ヴァイキング

ばいきんぐ The Vikings
上映日
1958年9月20日

製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

西暦8世紀から10世紀の頃、スカンジナビヤ半島のフィヨルド地帯に砦をかまえ、ヴァイキング船をつらねてアイルランド、イングランド、南フランスなど一帯を荒らしまわった、悪名高い北欧海賊ヴァイキングの生活と戦いを再現するスペクタクル・ドラマ。エディソン・マーシャルのベストセラーである同名原作をカルダー・ウィリンガムが脚色し、監督は「海底二万哩」のリチャード・フライシャー。撮影は「失われたものの伝説」のジャック・カーディフ。音楽マリオ・ナシンベーネ。ロケは実際のヴァイキングの発祥地で行なわれ、3艘のヴァイキング船が復元された。出演者は「突撃(1957)」のカーク・ダグラス、「成功の甘き香り」のトニー・カーティス、「マーティ」、「黒い罠」のジャネット・リー、ジェームズ・ドナルド、アレクサンダー・ノックス、フランク・スリング等。製作ジェリー・プレスラー。

「ヴァイキング」のストーリー

西暦9世紀頃、北欧の海岸一帯はヴァイキングと呼ぶ獰猛な海賊の跳梁の場だった。歴代の海賊王のうちでも悪名高いラグナー(E・ボークナイン)は、イングランドに攻め入り、エドウィン王を殺し、エニッド王妃を欲情の牙にかけた。幾月かがすぎ、世継のない王位を、野心家エイラが継ぐ頃、王妃は海賊王ラグナーの子を生みおとした。神父ゴドウィンの勧めで、王妃はその男の児を手放さねばならなかったが、秘かにその頚に王家歴代の宝の剣の柄石をかけておいた。何年かがすぎて、エイラ王はノーサンブリアとの合併をもくろみ、その王の娘モーガナ(ジャネット・リー)と婚約しようとしたが、姫はこれを嫌った。エイラ王は一向意に介せず、八つ当りの末、従兄のエグバート卿を、前王に子があったとの噂をひろめた罪で追放した。海賊王ラグナーに助けられたエグバートは王の参謀となった。ヴァイキングの村にかえった一行を迎えた、ラグナーの子アイナー(カーク・ダグラス)は狡猾らしい英人のエグバートをきらった。ある日アイナーは鷹使いの奴隷エリック(トニー・カーティス)が無礼を働いたというので、これと争い、鷹のために片眼を失った。罪として巨大な岩蟹に対決させられたエリックは、行きのびた身体を、頚につけた宝石から彼をイングランド王の遺児と見抜いたエグバートに、引きとられた。そして、モーガナ姫をさらってきたアイナーの手から姫を奪って霧を利用し、巫女キタラの助けで船によってイングランドに脱出した。後を追ってきたラグナーは、船が転覆して捕えられた。船中でエリックと姫は愛情をかわし、エリックは頚にかけた首飾りを姫に与えた。イングランドについたエリックは、ラグナーをエイラ王に引きわたして、姫を自分にくれるよう頼んだが、エイラ王は計略によってエリックを筏にのせて海に流したラグナーを狼穴に投げこんで殺した。ヴァイキングの村にかえったエリックは仇敵であるアイナーと手を結び、イングランドに攻め入ってこれを占領した。モーガナ姫の虜われている塔に入ったアイナーは、姫に言い寄ったが、姫の心がエリックにあるのを知って怒った。姫は、神父から聞いたエリックの出生の秘密を語り、彼とエリックが異母兄弟なのを教えた。かけつけたエリックと、アイナーの間に激闘がはじまった。しかし、相手が弟であることに手のにぶったすきに、エリックの剣がアイナーを刺した。出生の秘密を姫に口どめして、アイナーは死んでいった。何日か後、アイナーの葬い船を見送るエリックと姫の姿が岸壁にあった。

「ヴァイキング」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ヴァイキング」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1958
公開年月日 1958年9月20日
製作会社 ブライナ・プロ映画
配給 松竹
レイティング
カラー/サイズ カラー

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 5/13

キャンディス・アッコラ(1987)

デッドガール(2008)

学生たちが、廃墟となった病院に裸のまま繋がれていたいくら嬲っても死なない女に、凌辱を加える猟奇的なスリラー。2008年トロント国際映画祭などの映画祭で上映され、あまりにも異常な狂気が物議を醸した。監督は「チャーリー 世界一かわいい犬と僕が伝えたいこと」(未)のマルセル・サーミエント。さえない学生を「赤ずきん」のシャイロー・フェルナンデスが、さえない学生が思いを寄せる女子を「オン・ザ・ドール」(未)のキャンディス・アッコラが、何をされても死なない女を本作が映画デビュー作となったジェニー・スペインが、女が死なないのをいいことに好き放題し次第に狂気に陥っていく友人を「LOOPER/ルーパー」のノア・セガンが演じる。
シオバン・ファロン(1961)

ホワッツ・イン・ザ・シェッド

「ブラッドナイト」のフランク・サバテラ監督によるホラー。スタンの家にある小屋から怪しげな声が聞こえてくるようになり、不審者を追い出そうと小屋の中に入った者が次々に八つ裂きに。友人のドマーは、これで嫌な奴らに仕返しができると言い出すが……。出演は「X-DAY 黙示録」のジェイ・ジェイ・ウォーレンほか。特集『未体験ゾーンの映画たち2021』にて上映。

ハウス・ジャック・ビルト

第71回カンヌ国際映画祭に出品され、過激な描写で物議を醸したラース・フォン・トリアーの問題作。1970年代のワシントン州。建築家を志す独身の技師ジャックは、ある出来事をきっかけに、アートを創作するかのように、殺人に没頭するようになる……。出演は「マイ・ライフ・メモリー」のマット・ディロン、「エレニの帰郷」のブルーノ・ガンツ、「ニンフォマニアック Vol.1」のユマ・サーマン。

NEW今日命日の映画人 5/13

ドリス・デイ(2019)

ニューヨークの大停電

クロード・マグニアの舞台劇を、この映画製作者で「マーメイド作戦」のエヴェレット・フリーマンと「ベン・ハー(1959)」のカール・タンバーグが脚色、「恐怖の蝋人形」のハイ・アヴァーバックが監督したコメディ。撮影は「レッド・リバーのガンマン」のエルスワース・フレデリックスのニューヨーク・ロケ、音楽は「卒業」のデーヴ・グルーシンが担当した。出演は「おしゃれスパイ危機連発」のドリス・デイ、「プレイラブ48章」のロバート・モース、「大進撃」のテリー・トーマス、「アルバレス・ケリー」のパトリック・オニールほか。製作は、脚本担当のエヴェレット・フリーマンとマーティン・メルチャー。

おしゃれスパイ危機連発

「独身アパート」のフランク・タシュリンとジェイ・ジェイソンが脚本を書き、タシュリンが監督したコメディ。撮影は「華麗なる激情」のレオン・シャムロイ、音楽は「飛べ! フェニックス」のフランク・デヴォールが担当した。出演は「ただいま熱愛中」のドリス・デイ、「ハワイ」のリチャード・ハリス、「ねえ!キスしてよ」のレイ・ウォルストン、「アパートの鍵貸します」のジャック・クラシェンほか。製作はアーロン・ローゼンバーグとマーティン・メルチャー。