FBIモスクワに潜入せよ

えふびーあいもすくわにせんにゅうせよ
上映日
1965年2月5日

製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

実在の二重スパイをボリス・モロスがチャールズ・サミュエルとともに書いた「逆スパイの10年間」をジョン・カフカとバージニア・シャラーが共同で脚色、「シーザーの黄金」のアンドレ・ド・トスが監督したスパイ・セミ・ドキュメント。撮影はチャールズ・ロートン・ジュニア、アルバート・ベニッツ、ゲイン・レシャー、ピエール・ボアンカルドらが共同で担当、音楽は「ミスタア・パルバー」のジョージ・ダニング。出演は「バルバ」のアーネスト・ボーグナイン、「惨殺」のカーウィン・マシューズ、TVのコリーン・デューハースト、アレクサンダー・スコービー、グレン・コーベットほか。

「FBIモスクワに潜入せよ」のストーリー

映画のプロデューサー兼音楽家のミトロフ(アーネスト・ボーグナイン)は米情報組織CBIから目をつけられていた。ソ連生まれで米人の富豪ベンソン夫妻ら共産党員に知人があり、スパイにするには恰好の男というわけだ。ある日彼の助手のエイヴリー(カーウィン・マシューズ)が、映画制作上に重要なスタッフがつぎつぎにクビにされている、といってきた。ミトロフの抗議についてベンソンはソ連大使館の書記官クベロフの指図だという。そんなある日、CBIのサンフォード(グレン・コーベット)は、ミトロフがソ連スパイの一員にされようとしていることを知らされ、ミトロフに逆に米国の情報活動に加担するよう指示した。そして米政府の記録映画を撮影するという名目で西ベルリンに行かされることになった。それには信頼できる男をつけようといってくれたがそれがエイヴリーだったのには驚いた。CBI員だったのだ。西ベルリンのスタジオで、ミトロフ派旧知のベルグマンに再会した。2、3日して彼は突然東ベルリン人民裁判所に呼ばれた。東ドイツに対するベルグマンの反逆罪容疑の証人としてだった。心ならずも彼の証言でベルグマンは有罪を宣告された。その功で、ロズノワという女性からある件を依頼され、それを遂行したことの信用から、モススワに招待された。待っていた機会だ。見聞のすべてを持ち帰る義務がある。エイヴリーはもちろん行かれない。ミトロフを米国での情報網の中心におこうという計算らしい。ミトロフは厳しい適性テストを経、最後に彼は在米ソ連情報員の顔と特徴を誤りなく記憶させられた。その頃ベンソン夫妻がアメリカを脱出、東ベルリンにやってきた。ミトロフがCBIの手先だという彼の情報を聞いて、ロズノワは愕然とした。それを知ったエイヴリーは、電報でその危険を知らせ、ミトロフはモスクワを脱出した。「逮捕せよ」の命令のでた東ベルリンの警戒網を危うくくぐり、ホテルに辿りつき、情報の録音を済ませた。そのあと激しい銃撃戦にエイヴリーは重傷を負ったが、ミトロフの働きはソ連情報網に大きな打撃を与えた。

「FBIモスクワに潜入せよ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「FBIモスクワに潜入せよ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1960
公開年月日 1965年2月5日
製作会社 コロムビア映画
配給 コロムビア
レイティング
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダード

「FBIモスクワに潜入せよ」のみんなのレビュー

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映画専門家レビュー

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安井昌二(2014)

小梅姐さん

「炭坑節」や「黒田節」など多くの民謡をヒットさせ、NHK紅白歌合戦でも美声を聞かせた芸者出身の歌手・赤坂小梅の生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリー。生まれ育った筑豊や芸者修行に励んだ北九州など彼女ゆかりの地を訪ね、数々の記録映像や関係者へのインタビューを交え、歌一筋に生きた彼女の生涯に迫る。監督は『ハイビジョンふるさと発~有明海に生きるカメラマンの物語~』などのドキュメンタリー番組を数多く手掛けた山本眸古。ナレーションを「悪名」の水谷八重子、作曲・音楽アドバイザーを「上方苦界草紙」の本條秀太郎が担当した。赤坂小梅。本名、向山コウメは明治39年(1906)年4月、福岡県川崎町に9人兄姉の末っ子として生まれる。16歳の時に自ら芸者を志し北九州の置屋「稲本」に。通常1年間の芸者修行を3ヶ月でこなし、1年で芸者デビュー、“梅若”を名乗る。昭和4(1929)年、九州一円の民謡研究のため小倉を訪れていた野口雨情、藤井清水らに認められ、レコードデビューを果たし、同6年に上京。同8年、コロムビアから発売した「ほんとにそうなら」が大ヒット。以来、端唄、舞踊小唄などを含め、多くの流行歌や民謡をレコーディングしヒットさせた。NHK紅白歌合戦にも4回出場、その豪放磊落な性格から多くの文化人や政・財界人などに愛され、大衆から支持された。酒豪でも知られ、恰幅のいい体型が特徴的だった彼女は昭和56(1981)年4月、75歳で引退。晩年は民謡の普及や福祉活動に勤しみ、平成4(1992)年1月17日死去。享年85歳であった。

楳図かずお恐怖劇場 まだらの少女

人の憎しみが生み出す蛇の呪いの恐怖を描いた中篇ホラー。監督は「恋する幼虫」の井口昇。楳図かずお原作の同名コミックを基に、「ホラ~番長 稀人」の小中千昭が脚色。撮影を「着信アリ2」の喜久村徳章が担当している。主演は、「Last Quarter 下弦の月」の中村有沙と「TRICK  劇場版」の成海璃子。尚、本作は「楳図かずお恐怖劇場」の中で、「ねがい」と2本立公開された。楳図かずおデビュー50周年作品。