は「おしゃれスパイ危機連発」のドリス・デイ、「プレイラブ48章」のロバート・モース、「大進撃」のテリー・トーマス、「アルバレス・ケリー」のパトリック・オニールほか。製作は、脚本担当のエヴェレット・フリーマンとマーティン・メルチャー。

おしゃれスパイ危機連発

「独身アパート」のフランク・タシュリンとジェイ・ジェイソンが脚本を書き、タシュリンが監督したコメディ。撮影は「華麗なる激情」のレオン・シャムロイ、音楽は「飛べ! フェニックス」のフランク・デヴォールが担当した。出演は「ただいま熱愛中」のドリス・デイ、「ハワイ」のリチャード・ハリス、「ねえ!キスしてよ」のレイ・ウォルストン、「アパートの鍵貸します」のジャック・クラシェンほか。製作はアーロン・ローゼンバーグとマーティン・メルチャー。