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ジョージ・キャンベルの小説をジョージ・マーシャル監督が映画化した喜劇。脚色はアーヴィング・ブレッチャー。撮影担当はバーネット・ガフィ。音楽担当はジョージ・ダニング。出演するのはグレン・フォード、ナンシー梅木ら。
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「嬉し泣き」のストーリー
アンディ(グレン・フォード)は横須賀の米軍基地の報道カメラマンだが、マレイ(ドナルド・オコンナー)とランク、二世のスズキは部下として配属になった。カメラ班の本部は銀行の地下室で、ひどく居心地がわるい。そこへ、エンドウという独立映画のプロデューサーがとびこんできて、近く着手する超大作必要な撮影機材を借りたいという。マレイの発案で、寝ぐらを探してくれるならという条件でカメラとレンズを貸す話がまとまった。ある日、朝鮮戦線視察新聞記者団のインタビューで、アンディは大失言をやった。「祖国の人々だけでなく、我々は孤児院の子供たちのためにも、こうして戦っているのです」といったのである。折も折、エンドウが彼の従妹の家が空いているからと、アンディたちを柳枝荘へ案内した。ところが4人の女が入浴しているではないか。実はゲイシャ・ハウスで、従妹のチヨコらが予定より早く遠出から帰ったというわけだ。他の3人はハルエ、ハナキチ、コユキといった。エンドウに拝みたおされたチヨコは、アンディたちの同居を許した。さて、孤児院の話が大きくなり、司令官が夫人ともども視察すると言い出したのである。アンディたちも大あわて。だが、チヨコたちの機転で柳枝荘はたちまち孤児院に早変り、司令官は満足して帰って行った。やがて本国から巨額の寄付金が送られ、柳枝荘は正真正銘の孤児院に生まれ変わった。マレイとハルエ、スズキとハナキチが結ばれた。
「嬉し泣き」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1961 |
公開年月日 | 1961年10月24日 |
上映時間 | 110分 |
製作会社 | コロムビア(ウィリアム・ゲーツ・プロ)映画 |
配給 | コロムビア映画 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | モノラル |
「嬉し泣き」のみんなのレビュー
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今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/3
- ジェシカ・ビール(1982)
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世界にひとつのロマンティック
突然の事故で脳に釘が入ってしまったアリスは温厚な性格が一変し、衝動的な性格に。出逢ったばかりの政治家とセックスしてしまうが、政治家と奇病女子の恋愛は問題ばかりで…。カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019参加作品。 -
記者たち 衝撃と畏怖の真実
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NEW今日命日の映画人 3/3
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小梅姐さん
「炭坑節」や「黒田節」など多くの民謡をヒットさせ、NHK紅白歌合戦でも美声を聞かせた芸者出身の歌手・赤坂小梅の生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリー。生まれ育った筑豊や芸者修行に励んだ北九州など彼女ゆかりの地を訪ね、数々の記録映像や関係者へのインタビューを交え、歌一筋に生きた彼女の生涯に迫る。監督は『ハイビジョンふるさと発~有明海に生きるカメラマンの物語~』などのドキュメンタリー番組を数多く手掛けた山本眸古。ナレーションを「悪名」の水谷八重子、作曲・音楽アドバイザーを「上方苦界草紙」の本條秀太郎が担当した。赤坂小梅。本名、向山コウメは明治39年(1906)年4月、福岡県川崎町に9人兄姉の末っ子として生まれる。16歳の時に自ら芸者を志し北九州の置屋「稲本」に。通常1年間の芸者修行を3ヶ月でこなし、1年で芸者デビュー、“梅若”を名乗る。昭和4(1929)年、九州一円の民謡研究のため小倉を訪れていた野口雨情、藤井清水らに認められ、レコードデビューを果たし、同6年に上京。同8年、コロムビアから発売した「ほんとにそうなら」が大ヒット。以来、端唄、舞踊小唄などを含め、多くの流行歌や民謡をレコーディングしヒットさせた。NHK紅白歌合戦にも4回出場、その豪放磊落な性格から多くの文化人や政・財界人などに愛され、大衆から支持された。酒豪でも知られ、恰幅のいい体型が特徴的だった彼女は昭和56(1981)年4月、75歳で引退。晩年は民謡の普及や福祉活動に勤しみ、平成4(1992)年1月17日死去。享年85歳であった。 -
楳図かずお恐怖劇場 まだらの少女
人の憎しみが生み出す蛇の呪いの恐怖を描いた中篇ホラー。監督は「恋する幼虫」の井口昇。楳図かずお原作の同名コミックを基に、「ホラ~番長 稀人」の小中千昭が脚色。撮影を「着信アリ2」の喜久村徳章が担当している。主演は、「Last Quarter 下弦の月」の中村有沙と「TRICK 劇場版」の成海璃子。尚、本作は「楳図かずお恐怖劇場」の中で、「ねがい」と2本立公開された。楳図かずおデビュー50周年作品。