赤道

せきどう
上映日
1984年9月29日

製作国
フランス

ジャンル
サスペンス・ミステリー

ここが見どころ

未開の地アフリカに将来の希望を託して乗り込んだフランス男の夢と挫折と恋をサスぺンス・タッチで描く。製作はルイス・ウィプフ。監督・脚本・台詞・音楽は「ジュ・テーム…」のセルジュ・ゲンズブール、原作はジョルジュ・シムノン(“Coup de Lune”)、撮影はウィリー・クラント、編集はバベット・シ・ランダーヌが担当。出演はバーバラ・スコヴァ、フランシス・ユステール、ルネ・コルデホフ、フランソワ・ディレク、ジャン・ブイーズ、ジュリアン・ギオマール、ロラン・ブランシュなど。

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「赤道」のストーリー

1950年のアフリカリーブルビルの港。たった今、フランスからの貨物船が到着し、アングレーム市長である伯父の推薦状を頼りにやってきたティマール(フランシス・ユステール)が降り立った。エリートで将来を約束されていた彼が故国を捨てこの地にやって来たのは、自然の大地で、自分の可能性を碓かめるためだ。しかし、現地に着いた早々、彼の決意はゆらいでしまった。泊まることになったホテルは陰湿な空気がたちこめ、人々は無気力な表情を見せていた。マラリアにやつれた老主人ユジェーヌ(ルネ・コルデホフ)は無愛想だ。夜、蚊帳の張りめぐらされたせまい部屋で寝ついた彼の目の前に、一人のブロンド美人が現われた。彼女はティマールに近づくと、妖しい視線をなげかけ彼に体を重ねた。翌日、ティマールは、その女がアデル(バーバラ・スコヴァ)という名のドイツ女で、老主人の妻であることがわかった。一夜にして彼女のとりこになったティマールは、彼女の行動を追った。しかし、昨夜のことがうそのように彼女の態度は冷たく謎めいた部分が多い。やがて、ホテルの黒人のボーイが殺された。そのボーイはアデルが昼間口論していた相手だ。警察に呼ばれたティマールは、そこで初めてアデルとユジェーヌがフランスとドイツから追放されている身であることを知った。二人は婦女売買や麻薬密売といった危険な仕事に手を染めていたのだ。ティマールがホテルに戻ると、ユジェーヌは死んでいた。その後、殺されたボーイの兇器となった銃がユジェーヌのものであることが判明した。うんざりしたティマールは未開の奥地に進むとアデルに告げた。しかしアデルは彼をひきとめ、一財産できるいい仕事があるので二人で組もうと誘った。その仕事とは、森の奥の払い下げの土地を利用して、有益な開発地にするというものだ。その権利を更新するためには、ティマールの伯父の力が必要だったのだ。言われるままに伯父の協力を要請するティマール。全ては思い通りに進み、二人は、オグエ河の流れを逆上り、払い下げ地のある岬に向かった。途中で降り立った村で、アデルがどこへともなく姿を消した。数時間たって戻って来た彼女は、しかし何の説明もしなかった。再び船は出発した。太陽は容赦なくティマールを灼きつけ、アルコールに溺れていた彼は熱病にかかった。やがて回復したティマールは、リーブルビルからやって来た行商人から、例の黒人殺しの犯人が検挙されたことを聞いた。その男は無罪を主張しているという。ティマールは疑惑を抱き、とある村で彼女を問い質した。彼女は告白し、ティマールとのアヴァンチュールを夫に告げると脅されたので彼を殺したと告げた。ホテル・セントラルに戻ったティマールは、アデルが証人として裁判に召喚されることを聞いた。さらに、その村の林務官たちの多くがアデルと肉体関係のあることも知った。判決の日、ティマールは叫んだ。「犯人はアデルだ!」しかし、林務官たちが押え、黒人の絞首刑が決まった。フランスに向かう貨物船のデッキで、ティマールは悪夢のような出来事を反復し、すべてを忘れようとしていた。

「赤道」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「赤道」のスペック

基本情報
ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 フランス
製作年 1983
公開年月日 1984年9月29日
製作会社 コルソ・プロ=TFIフィルム
配給 ゴトーオフィス=デラ・コーポレーション
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/15

カロリン・ダヴァーナス(1978)

エスケイプ

エイドリアン・ブロディが製作総指揮、主演を務めたシチュエーションスリラー。大破した車の中で目覚めた男。脚を挟まれて身動きが取れず、記憶も一切失くしてしまった彼が、かすかな手掛かりを頼りに自分の正体と事件の真相を解き明かしていく。【スタッフ&キャスト】製作総指揮:クレイ・エプスタイン 製作:カイル・マン 監督:マイケル・グリーンスパン 脚本:クリストファー・ドッド 製作総指揮・出演:エイドリアン・ブロディ 出演:カロリン・ダヴァーナス/ライアン・ロビンズ/エイドリアン・ホルムス

A TIME OF WAR

近代戦でもっとも過酷な戦場のひとつ“パッシェンデールの戦い”を描いた戦争アクション。フランスで傷を負いカルガリーへ戻って来たマイケル軍曹は、陸軍看護師・サラの弟が喘息持ちであることを隠して兵隊に志願したことを知り、再び戦場へ戻るが…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本・出演:ポール・グロス 製作:フランシス・ダンバーガー 撮影:グレゴリー・ミドルトン 音楽:ヤン・A・P・カチュマレク 出演:カロリン・ダヴァーナス/ギル・ベローズ/ジョー・ディニコル/アダム・ハリントン
ニコラス・ハモンド(1950)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド エクステンデッド・カット

レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの初共演作となるクエンティン・タランティーノ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」に新しい4つのシーンを加えた10分拡大版。11月15日から2週間限定、全国4館で日本公開。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが初共演を果たしたクエンティン・タランティーノ監督作。1969年に実際に起きた、カルト教祖チャールズ・マンソンとその信奉者たちによる女優シャロン・テート殺害事件を題材に、ハリウッド黄金時代の光と闇に迫る。シャロン・テートを「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のマーゴット・ロビーが演じるほか、「Dear ダニー 君へのうた」のアル・パチーノ、「500ページの夢の束」のダコタ・ファニングが出演。

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