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- キルスティン・ダンスト
略歴 / Brief history
アメリカ・ニュージャージー州ポイントプレサンド生まれ。幼少よりモデルやCM出演。89年「ニューヨーク・ストーリー」で映画デビューを果たし、94年「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」で少女吸血鬼を熱演してボストン映画批評家協会賞助演女優賞を受賞。その後も「ヴァージン・スーサイズ」(99)「チアーズ!」(00)など順調にキャリアを伸ばし、「スパイダーマン」シリーズ(02〜07)のヒロイン役で人気を不動のものとする。2011年の「メランコリア」ではカンヌ国際映画祭女優賞を受賞。なお、日本のアニメ映画「魔女の宅急便」英語吹替版(98)で主人公キキの声を担当したことから、あだ名は“キキ”とのこと。
キルスティン・ダンストの関連作品 / Related Work
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パワー・オブ・ザ・ドッグ
制作年: 2021「ピアノ・レッスン」でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したジェーン・カンピオン監督が、ベネディクト・カンバーバッチ主演で描くヒューマンストーリー。第78回ベネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)受賞作。牧場を営む兄弟の家にやってきた、弟の妻となった未亡人の女性とその息子。二人を快く思わない兄は敵意をむき出しにするのだが……。2021年12月1日からのNetflixでの配信に先駆け、11月19日から劇場限定公開。 -
The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ
制作年: 201771年に「白い肌の異常な夜」として映画化されたトーマス・カリナンの小説を、ソフィア・コッポラが再映画化。世間から隔絶された寄宿学校に暮らす7人の女性は、負傷した兵士を屋敷に運んで手当てする。やがて彼女たちは、その男に心を奪われてゆき……。出演は「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のコリン・ファレル、「LION/ライオン ~25年目のただいま~」のニコール・キッドマン、「パーティで女の子に話しかけるには」のエル・ファニング。60点 -
ドリーム
制作年: 2017第89回アカデミー賞作品賞を含む3部門ノミネートのヒューマンドラマ。1961年、米ソが宇宙開発競争を繰り広げるなか、キャサリンは黒人女性初のNASA宇宙特別研究本部に配属される。白人男性ばかりの職場環境は劣悪だったが、彼女は職務に奮闘する。出演は、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のタラジ・P・ヘンソン、「ヘルプ 心がつなぐストーリー」のオクタヴィア・スペンサー、「ムーンライト」のジャネール・モネイ、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」のケビン・コスナー、「ギリシャに消えた嘘」のキルステン・ダンスト、「ムーンライト」のマハーシャラ・アリ。監督は、「ヴィンセントが教えてくれたこと」のセオドア・メルフィ。90点 -
アップサイドダウン 重力の恋人
制作年: 2012真逆の引力が働いている双子の惑星で、それぞれの星との交流が禁じられているにも関わらず、星も重力も境遇も異なる二人が恋に落ちるSFラブ・ストーリー。監督は、アルゼンチンの名監督フェルナンド・E・ソラナスの息子で、頭を買いに出かける頭のない男を描いた「L'homme sans tete」(未)が第56回カンヌ国際映画祭短編部門審査員特別賞を受賞し注目を集めるフアン・ソラナス。「メランコリア」「マリー・アントワネット」のキルスティン・ダンストが富裕層の住む上の世界の娘を、「クラウド・アトラス」「ワン・デイ 23年のラブ・ストーリー」のジム・スタージェスが上の世界の娘と恋に落ち命がけで彼女に会いに行く下の世界の男を演じる。70点 -
オン・ザ・ロード(2012)
制作年: 20121950年代のアメリカを象徴するビート・ジェネレーションの代表的作家ジャック・ケルアックが、自らの体験をベースに書き上げた青春小説の名作を映画化。奔放な人生を送る男と出会った若い作家が、放浪体験を通して人生を学んでゆく。出演は「ビザンチウム」のサム・ライリー、「トロン:レガシー」のギャレット・ヘドランド。70点