五代目坂東玉三郎の関連作品 / Related Work

1-35件表示/全35件
  • シネマ歌舞伎 桜姫東文章 下の巻

    四代目鶴屋南北による、恋の因果を描いた歌舞伎史上最もスキャンダラスでドラマティックな物語の下の巻。自分を襲った顔も名前も知らぬ男を思い続ける桜姫、あらゆる悪事に手を染める危険な男・権助、かつての恋人と姿を重ねて桜姫に執着する僧・清玄を中心に、各々の欲望が絡み合う。僧の清玄と悪党権助の二役を演じるのは片岡仁左衛門。そして清玄の道ならぬ恋の相手・白菊丸とその生まれ変わりの桜姫を演じるのは坂東玉三郎。今回シネマ歌舞伎となるのは、この演目で二人が最後に共演してから実に 36 年ぶりとなる令和3年4・6 月歌舞伎座公演。伝説の「孝玉コンビ」の復活に、コロナ禍にも関わらずチケットは瞬時に完売した。上の巻・下の巻ともに、本編冒頭に片岡仁左衛門、坂東玉三郎のインタビュー映像を収録。本演目に対する考えや、上演した際の想いなど、シネマ歌舞伎だけの特別映像が楽しめる。仁左衛門、玉三郎は編集協力として本作の制作にも参加、細部までチェックを行い、こだわりの詰まった映像作品となっている。
  • シネマ歌舞伎 桜姫東文章 上の巻

    四代目鶴屋南北による、恋の因果を描いた歌舞伎史上最もスキャンダラスでドラマティックな物語の上の巻。自分を襲った顔も名前も知らぬ男を思い続ける桜姫、あらゆる悪事に手を染める危険な男・権助、かつての恋人と姿を重ねて桜姫に執着する僧・清玄を中心に、各々の欲望が絡み合う。僧の清玄と悪党権助の二役を演じるのは片岡仁左衛門。そして清玄の道ならぬ恋の相手・白菊丸とその生まれ変わりの桜姫を演じるのは坂東玉三郎。今回シネマ歌舞伎となるのは、この演目で二人が最後に共演してから実に 36 年ぶりとなる令和3年4・6 月歌舞伎座公演。伝説の「孝玉コンビ」の復活に、コロナ禍にも関わらずチケットは瞬時に完売した。上の巻・下の巻ともに本編冒頭に片岡仁左衛門、坂東玉三郎のインタビュー映像を収録。本演目に対する考えや、上演した際の想いなど、シネマ歌舞伎だけの特別映像が楽しめる。仁左衛門、玉三郎は編集協力として本作の制作にも参加、細部までチェックを行い、こだわりの詰まった映像作品となっている。
  • シネマ歌舞伎 鰯賣戀曳網

    歌舞伎の舞台公演を高性能HDカメラで撮影した“シネマ歌舞伎”で、平成21年1月の歌舞伎座さよなら公演で上演された舞台を上映。中村勘三郎の愛嬌溢れる鰯賣猿源氏と、坂東玉三郎演じる謎めいた気品を漂わせる傾城蛍火が織りなす恋模様を綴る。シネマ歌舞伎だけの坂東玉三郎特別インタビュー映像も収録。
  • シネマ歌舞伎 廓文章 吉田屋

    歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラで撮影しスクリーンで上映するシリーズの第35弾。遊女の夕霧に入れあげ、勘当されてしまった大店の若旦那伊左衛門。夕霧が病に伏せっていると聞き、落ちぶれた身も省みず、伊左衛門は大坂新町の吉田屋へと向かうのだが……。伊左衛門を「シネマ歌舞伎 籠釣瓶花街酔醒」の片岡仁左衛門、夕霧を「シネマ歌舞伎特別篇 幽玄」の坂東玉三郎が演じる。2009年4月、歌舞伎座の舞台を収録。
    85
    • 感動的な
    • かっこいい
  • シネマ歌舞伎特別篇 幽玄

    映像監督など様々な分野でも活躍する歌舞伎俳優の坂東玉三郎が、『羽衣』『道成寺』『石橋』という能の代表演目を、太鼓芸能集団鼓童の太鼓の響きと融合させた2018年9月の博多座特別公演をシネマ歌舞伎として上映。本作でしか見られない特別映像も収録。
    85
    • 重厚感のある
  • シネマ歌舞伎 沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)

    歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラで撮影しスクリーンで上映するシリーズの一作。落城の混乱の中においても貫かれる母子の愛を綴る坪内逍遙作品。大坂夏の陣、徳川の軍勢が間近に迫り、正気を失った母・淀の方の姿を見た秀頼は、母を殺して自害しようとする。2017年10月の歌舞伎座公演を上映。出演は「シネマ歌舞伎 京鹿子娘五人道成寺」の坂東玉三郎、中村七之助。「シネマ歌舞伎 楊貴妃」と同時上映。
  • シネマ歌舞伎 二人椀久

    歌舞伎の舞台をHDカメラで収録、関係者のインタビューなど特別映像を交えた“シネマ歌舞伎”。玉三郎、勘九郎による、情感豊かで幻想的な舞踊「二人椀久」の公演を上映。上演月:「京鹿子娘五人道成寺」「二人椀久」2016(平成28)年12月、上演劇場:歌舞伎座
  • シネマ歌舞伎 京鹿子娘五人道成寺

    歌舞伎の舞台をHDカメラで収録、関係者のインタビューなど特別映像を交えた“シネマ歌舞伎”で、『京鹿子娘道成寺』を5人で踊り分ける豪華絢爛な公演を上映。鐘供養のために道成寺を訪れた白拍子の花子が、踊りを披露するうち、蛇に姿を変えていき……。白拍子の花子を坂東 玉三郎、中村 勘九郎、中村 七之助、中村 梅枝、中村 児太郎の5人が演じる。上演月:「京鹿子娘五人道成寺」「二人椀久」2016(平成28)年12月、上演劇場:歌舞伎座
  • シネマ歌舞伎 阿古屋(あこや)

    高性能カメラで歌舞伎を収録したシネマ歌舞伎第26弾。『壇浦兜軍記』の三段目にあたり、琴・三味線・胡弓を演奏する女形屈指の難役を坂東玉三郎が演じる。代官は平家の武将・景清の行方を知らぬと述べる景清の恋人・阿古屋に三曲演奏させ、真偽を確かめる。本作では2015年10月に歌舞伎座で上演された舞台を、作品を支える人々の姿を撮影した舞台裏の特別映像と合わせ収録。
  • シネマ歌舞伎 二人藤娘

    歌舞伎の舞台公演をHDカメラで撮影し、歌舞伎の面白さや美しさを捉えたシネマ歌舞伎の第21作目。2014年3月の鳳凰祭三月大歌舞伎昼の部で上演された、国外の錚々たる芸術家とも多く組み世界的な人気を誇る人間国宝・五代目坂東玉三郎と「ラスト サムライ」や「真夜中の弥次さん喜多さん」など映像作品にも進出する二代目中村七之助の二人が藤の精に扮した幻想的な舞踊『二人藤娘』を収録。美しい娘の姿をした藤の精たちが藤の花房のもとに現れ、恋する乙女心を艶やかに舞う。鳳凰祭三月大歌舞伎夜の部で上演された『日本振袖始』とともに、緊迫感溢れる本番前の幕の中など舞台裏の様子も盛り込み上映される。
  • シネマ歌舞伎 日本振袖始

    歌舞伎の舞台公演をHDカメラで撮影し、歌舞伎の面白さや美しさを捉えたシネマ歌舞伎の第21作目。2014年3月の鳳凰祭三月大歌舞伎夜の部で上演された、古事記や日本書紀に登場する出雲の八岐大蛇に題材をとった近松門左衛門の重厚な義太夫の舞踊劇を収録。人間国宝・五代目坂東玉三郎が妖しいまでに美しい姫の姿から八岐大蛇(やまたのおろち)へと変わり、2012年に襲名した六代目中村勘九郎扮する素盞嗚尊(すさのおのみこと)と大立ち廻りを演じる。鳳凰祭三月大歌舞伎昼の部で上演された『二人藤娘』とともに、化粧を施し役に向かっていく様子や緊迫感溢れる本番前の幕の中、早替わりなど舞台裏の模様も盛り込み上映される。
  • グランドシネマ 坂東玉三郎 日本橋

    2012年12月に上演された坂東玉三郎特別公演『日本橋』を映画化。歌舞伎役者としてだけでなく近代劇や映画など幅広い分野を手がける坂東玉三郎が、長年に渡り多くの舞台に携わってきた齋藤雅文とともに泉鏡花の名作を演出。日本橋の花柳界を舞台に、正反対の性格の二人の芸者と姉のおもかげを追う医学士、腐れ縁の情夫という4人の男女が織りなす人間模様を、泉鏡花ならではの美しさを大切にしながら描く。意地が命の芸者・お孝を坂東玉三郎が25年ぶりに演じるほか、「カミハテ商店」「花物語」の高橋惠子、「一生の?お願い」「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」の松田悟志、「透光の樹」「サード」の永島敏行らが出演。
  • シネマ歌舞伎 籠釣瓶花街酔醒

    吉原で実際に起きた事件を元に1888年に初演された名作歌舞伎。吉原の花魁と彼女に入れあげた田舎商人、花魁の情夫の人間模様を描く。出演は「座頭市 THE LAST」の中村勘三郎、「帝都物語」の坂東玉三郎、「最後の忠臣蔵」の片岡仁左衛門。HDカメラで収録した歌舞伎の舞台を映画館で上映するシネマ歌舞伎第18弾。
  • シネマ歌舞伎 高野聖

    泉鏡花原作の演目を、シネマ歌舞伎用に新たに舞台上で撮影。勧進の旅をする信仰心篤い若い僧と、魔性と聖性の二面性を持つ女のやりとりから、恐ろしくも美しい世界が描き出される。出演は「わが心の歌舞伎座」の坂東玉三郎、「ハードロマンチッカー」の中村獅童、「シネマ歌舞伎 女殺油地獄」の中村歌六。
  • シネマ歌舞伎 海神別荘

    泉鏡花原作で坂東玉三郎(「天守物語」)、市川海老蔵(「一命」)主演の舞台を“シネマ歌舞伎”として映画館で上映。地上の美女と結婚することになった海底の公子と、地上への未練を残す美女の愛憎を描く。鏡花ならではの美しいセリフとハープを交えた音楽が見どころ。演出も兼任した坂東玉三郎が思いを語る特別映像も同時上映。
  • シネマ歌舞伎 天守物語

    HDカメラで撮影した歌舞伎の舞台公演を、スクリーンでデジタル上映する“シネマ歌舞伎”シリーズ第15弾。異形の者たちが住むという白鷺城の最上階を舞台に、美しい異界の人とこの世の人間の恋を描き、泉鏡花の戯曲の中でも屈指の名作と呼ばれる『天守物語』を収録。出演は、坂東玉三郎、市川海老蔵、中村勘太郎。
  • わが心の歌舞伎座

    2010年4月30日をもって休場した歌舞伎座の全貌に迫るドキュメンタリー。監督は「シネマ歌舞伎特別篇 牡丹亭」の十河壯吉。ナレーションを「座頭市 THE LAST」の倍賞千恵子が担当する。2009年、歌舞伎座の建替えによる休場が決まり、歌舞伎座さよなら公演がスタート。刻一刻と休場へと向かう中、数々の名舞台が生まれていく。その舞台に出演した名優たちが歌舞伎座への想いを語る。役への一念、受け継がれてきた名跡と芸、初舞台や思い出の舞台、先達の言葉、さらなる目標へと向かう志……。稽古風景や楽屋の日常、美術・音曲・衣裳・かつら・床山・小道具など舞台の制作現場を捉え、さらには歌舞伎座の歴史を彩る物故俳優の思い出も交えながら歌舞伎の真髄に迫っていく。やがて16か月に及ぶさよなら公演も千穐楽を迎え、その翌日に一般非公開で修祓式が行われ、遂に2010年4月30日の閉場式が始まった。「都風流」「京鹿子娘道成寺」が演じられた後、総勢300名の俳優と溢れんばかりの客席の全員が想いを込めた手締式で歌舞伎座は幕を閉じる。そして俳優たちは、また次の舞台へと向かうのだった。2013年春、第五期歌舞伎座完成予定。
  • シネマ歌舞伎 蜘蛛の拍子舞

    建て替えのために2010年4月末で一時閉館する歌舞伎座のさよなら公演から、舞踊劇2作を“シネマ歌舞伎”として映像化。坂東玉三郎が美しく妖気漂う女郎蜘蛛の精を演じる「蜘蛛の拍子舞」。同時上映「身替座禅」。
  • シネマ歌舞伎 怪談 牡丹燈籠

    歌舞伎の人気演目として知られる三遊亭円朝・原作、三世河竹新七・脚色の『怪談 牡丹燈籠』。本作は平成19年10月の歌舞伎座で公演された『怪談 牡丹燈籠』の舞台映像をシネマ歌舞伎として上映するもの。台本は昭和49年に大西信行が文学座のために書き下ろしたもので、言語は口語に近く、人物像もより深く掘り下げられた笑いどころも満載の現代版となっている。演出は、戌井市郎。出演に仁左衛門、三津五朗ほか。
  • シネマ歌舞伎特別篇 牡丹亭(ぼたんてい)

    600年の歴史を誇る中国の昆劇の名作を、「天主物語」などの映画でも活躍する人気女形、坂東玉三郎が演じた舞台を収めたシネマ歌舞伎。蘇州での公演を中国語のセリフと歌で演じる玉三郎の迫真の演技に注目が集まった。第1部のドキュメンタリー篇「玉三郎16Days in 蘇州」と第2部の舞台篇「牡丹亭」の2部構成。
  • シネマ歌舞伎 刺青奇偶

    歌舞伎をHD高性能カメラで撮影しデジタル上映する“シネマ歌舞伎”シリーズ10作目。2008年4月に歌舞伎座で上演された公演を収録。博打好きの夫と不治の病を患う妻の心に染み入る夫婦愛を描く。出演は、シネマ歌舞伎「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の中村勘三郎、坂東玉三郎、シネマ歌舞伎初出演の片岡仁左衛門。
  • シネマ歌舞伎 ふるあめりかに袖はぬらさじ

    幕末、尊王攘夷が叫ばれる中、自害した一人の遊女が攘夷女郎として祀り上げられていくのに一役買った芸者の姿を描く舞台。2007年12月に歌舞伎座で歌舞伎として初上演された有吉佐和子原作の同名作品をHD高性能カメラで撮影。出演は坂東玉三郎、中村獅童、中村七之助、市川海老蔵、坂東三津五郎ほか。
  • シネマ歌舞伎 京鹿子娘二人道成寺

    歌舞伎を映画館で上映するシネマ歌舞伎シリーズの1本。歌舞伎舞踊の大曲『娘道成寺』を二人で踊る趣向の本作は、従来の『二人道成寺』を一新させる玉三郎の演出で話題となった2006年の作品。玉三郎が編集に参加し、映像ならではの工夫を加えて上映する。
  • シネマ歌舞伎 日高川入相花王

    2005年、”歌舞伎座“で上演された歌舞伎俳優・坂東玉三郎の2編の演目『日高川入相花王』と『鷺娘』を、ハイヴィジョン・カメラで撮影した舞台映画。主演は「天守物語」の坂東玉三郎。尚、本作は、歌舞伎の楽しさや素晴らしさをより多くの人たちに伝えようと企画された、”シネマ歌舞伎“の第2作として製作・公開された。安珍清姫の物語として知られる『道成寺』伝説を踏まえた浄瑠璃を、板東玉三郎が浄瑠璃人形に扮して清姫を演じた歌舞伎演目。2005年5月収録。
  • シネマ歌舞伎 鷺娘

    2005年、”歌舞伎座“で上演された歌舞伎俳優・坂東玉三郎の2編の演目『日高川入相花王』と『鷺娘』を、ハイヴィジョン・カメラで撮影した舞台映画。主演は「天守物語」の坂東玉三郎。尚、本作は、歌舞伎の楽しさや素晴らしさをより多くの人たちに伝えようと企画された、”シネマ歌舞伎“の第2作として製作・公開された。恋に迷う娘の苦しみを鷺の精に託して描いた長唄で、玉三郎生涯の傑作と評された歌舞伎舞踊。2005年10月収録。2019年6月21日よりサウンドリマスター版が公開。
  • ヨーヨー・マ インスパイアド・バイ・バッハ 希望への苦闘

    チェロ演奏の第一人者ヨーヨー・マ(55年生まれ)が、自身のライフワークである『バッハ無伴奏』の6曲を、6人の各界のアーティストとのコラボレーションによって新たに収録した映像作品の連作。製作は「グレン・グールドをめぐる32章」(監督)のニヴ・フィッチマン。日本の歌舞伎俳優、坂東玉三郎(監督作「外科室」「天守物語」、出演作「書かれた顔」ほか)とヨーヨー・マのコラボレーション作品。前半は本作を創造する過程での対話や収録風景、後半は玉三郎の舞をじっくりととらえる。玉三郎を敬愛するヨーヨー・マから送られた組曲第5番ハ短調のテープをもとに、当初はバッハの曲構成を理解するのに苦労する玉三郎だが、ヨーヨー・マとの対話で糸口をみつけ、そこから美しい舞を創造していく。監督は連作の製作も手掛けたニヴ・フィッチマン。撮影はユースト・ダンケルマン。編集はデイヴィッド・ニュー。振付も坂東玉三郎。96年度ダンススクリーン最優秀賞受賞。
  • 書かれた顔

    当代一の人気女形、坂東玉三郎に、スイスの映画作家ダニエル・シュミットが独自のアプローチで迫るドキュメンタリー。玉三郎の舞台のほか、彼が年増の芸者に扮した、『黄昏芸者情話』という劇部分が組み込まれている。製作は「スモーク」の堀越謙三とマルセル・ホーン。撮影は「今宵かぎりは…」以来シュミットの全作品を手掛ける名手レナート・ベルタ。録音のディーター・マイヤー、編集のダニエラ・ローデラーもシュミット作品の常連。共演は坂東弥十郎、「午後の遺言状」の杉村春子、日本舞踊の武原はん、舞踏家の大野一雄、玉三郎の監督・主演作品「天守物語」で共演した宍戸開、「写楽」の永澤俊矢など。また101歳になる現役最高齢の芸者蔦清小松朝じがインタビューを受けている。
  • 天守物語

    天守に住む魔性の女と一人の若侍の恋の顛末を描いたファンタスティック時代劇。原作は泉鏡花の同名戯曲。監督はこれが監督3作目になる坂東玉三郎で、舞台でも何度となく演じた富姫役で主演もこなしている。共演は94年の舞台版にも出演の宍戸開と宮沢りえ。殆ど天守のセットの中で物語が展開する。松竹創業100周年記念作品。
  • ナスターシャ ドストエフスキー「白痴」より

    ポーランドを代表する巨匠・アンジェイ・ワイダ演出、歌舞伎役者であり舞踏家の坂東玉三郎・主演の舞台劇『ナスターシャ』の映画化作品。ワイダは80年7月、南座で公演された『椿姫』を鑑賞し主演の坂東玉三郎に注目、かつてポーランドで自身が手掛けた『ナスターシャ・フィリポブナ』というドストエフスキーの長編『白痴』をベースにした演劇を、玉三郎主演で作り替えることを思い立った。89年3月その試みは東京下町の小劇場・ベニンサンピットで実現し、国際的にも高い評価を受けた。映画化作品は、94年4月1日~5月31日に催された『TAMASABURO PROUDLY PRESENTS NEW TRIAL CINEMA EVENT 1』(企画=シネマ・イヴェント実行委員会/主催=TOKYO FM/提供=オデッセー)のメイン・プログラムとして初公開され札幌を皮切りに全国で巡回上映され、その後10月29日~11月11日に都内の劇場でロードショー公開された(短編作品『「坂東玉三郎舞踏集」より「稲舟」』併映)。
  • 夢の女

    侍の娘ながら、娼婦に身を落とした女・お浪の儚い半生を描く。永井荷風の同名の初期小説を久保田万太郎が新派のために脚色した舞台用の台本をもとにしてモノクロームの映画で描いた、松竹=セゾングループ提携作品。「外科室」の坂東玉三郎が、再び吉永小百合を主演にして描く監督第二作。
  • 外科室

    麻酔を拒否して手術を受ける伯爵夫人と若き執刀医との隠された思慕の念を描く。泉鏡花の同名小説の映画化で、脚本・監督は本作が第1回作品となる歌舞伎俳優の坂東玉三郎。共同脚本は「とっておきVirgin_Love! 童貞物語3」の坂本典隆がそれぞれ担当。
  • 夢二

    大正から昭和にかけて活躍した画家・竹久夢二の幻想的な半生を描く。脚本は「光る女」の田中陽造が執筆。監督は「カポネ大いに泣く」の鈴木清順。撮影は「真夏の地球」の藤沢順一がそれぞれ担当。
    80
  • 帝都物語

    明治45年から昭和3年にかけて帝都・東京を壊滅しようと企む超能力者・加藤保憲と当時の著名人、渋沢栄一、寺田寅彦、幸田露伴らの戦いを描く。荒俣宏原作の同名小説第1巻から第4巻までの映画化で、脚本は「夢みるように眠りたい」の林海象が執筆。監督は「ウルトラマン(1979)」の実相寺昭雄、撮影は「蜜月」の中堀正夫がそれぞれ担当。
    70
  • 夜叉ヶ池

    山麓の鐘を日に三度つかなければ、夜叉ヶ池に封じ込められている竜神が暴れだすという言い伝えを破ったために、竜に村を滅ぼされてしまうという幻想と伝説の世界を描く泉鏡花の戯曲の映画化で、脚本は「十八歳、海へ」の田村孟と三村晴彦の共同執筆、監督は「はなれ瞽女おりん」の篠田正浩、撮影は「雲霧仁左衛門」の小杉正雄と「九月の空」の坂本典隆がそれぞれ担当。
    90
1-35件表示/全35件

今日は映画何の日?

注目記事